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大泣きしても

長かったお盆休みが終わった。
「やっと終わった」に近い

宇宙人の息子は、
8月から、新しい保育園に一時預かり保育で通ってみている。

前の園では
「お友達が多過ぎる」
こと
噛んでくる野性的なお友達がいる
こと
右向け右、左向け左向け、
みんな同じ行動をして、
団体から少しでも外れれば注意され、
先生に従う。
先生が絶対的立場
的な日本人らしい教育が合わなかったようだ。
よく考えたら、そりゃそうか、と納得。

親が現代社会に疑問を感じて
自分たちなりに好きなように生きているんだから、子どもも自由に生きたいよな。
型にはめてごめんなさい。
あなたは、型にはまるような個性ではなくて自由に伸び伸びしていたいよね。


ということで前の園は、
不登園となり

しばらく保育園を辞めて家庭保育にしていた。
が、親のほうが、疲れてきていた……
流石に24時間ずっと一緒だと自分の時間はない。
父と母で分担していたとはいえ、
個を消して子の望みを叶えたり行動をしているともうそれは毎日、いうならば時間を消費している感覚だった。
時間を潰すために公園に行く。児童館に行く。今日はどこへ行こうか?と考える余裕も無くなる。

この、個を、自分を、消すという行為はかなりきつい。
好きなようにスマホをいじったり
ボーっとすることも難しいのだ。

スマホをみれば、
何見ているの?と聞かれ
その一瞬のうちに何かをしでかしたり、
いなくなったりする。
宇宙人ペースなのだ。
たまたま
一時預かり保育という手もあることを知り近くの保育園に問い合わせてみた。
見学はOKということで早速見学へ。 

子どもは外で遊ぶときに裸足で遊び
プールの授業でも、水着でなくてもオーケー
なんなら、プールに入りたくない子は室内で遊んでいても良いし、
異学年保育を取り入れているので面倒を見てくれる年長のお兄さんや
お姉さんと遊ぶことができるとな。
本人は、それが嬉しい。
まだひとりっ子だからこそ、お姉さんとか自分より年上の存在が大好きらしい。

7月に見学へ行って
空きは無いですが、一時預かりなら少しはできるかも?
ということでまた2週間後ぐらいに気になって電話してみた。
この日はたまたま、
2024年の中でも最も縁起が良くて、何事も叶う日だったらしい。
そしたら、本当に叶った。
「7月で退園する子が居て、受け入れできるようになりました。
なんというか、すごいタイミングです。」
と言われた。
暦とか日取りとか気にしていなかったけれど
こんなことってあるのかと感じた日。

そして一時預かり保育が始まったのだ。 
週に2日だけでも、見てくれていることが
ありがたく、助かるのである。

本人は
保育園、行きたくないと
大泣きしてみたり
お腹痛いの…
と言ってみるが、行ったら行ったで
給食を2回おかわりして、
おやつが美味しいと美味しいダンスを踊って表現するらしい。
家だとあんなに食べないのにね。
園だと食べるあの現象に名前をつけたいぐらいだ。



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