ネガティブなエネルギーを俯瞰する。
今年は新しいいくつもの学びに飛び込んだ年だった。
今までの自分の当たり前は何だったんだろうと思うくらい、学び通り実践してみただけで、世界はガラッと驚くほど変わったし、あまり関わる事がなさそうな方々と時間を共有できたのもこの上ない幸せだった。
自分に優しく生きてこなかった私。
同じことを他の人にしたら、きっと即病気になるか即消えてる。
それくらいぞんざいに扱い、自分をいじめてきてしまった。
日々の他愛もない自分の望みすら聞かず、無視したり。
数年に1度は自分の中で大きな出来事が起きてはいたけれど、見て見ぬふりだったから、きっと試練と呼ばれるようなことが起きたのだと今年腹落ちさせられた。
ネガティブな感情に振り回された日々をどう過ごしていたか。
ちょっと油断すると、思い出したくもない言葉や場面がフラッシュバックしてしまい、そこからネガティブ劇場が始まる。
振り回される → どっぷり浸かって沼にはる という状況に変わり、そこから出るのにたくさんのエネルギーを使う。
ここは、どうか、どうか耐える。
仕方ないもんね、その渦の中にいる時は、どうあがいても抜けられない事があるから。
ここは、とにかく仕方がない時間をうまく過ごすしかない。
そして感じて、戻って、感じて、戻ってを繰り返していくと必ず抜ける。
それを幾度となく繰り返した。
毎日毎日、幾度となく。
最初の頃は毎日泣いていたし、この悔しさと辛さをぶつける場所がなくて、この世からいなくなってしまいたいと思っていた。
ある日、自分の気持ちを整理してこれでおしまいとしていたはずの気持ちが1度爆発してしまったことがあった。
整理なんてそう簡単にできないし、しなきゃいけない訳じゃないのに、さらに自分を頑張らせてしまったんだと思う。
その時期だったかな、あり得ないほど髪がごっそり抜けてしまって、悲しくてむなしくて、どうしようもなかった。
(今は治療中、少しずつ改善されてきています)
話は戻るけれど、その一度蓋をした気持ちが溢れてしまって大爆発した後、サーっと大きな何かが引いていって、日々の生活に凪のような時間がちらちらと現れる時間が増えていった。
何が、と言われても思い出せないのだけれど、大きな大きな感情の詰まりが取れたんだと思う。
それ以来、嫌な感情が出てきた時は、俯瞰して捉えることができるようになった。
自分の感情を外にワーーーーーー!っと出すこともなくなった。
不思議なことに、子供が産まれてからあれだけ毎日イライラしていた自分も、いなくなっていた。
そりゃ時々「おい!」って思うことはあっても、良い気持ちじゃない感情にすぐ気付けるし、長くは全く続かない。
良い気分でいることに頑張った時期が過去に会った。
簡単そうなのに、全く出来やしない笑
いつもワクワクしてるとか何?って勘違いしていたから。
今なら思える。
感情にその都度気付いて、手放していくだけで良いのだと。
ポジティブが正しい、じゃないんだなと。
去年まではここに気付けなかったし、何か大きな事が起きないと、一生わからなくて、辛い日々だったんだろう。
だからこそ、ネガティブな出来事は変われるチャンスだと思える。
人生、何も起きなきゃいいなんて思っていたけれど、何かがあるから前に進める。
間違いないです。