気が良い人、気が良い場所に触れる。

何だか疲れたな、と思った時はあまり自分には適さない場所にいたり、人といたり、が原因かもしれない。
こんなことを考えたことなんてない人生だったけれど、自分に向き合うようになって、色んなことに気付けるようになった。
外側にエネルギーを注ぎ続けていると、本来誰しもがわかっているようなこともわからず終わってしまうんだなあ。
だいぶ損してたなあ。
なんてね。

日々適当に流されて、言われたことを真に受けて悩んで、自分の環境を嘆いて。
驚くくらい自分を責めて責めて責めて、首をぎゅっとして。
全部外側の影響なんだから！って開き直ってもなお、苦しい状況は変わらなくて、表面上は良い感じに繕って。
過去の自分なんてどうしようもないやつだし、一つもいいところないし、やってきた全てを許せずに生きてきた。

文字にすると、本当に酷い。
これを家族とか身近な友達にしていたら、完全にアウトだもん。

それでもきっと、自分がよりよい方向へ行くように何かの流れに乗りつつきたんだろうなとは思う。
今の自分を俯瞰していると、自分をまず優先するようになったし、自分だけ我慢することもしない。
だから、どう考えても今が最善。
これからも、落とされるような出来事があっても、それが最善への布石。

自分に向き合うために、私はより自分が心地よい事を日々少しずつ追求してきた。
それは嫌な心地の断捨離だった。
少しずついらないモヤモヤを削ぎ落していくと、どういう時に心地よくなるのかがわかった。
それは、気が良い人に触れることと、気が良い場所に身を置くことだった。

別に実際会える人ではなくても、素敵だな、聞いていて、見ていてとっても心がスーッと気持ちよくなるな、という人の発信を見るとか。
あの場所で食べるのは嫌だな、こっちのお店が良いな、とか。
そういうちょっとしたこと１つ１つに意識を向けるようにしている。
逆を言えば、そう思わないものには触れない。
情報を流しっぱなしにしない、取りに行かない、自分に全く関係ない人のネガティブな話に思考でも言葉でも同調しない。

先週末に、キッチン全体の拭き掃除と、冷蔵庫などの掃除をした。
やっぱりそれだけでキラキラとして見えるし、実際たまったネガティブみたいなものも一掃されるんだろうなと感じる。

あと少しで12月。
家の中の気も良くなるように日々整えていきたい。