受け止めてくれる誰かさん

たまにやってくる、気分がさえない期間。
アガったと思えばまたすぐ下がるときもあるし、
しばらく調子のいいときもあるし。

そんな今日。
仕事は相変わらずリモートワークで、面倒なことがSlackの通知でバンバン来るんだけど、その中にしょうもない雑談もあって。
結構こういうの好きだったりする。
むむむ・・・ってできた眉間のシワがふと緩む瞬間。
ホントに大したことないんだけど、会社だと立ち話にしてもちょっと長くなっちゃうんだよね。
だから、30秒くらいで済んでスタンプで締められる、ちょっと心が軽くなるコミュニケーションて結構大事だしとっても有効。

それで思い出した。

昔、今の会社に正規で入るかどうか瀬戸際だったころ。
そのときは私が希望すれば入社できることがほぼ確定していて、あとは返事すればいい状態で、入社をすごく迷った。
今でこそホワイト企業になったけどその頃は超絶ブラックから、そこそこブラックにちょっと変化したくらいで。
このまま入社したところでやっていけるのか不安だった。
それで2000年代初期にチャットが流行ったのを思い出して。
レンタルチャットとかって個人のページにあったりして。
「〇〇さんが入室しました」って出るんだよね。
誰でもいい、誰かに話を聞いてほしくて深夜に適当に検索して出て来たチャットに入った。
すぐ誰かが反応してくれて、入社するか迷ってること、入社したところで非正規とあんまり給料変わらなくて、ブラック企業なんて入って大丈夫かってグチグチしゃべってた。
相手の人は多分男性じゃないかなと思うけど、どんな人か全くわからない。
でも、「そうなんだー」「それやばくね?入って大丈夫なの?」ってずっと相槌を入れてくれてた。
結局その後にいろいろ迷って入社を決めたんだけど、会社が成長するにつれて法令違反するようなところは見直したし、急速にホワイト企業化して今はとっても働きやすい会社になっている。
入社時と今と、給料は支給額で言うと15万くらい上がった。
入ってよかったって今は思ってるんだけど、あのときチャットで私の愚痴に相槌を入れてくれた人、とっても感謝してる。
その時の何かが解決したわけじゃないんだけど。
SNSみたく固定のアカウントじゃないし、匿名掲示板とも違ってどんどん会話が流れていくし。
本当に一瞬の出会いなんだよね。

最近noteを始めて取り留めのないことを長文で残すようになったけど、ダッシュボードをみると200ビュー以上の記事がある。
そんなにたくさん見てもらえることは想定していなかったからちょっとびっくりしている。
でも、あのときチャットで相手してくれた誰かみたく、私のしょうもない話も誰かの気休めになればいいかなと思って、noteも継続中。

どこまで続くかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?