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イヌの台詞 26~イヌとネコ 2 の巻~
異なった種であるにもかかわらず、ヒトの世界に入り込み、ヒトと一緒に暮らすことを選んだ生き物というと、やっぱりイヌとネコですよね。そして、この二種の生き物はきわめて対照的な性格であることも事実です。
それゆえ、「イヌ派」と「ネコ派」の論争になったり、「どっちが好きか」などと比較されることもよくあります。
簡単に言うと、イヌはヒトに従順でナツキマスが、ネコは気まぐれで
ヒトの言うことをきかない、と言われています。しかし、ウチにいるベリーとニャンを見ている限り、どうも違うのではないかという気がします。
私の仕事場のビニールハウスに入れると、全く違うことが起こります。ベリーは相手をして遊んでやらないとイジケますし、知らない人が来ようものなら大騒ぎ-困ったものです。
それに対し、ニャンは椅子の上でほとんど眠っているのみで、たまに膝の上に乗ってくることがあるくらい。ウチのニャンに関する限り、決して私の作業の邪魔をすることはありません。
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イヌが従順(?)と言われますが、ウチのベリーを見ている限り、それは当てはまらないようですね。コイツは自己主張が強く反抗的、その上、ヤンチャでワガママなヤツですよ。しかし、そのことは同時にコイツの魅力でもあるのですね。イヌがいつまでも子供のようにカワイイ所以なのです。
それゆえ、「あなたはイヌとネコ、どっちが好きですか?」と聞かれたなら、私は「どちらも好きですよ」と答えるしかないのですよ。
気持ちが落ち込んでいる時はイヌと遊んでいたいし、静かに一人でいたい時はネコが側にいて欲しいのですね。どちらもヒトの心を癒し、やさしくしてくれる動物なのですよ。