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ランニングコスト最安ベランダ菜園とらのまき
ランニングコストには、手間とか、時間とかも含みます。知育にもいいよ。
用意するもの
初期投資は、わりとかかります。私の紹介するものは初期投資高めランニングコスト安めが多いことで知られてますが、これもそんな感じです。
3個買ってください。1個を直おき、2個を棚などで上下に置き下をキエーロにしたらいい感じです。
ローテーションして、1個は常にキエーロにします。ホムセンに鉢あるやろ、みんな思いますが、結局この四角、結局このスリットポットが一番使いやすいです。
受け皿もアマゾンで32サイズのを3個買ってください…液肥が漏れるのでないと困ります…
最初に必要なのは1個ですが、苗作り土作りする期間があるので、とりあえずキエーロを作るごとに1個ずつ買いましょう。
作物にも、キエーロにも、原則覆いをかけましょう。虫除け鳥よけ防寒保温。あったほうがいいです。
キエーロの管理
まず、スリットポットにリサイクル剤を1袋入れます。不織布を切りしっかりと覆いをかけてクリップで留めます。
これに、食べ残し、野菜くず、卵の殻、肉魚の骨、汁を切って全て入れます。生ゴミはなんでも入りますが、腐敗したものは入れないようにしてください。混ぜます。表面に生ゴミが出ないよう全て埋めておきましょう。
不織布をかけますが、小蝿の幼虫は沸くことがあります。特に夏。だから原則ベランダで管理してください。小蝿の幼虫は沸いても問題ないです。ビジュは最悪ですが、野菜には優しいので………コガネムシの幼虫が沸くようでしたらオーガニック農薬の項目を見てください。
まず苗作りと平行した土作りとして、このキエーロをできるだけいっぱいにします。というか、まずこの土作りをしばらくします。
苗作り
まず、育苗ポットとバーミキュライトを買います。育苗ポットは容器の底面に水を張り水遣りをします。水がなくなってたら水を足しましょう。
これは室内で育てたほうがいいので室内で育てます。発芽適温とか種の裏面に書いてあることが多いのでそういう気温のところに置いておきます。
育苗する種とばら撒く種とあり、カブとかニンジンとかタマネギとかレタスとかはばら撒きます。一度YouTubeで検索するといいと思います。
育苗する場合、セルトレイにバーミキュライトを入れてべしょべしょに濡らし、育苗ポットのひとつのマスに種を(種はダイソーで売ってます)3粒撒いて、出てきた芽を育てて最終的にひとマス1本にします。3つ全て生えない場合がありますが、めげずにもう一度撒きます。
種には好光性、嫌光性があります。光が嫌いなものには、新聞紙で覆いをかけましょう。紙ならなんでもいいです。
苗がホームセンターの苗くらい大きくなったら植えます。
定植、成長
まず、キエーロの土を半分別のスリットポットに入れます。残ったスリットポットは新しいキエーロになります(なので、ここでリサイクル剤1袋を購入しましょう)
これを半分に分けて上からかけます。
苗を植えます。植え方は、検索して動画を見ましょう。原則不織布をかけて、定期的に水遣りをします。
仕立てとかは、おいおい……………
水遣り
まず、ダイソーの900ml瓶(セリアでもいいよ)に、防除酢を作ります。
一番安いお酢900ml
にんにくまるまる1個
安い唐辛子10g
にんにくをほぐして全てセリアの瓶に漬けます。
これを水で100〜500倍に希釈して水遣りします。だいたいでいいです。直でジョウロに入れて、混ぜて遣ります。母は測ってません。入れ過ぎたら枯れます。
虫がすごい、病気がすごい
原則、これだけやって虫がすごかったり病気がすごかったりするベランダは、引っ越さない限りどうにもなりません。
オーガニック農薬を使いましょう。
農薬は用法用量使用期限を守り(パウチになってるので簡単です)説明書を全て読み、使用しましょう。これと同じ成分の大袋のオーガニック農薬に土壌消毒の項目があるので、土壌消毒も可能だと思いますが、ちょっとめんどくさいので、虫などは手で取り、水に漬けるなどして殺しましょう。ウー殺生一蓮托生。
土壌消毒は、残暑の厳しい時に鉢全体をビニール袋に入れて数日から1ヶ月放置すると消毒されます。
冬の寒のときに、こういったものに土を薄く広げとくのもアリです。
残暑の頃と寒の頃は植え替えの時期です。是非土を消毒して、クリーンな土をを使い回しましょう。
追記です。農薬を使用したら耐性つく件や、そもそも生ゴミ堆肥は虫が来る問題とか、あるみたいです。
環境がほぼ全てです
発酵食品でもそうなんですが、駄目だったときと同じ条件で同じことをしたら、だいたい同じ失敗をします。家の全ての場所で駄目ならその家で駄目なんです。
それでも駄目なら、農薬を適切に使用して乾かし、可燃ごみとして捨ててください(土壌消毒で検索してください…)
植え付け毎のお手入れ
植え付けるごとにキエーロを毎度新たに作り、使った土は使いまわします。一度ガーデンシートに避けて根などを取り、キエーロの中身をまた半分に分けて、その上に土を乗せましょう。
土が足りない場合は、足りない分培養土を上からかけます、
新しいキエーロを作る前に空いた鉢に枯れた残骸や根などを全て入れて、乾燥させます。このときは覆いをしません。カラカラにします。それを鉢の底にキュッキュと押し込んで、リサイクル剤を上にかけて新たなキエーロにします。
そして、新たな苗を育苗ポットで作ります。
最後に
コスパとはなんだったのか………そう思うかもしれませんが、家で野菜ができる喜びと家計への貢献度とかを見たら、かなり嬉しくなるかと思います。
ぜひ、ベランダ菜園をつくりましょう!