大糸線の旅~2024春~
はじめに
2024年4月、休みを生み出すことに成功した私はどこかへ出かけるチャンスを得た。出かける候補をいくつか考えたが、昨年11月に乗った大糸線が忘れられず、再び大糸線を乗りに出かけた。
※写真はデジカメとスマホで撮っている。撮影を重要視しているわけではないのでブレていたり反射している。
大糸線概要
大糸線の路線図は下記。素晴らしい路線過ぎて路線図を作成してしまった。
松本→信濃大町
松本を出発して数分で安曇野の田園地帯と壮麗な山々が見えてくる。
水をはりだした田んぼに映る山々がきれいだった。田んぼが鏡のようであった。
アルプスの山々にすっかり癒される。
信濃大町駅にて
信濃大町駅で25分程度停車時間があったので下車する。
※普通乗車券の場合は途中下車することは出来ないが、私は今回「信州ワンデーパス」というフリー切符を使ったため途中下車した。
信濃大町→南小谷
信濃大町より先は仁科三湖と呼ばれる、木崎湖・中綱湖・青木湖が広がっていたり白馬岳をはじめとした雄大な山々が間近で見ることができる。
湖が見えてきた。
空の色をそのまま映したような真っ青な湖と周りの雪山のコントラストが美しかった。
しばらくすると姫川も見えてくる。
景色に感嘆しているうちに南小谷に到着する。
南小谷駅にて
ここより先はJR西日本へと運行が変わる。列車もバスのような車体に乗り換える。
発車まで少し時間があったのでお昼ごはん。
松本駅で購入した駅弁を食べる。
素朴な弁当。
大糸線にはこういった素朴な弁当が似合う。山菜の煮物や炊き込みご飯など、春を感じられるものばかりで美味しかった。
南小谷→糸魚川
地元住民は乗せずに観光客だけを乗せた列車は出発した。もはやローカル線なのか観光列車なのか分からなかった。
南小谷を出発すると、険しい山の隙間をぬうようにして進む。
面白い駅名もある。
前の席に座っていた年配の旅行集団。酒を飲みながら盛り上がっていた。随分と楽しそうだった。
その話し声と、移り行く山の景色が私をすっかり懐かしい気持ちにさせた。
あっという間に糸魚川に着いたが、降りたくなかった。とても良い雰囲気の車内だった。
最後に
皆、大糸線に乗るべきである。特段何かあるわけではないが、どこか懐かしいと感じる車窓がずっと続いて飽きない。日本にまだこんなところがあったのか!となること間違いなし。
ただし、南小谷から糸魚川まで1日7本しか運行されていないので要注意。
鉄道紹介
・松本~信濃大町~南小谷
(参考)
・南小谷~糸魚川
大糸線の旅以上
※旅・写真(写真内文字も含む)・文:ベルンハルト・ツネヒコ
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