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土曜エセエッセイ|幸せのスパイス(第1回)

「雪がなけりゃラブレターも書けないわ!!」

インスタグラム(@ベルンハルト・ツネヒコ)で更新している「幸せのスパイス」の内容をこちらでも更新します。(というか、note版が正規だと思ってください。インスタは相当字数削ったりしてるので。)どうぞよろしく。

今年の冬は本当に雪が少ない。私は雪が嫌いなので良いのであるが、このまま雪が少なくなってしまいそうで少し不安。菊池桃子の「雪に書いたラブレター」なんて十数年後には状況が通じなくなっていたりして。これから、ラブレターは雪ではなく砂に書くのが当たり前になるかもしれない。って、何の話をしているんだ、ワタシは…

テレビと私


最近のテレビはつまらないといわれているが、それは本当に正しいと思う。最近は内容も似たりよったりでつまらない。バラエティは、スマホでバズった映像を垂れ流すか昭和と令和の比較。こればっかりだ。プリンセス天功の大脱出とか放送しないワケ??つい最近まで、テレビの屋上であんなにUFO呼んでたじゃない!!「ユンユン」とか謎のおまじないで、またUFO呼んでよ!!それに、覚えていないだろうか。数年前、アナログから地デジに移行するとき、あれほどお祭り騒ぎをしたではないか!!各番組特集を組んで楽しく盛り上がったのに!!最近のテレビは私は本当に悲しい。それでも見続けるけれど。なぜならば、私はスマホと物凄く相性が悪いからだ。

ケータイと私

人々に波というものは付き物である。私はとりわけ、「ケータイの波」というものに左右されやすい。私は時々、無性にガラケーに憧れることがある。といえのも、スマホやSNSというものは人間にとって悪そのものだという、心の片隅に抱えている思いが時々爆発してしまうのだ。しかし、その場の突発的な感情でガラケーに機種変更するわけにもいかない。そんな理由で変更すれば、ケータイショップのいかにもメカに詳しそうなチェック柄シャツの男に鼻で笑われるだろう。(偏見が過ぎました。ごめんなさい)そこで困る私は、スマホから電話やメール以外の全てのアプリを削除してみる。結局残るのは、電話とメールと電話帳とカメラだけ。まさに見た目はスマホ、中身ガラケーと理想の状態に仕上がった。が、これで快適に過ごせるぞ、と意気込むのもつかの間。今度は、逆にスマホが気になってくる。誰からもメールが来ないはずなのに、何度もセンターに問い合わせてしまう。アプリがない画面を長時間見つめて満足する。そうしているうちに、従来よりスクリーンタイムが延びていました…
結局はスマホというものから解放されない。ずっと縛られていく今後を考え、若干気を落とす。そして、諦めのとき。削除したアプリをインストールしなおし、ログインし直す。(このログインし直すのが本当に面倒くさい。)
という過程を、私はもう20回近くやっている。書いていても本当にバカバカしい。ただ、アプリを削除しているとき、毎回思うのだ。「今度こそいける!今度こそノースマホ生活ができる!!」、と。

ただ、冷静になるとガラケーというものもそそられない。現代を生きる私にとって、乗り換えアプリと地図アプリは必需品。この2つがなければ生きていかれない。ああ、完全にスマホに依存している私。スマホとの付き合いはもしかしたら人との付き合いより難しいかも。 

(2025.01.25 更新記事)
☆表紙画像は2024年の桜です

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