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労働局と交渉しよう!専業主婦からドイツで就活の第一歩②

前の記事の続きである

私は2023年11月末の金曜日に、交渉の末ドイツ語学校を労働局が全額負担してくれるという書面を手に入れた

語学学校は国と連携されている指定された学校の中から自分で選ぶ形式だ
初めての事だらけ
Google翻訳を駆使しながら、一番早く始まるクラスを探した
3日後の月曜日からクラスが始まるという学校があり
早速カタコトのドイツ語で電話をした
話が噛み合わないのでそのままその日の午後に突撃したのである
迷惑極まりない
何とか私を3日後のクラスに入れてくれ!と懇願したのである

ちょうど労働局に行った日だったので、パスポートや住民票など
普段持ち歩かない必要書類が全てカバンに入っていたのである
定員いっぱいだけど、仕方がないと私を3日後の月曜日からのクラスに入れてくれたのだ
ありがとう!

授業は12月から5月までの6ヶ月間
受講料はもちろん、授業で使うテキストや最後に受験する試験代も国負担である
私以外のクラスメートは国から生活費と交通費も支給されているという
何ということだ。凄いなドイツ

クラスメートは皆んな幸せに見えた
難民だったり、逃亡だったりで、それぞれに事情がある人達だったが
安心する家庭を持っている人達が多かった
私みたいに国際離婚前提の人など一人もいない

彼らはこの試験に合格しようがしなかろうが、きっと正直どうでも良いんだろうなと思った
何せ住居や生活費、交通費も必要なお金は国が支援しているのだから
私は違うんだ
だから真面目に勉強したし、6ヶ月間もこのクラスに滞在する予定もなかった
12月から3ヶ月経った2月に私は自費でドイツ語B2という試験を受験したのである
4週間待った3月中旬に戦略通り合格通知を受け取ったのである

これでもう語学学校に通わず、仕事を斡旋してもらえるぞ!と
合格書を持ってすぐに労働局に向かった
これが3回目の労働局である

何を言われたかというと、もうひとつ上のレベルの試験に合格してきてねと
再び語学学校に通う書面をもらったのである
働きたかった私は相当交渉したのだが
B2というレベルでは仕事は難しい
C1という上級の証明書が必要だとの一点張り

また国と連携しているドイツ語学校探しにふり出しだ








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