もう一つの漠然とした生命の時間
僕の家から駅に向かう途中に、団地がある。その団地の一角が花壇になっていて、季節毎に様々な花が咲き誇っている。先日散歩をしていると、丁度その花壇の花たちに、じょうろ代わりのやかんで水をあげているお婆さんを見つけた。前々からその花壇を管理している人のことが少し気になっていて、頭の中であれこれ想像を膨らませてたので、遂に正解を知れて嬉しかった。自分の中で想像していたものの答えを不意に知ったとき、ファンタジーが崩壊した気がして、ガッカリすることも少なくないけど、今回は良い意味で期待を