おばあちゃんでもできる事業アイディアの思考法
こんにちは!今日はおばあちゃんでもできる、事業アイディアの生み出し方についてアウトプットしていきます。
事業アイディアって難しそう。。と思っている方もこの記事を読むだけでアイディアの出し方を理解し、今日からすぐに使えます。
こんな方におすすめ
・ゼミで事業アイディアを考えなきゃいけない!
・起業に興味がある!
・おばあちゃんにでもできる事業アイディアフレームに興味がある!
それでは、行ってみましょう!
目次
・二種類の起業
・課題解決型
・趣味型
・まとめ
二種類の起業
起業には2種類存在します。
1.課題解決型・・・社会の不(不満、不安、不経済)
2.趣味型・・・やりたいことや、得意なこと。おすすめ!
課題解決型は、会社員として新規事業を立ち上げたり、ゼミの大会などのテーマがここに当てはまるかと思います。趣味型の方は、副業を考えている人におすすめです。
1.課題解決型
課題解決型を一言で表すと、世の中の不を解決する型です。(そのままですね)
世の中の不って聞いて身構える必要はないです。生活している中の不はめちゃめちゃあると思うんです。例えば、僕は東京の満員電車は好きじゃありません。湘南新宿ラインをよく使うのですが、帰宅ラッシュはえげつないです。あと、毎朝服決めるのがすごくめんどいです。一時期お洒落したくて古着やで服たくさん買ったのですが、そのせいで(僕のファッションの勉強不足もあるかもしれないが)1時間くらい着る服に悩んだこともあります。
これを見てくれている読者さんにも、不満に思う事がいっぱいあるはず。
そのモヤモヤしたものをアイディアに変えてしまいましょう!
このフレームは次のようなステップで成り立っています。
1.自分の人生を分解する
2.共感を探す
3.ダブルダイヤモンド思考で絞り込む
まずは、人生の分解をしてみましょう。ここでは、大まかにワークライフバランスにのっとって人生をワークとライフに分けてみました。
ライフの不満を挙げてみると、服をきめるのがめんどい、靴がすぐ汚れる、部屋が散らかりやすい、など。
対してワークでの不満は、仕事量多いのに時給が安い、人より仕事できるのに給料は同じ、満員電車やだ、など。
ここでのポイントはどんなに小さなことでもいいので気楽に思いついた不をとにかく書き出すことです。ブレストですので、制限をかけずにやってみましょう!
次に、先ほどブレストした自分が抱えている不を友達など周囲の人と話してみましょう。その中で共感の多いものを一つ決めます。ここでは満員電車が一番多かったとします。
最後に、共感の多かった不に対してダブルダイヤモンド思考法で絞り込んでいきます。ダブルダイヤモンド思考とは、不に対してのWHAT(対策案)をできる限りだし、そこからすべての案を比較しながら一つに絞り込む。そこから、HOW(どうやってマネタイズするのか?誰がどのようにしてやるのか?など)を考えていく思考法です。(後程記事にします)
例)満員電車
WHATをとりあえず書き出します。
テレワークなら家から出なくていいから満員電車に乗らずに済むな
自転車通勤はどうだろう?
通勤バスという手もなしではないな。
一通りWHATを書き出したらそれぞれを検討していきます。
「テレワークって、うちが導入するのは少し難しいし会社に行かないとできないこともおおいな。」
「自転車通勤は、悪くないけど天候に影響されやすいし、自宅から会社の距離が離れている人はきついだろうな。」
「通勤バスなら、天候には左右されにくいし、距離が遠い人でも利用できるな。よし、通勤バスで行こう。」
1つに絞り込んだら、あとはHOWの部分を同様に考えていけばいいのです。
すると、下記の図のようになります。
「このサービスを使いそうな人を考えたら、ビジネスマンがあげられそう。だから、定額朝食付き通勤バスなんかよさそう!」
これで、事業アイディアがうまれましたね。
ちなみに、ネスカフェとユーガのコラボで生まれた、コーヒーを飲みながら出勤できるバスもあります。
2.趣味特技型(おすすめ)
趣味特技型は副業などを考えている方にお勧めです。
なぜ、おすすめなのかというと、リスクがなく楽しくやりたいことができるからです。
起業にはリスクがあるとよく言われていますが、リスクを背負う必要はないです。なぜなら、今の時代副業から入れるからです。
本業で生きていけるなら、副業で稼ぐことを軸に仕事をしなくていいんです。楽しいこととか、好きなことをやっていけばいいのです。
では、どうやって考えていくか。それは、クロスクリエイティビティ思考です。
クロスクリエイティビティとは、既存の情報と情報のつなぎ合わせで考えるものです。例えば、蔦屋書店ではただ本を売るだけでは差別化できなかったため、スターバックスと提携してブックカフェを始めています。そういえば、未来屋書店もBookmark Lounge cafeというサービスをしていました。
僕が利用したことのあるBookmark Lounge cafeはワーキングスペースに、ドリンク飲み放題が付いているので、本を買いに未来屋書店に行くのではなく、作業をしたいときに利用しています。本は帰りに立ち読みするくらいですが、これはすごく良い集客になっていると思いませんか?
本自体はほかのところでも買えるので、本屋だけをしていたら未来屋書店、蔦屋、くまざわ書店、アマゾンどれでもいいわけです。でも、カフェと融合することで勉強したい、仕事に集中したい人を拾う事が出来ますよね。これだけで、僕が未来屋書店に行く理由ができるわけです。しかもそういう人は、本にも興味を持っていることが多いので、ふらっと立ち読みしてついでに本の購入まで狙えますよね。
ここでのポイントは、本業(本を売る)より、カフェに比重を置くことです。なぜなら、本を売っている競合は至るところにいるからです。ここではいかに差別化するのかという観点で考えていきます。
例えば、筋トレが好きな人がプライベートジムをやるとしましょう。ただジムをやるだけでは競合があまりにも多すぎます。そこでクロスクリエイティビティのフレームを用いてみましょう。
手順はまず、WHOの設定。誰がプライベートジムに興味を持ちそうなのか、思いついた人を書き出していきます。女性、富裕層、健康意識の高い人、痩せたい人等、、
次に、ターゲットの人たちはなぜ興味を持ちそうなのかWHYの部分に書いていきます。女性であれば、外見を気にしているから。富裕層であれば、プライベートジムは高いから。健康意識の人は、体を動かすことで健康になれるなら来る理由になりそうだ。痩せたい人は、自分ひとりだとつい怠けてしまうから。
WHYの部分が書けたら、そのターゲットが同じく興味を持っていそうなことは何かをWHAT ALSOに書いていきます。女性であれば、おしゃべりとか人と交流が好きそうだ。富裕層であれば、カスタマイズが効くメニュー、ワントゥワンのトレーニング。健康意識の高い人は、健康食品にも興味を持っていそう。痩せたい人は、ルールだったり決まり(自分を強制してくれる環境)。
最後にWHAT ALSOの部分と、自分のやりたいことをクロスさせるだけで事業アイディアが完成します。
例えば、定食・カフェ×PVジム。健康意識の高い人には、栄養バランスの取れた定食、女子には交流もできるカフェを設置する。
ここで、ポイントを思い出してもらうと、やりたいことには比重を置かないこと。つまり、スポーツジムの定食やカフェではなく、定食やカフェのスポーツジムにしてコンセプトにするという事です。
まとめ
起業には二種類あります。
1.課題解決型・・・社会の不(不満、不安、不経済)
2.趣味型・・・やりたいことや、得意なこと
課題解決型は不の共感から、ダブルダイヤモンド思考で事業アイディアを広げ、そこから最良の一個に絞り込む。そこからHOWの具体的な施策を細かく考えていく。
趣味型は、自分のやりたいことに対して、クロスクリエイティビティのフレームを使い、ターゲットとそのターゲットが同じく興味を持ちそうなことを書き出して、つなぎ合わせるだけ。ただし、自分のやりたいことより別の方に比重を置く。
いかがでしたでしょうか?この二つの型だけ覚えていれば、アイデア出しに困ることはなくなると思います。是非、参考にしてみてください。
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