Kinki kidsを生で見るまで 1/2
2020年の最初の日に、私は京セラドームでKinki Kidsのライブを見た。
デビューした頃、小学生か中学生だった私。
その頃からKinki kidsのファンだった。Kinki Kidsのというか、SMAPをはじめとした、ジャニーズのカッコ良いアイドルのファンだった。
広島の田舎の子供だった私は、本物が見たいと思っていても、そんなのは都会の人しか見れないものだと思っていたし、なんならTVで見るだけの遠い存在だと思っていた。もちろん、ファンクラブなんて入っていない。雑誌やTVやCDなどで楽しむことくらいだ。
中学生、高校生の時は、ちょっとひねくれていたので、アイドル好きとか恥ずかしいと思っていた。それに加えてROCKかっこいいブームが到来し、アイドルのキラキラした人たちを避けるようになっていた。と、いってもTVでは見ていたし、心の中では「あ!SMAPだ!」とか「キンキおもしろ〜」とか思って見ていたけど。
一人暮らしを始めてからは、自分で生活費を稼ぐようになり、色々なライブに足を運ぶようになった。それでも、ジャニーズのアイドルを見に行こうとはなかなか思えなかった。
30代になり、急激にアイドルってすごくない?と思い、友人にオススメしてもらったことからジャニーズWESTにはまった。ライブDVDを見て、生で見たい!と思いファンクラブにも入った。3年くらいツアーはどうにかこうにか1公演入れている。ありがたい。
その間に、友人がKinki Kidsのファンクラブに入った。いつだったか。2年前か?その年は、剛さんの体調のアレで残念ながら恒例の年末年始のライブがなかった。残念で仕方なかったが、体調を万全にして健やかに暮らしていただきたいので、全力で待機である。そして、待機している間に光一さんのミュージカル(ナイツ・テイル)とSHOCKを各2公演ずつ見た。1年の間に「堂本光一を生で見る日が来るとは!」と、4回思った。4回目は流石に慣れた方がいいとも思ったが、4回目でも思った。「堂本光一を生で見る日が来るとは!」どの公演も素晴らしくて、楽しくて見に行って心から良かったと感じた。特にナイツ・テイルはシェイクスピアのミュージカルって難しそう、と思っていた心を吹っ飛ばして笑わせてくれたし、お芝居にのめり込んで見た。すごかった。DVD出して欲しい。あと、再演して欲しい。
そうやっている日々の中で、友人が家に泊まりに来るたびに一緒にライブDVDを見てはワーキャー言っていた。そして、どんどんと生のKinki Kidsのライブが見たいという気持ちが高まって来た。ミュージカルを見ていても思ったが、堂本光一さんは歌が上手い。なんかしらんが上手い。TVで見る時はそんなに強く思うことはなかったが(上手いとは思っているけど、なんか苦しそうな歌い方をしているなぁと思うことも多かった。謎。)、生で舞台やライブDVDで見る堂本光一さんは歌が上手い。生でKinki Kidsを見たい。
そんな気持ちを抱えたまま1年半が立ち、昨年の秋くらいだったか、件の友人よりKinki Kidsの年末年始のコンサートの情報が届く。我々2人の気持ちは合致している。絶対に行きたい。そこで問題になるのは、申し込む日程だ。他のアイドルやアーティストなどはよく知らないが、ジャニーズのコンサートをFCで申し込みする際には、色々と制限がある。ジャニーズWESTのFCに入って申し込みの際に驚いたのが「いつでもいい」という申し込み方法があることだった。書き方は違ったかもしれないが、要するに公演会場も時間も問わずどこでも構わないという申し込み方法だ。初めて見た時、なんて無茶なことを言うんだと思った。しかし、争奪戦のアイドルのライブチケットは激戦だ。そのくらい捨て身でなければ取れないこともあるのだ。恐ろしい(ちなみに私はジャニーズWESTのツアーに毎回参加できているが、福岡公演しか当たらない。何故だ。関西公演も行かせて欲しい。)
さて、Kinki Kidsの話に戻ろう。今回は12月の中旬にある東京公演と大晦日と元日の大阪公演である。ご存知の方もいると思うが、1月1日は堂本光一さんのお誕生日である。そして、1月1日に開催されるライブでは、光一さんのお誕生日会が繰り広げられることが定番である。その様子は、DVDに収録されていたりするので(初回盤のみでもう手に入りづらいものもあるが)できれば見ていただきたい。ゆるゆるとしていて面白いから。そして、幾度となくそのお誕生日会をDVDで見て楽しんで来た私と友人は、是が非でもお誕生日会に参加したい。そんな気持ちでいっぱい。しかし、1年開けての久しぶりに開催されるライブ。もちろん倍率も高いであろうことは明確である。私と友人はどの公演に申し込むかを真剣に話し合った。少しでも当たりやすい公演はどこかを真剣に話し合った。でもちょっと、考えても結局どこも倍率高いんじゃね?という考察を放棄した結果にしか至らなかった。もう、あっさりどうしても行きたい公演に申し込もうと決めた。仕事の都合上、東京公演は今回はやめて、大阪公演に全ての運を注ぐことに決めた。
「Kinki kidsを生で見るまで①」というタイトルで書いているからには、まぁチケットは大変ありがたいことに当選しまして、無事に見に行けました。心から行けて良かった!という気持ちとKinki Kidsすごいという感想はまた明日以降に。何故なら気づいたら深夜の2時を回ってもう眠いから。
続きは、また次回。よろしくお願いします。
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