Lily

スペイン在住、英会話講師&翻訳家。人見知りな私の海外生活。 Blog : lily01…

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スペイン在住、英会話講師&翻訳家。人見知りな私の海外生活。 Blog : lily01.com

最近の記事

「大学」へ行くという選択肢

今の時代、大学には行く必要がない、とも言われている。 実のところ、私は大学を出た。 実際社会に出てみて、学んだことと全く関係のない職種に就いた。 今は少し関係があるが、また関係ない仕事をし始めるだろう。 そう考えると、別に大学に行く必要性はなかった。 ただ、もしも、大学に行くか迷っているなら、 ひとつだけ言いたいことがある。 もし仮にこれから先、海外で就職することを視野に入れているのならば、 まだ大卒の資格は有用である。 日本の大学で海外でも有名なのは東大と京大くら

    • 「自信」とは成功体験の積み重ねというけれど

      スペインに引っ越してきた時、私には何もなかった。 スキルも経験も不足していて、現地の言語も話せないからすぐに働くこともできなかった。 26歳にもなって、何もないのか、と自分にがっかりしたこともある。 夫の周りは研究者の卵のような人ばかり。 私以外は皆、人生における「パッション」を持っているのだと思い込んでいた。 日本の友人達は、昇進したり、子供を持ち、 私だけ取り残されたように感じていた。 人見知りの自分からは、なかなか友人の深いところの考えを聞くことが出来なかった

      • 「物欲」を刺激しているものとは

        日本は、欲しいものがすぐに手に入りやすい。 街の至るところに「欲しくなるもの」の誘惑が転がっている。 駅ビルなんかは、まさにその誘惑地である。 ただ、ヨーロッパなどを旅してみるとわかると思うが、 日本ほど「買い物」に便利な国に出くわしたことはない。 日本で会社員をしていた頃、 人見知りのくせに、なぜか接客業を選び働いていたため、 いつも仕事の後はくたくただった。 正直、仕事だけでなく、毎日往復4時間近い通勤が苦痛で仕方なかった。 働いていた頃から、 海外で暮らすことを考

        • 視野が狭まっていないだろうか。

          おそらく、賛否両論あると思うが、 私は、便利に快適に暮らせるのであれば、新しい便利なものをどんどん活用すれば良いと思っている。 こと家電に関しては、同意してもらえることも多いと思う。 が、介護用ロボットや無痛分娩に対しては、どうだろうか。 まだまだ反対する人も多いのだろう。特に年代が上の人にとっては、あり得ないようなことなのかもしれない。 私個人としては、母が介護施設で働いていることもあり、 腰を痛めて辞めてしまう人が多い実情を聞いているため、新しい技術で働く人が少し

        「大学」へ行くという選択肢

          「常識」とは何だ

          日本に限らず、どの国の人も「常識」というものに囚われている。 日本を出てから、いかに自分自身が「常識」というものに縛られていたのかを知った。 クリスマスプレゼント 私は、大学生の頃、友人から「彼氏からクリスマスプレゼント何もらったの?」と聞かれるのがいやだった。 彼女たちが期待するものは、ジュエリー類だ。 例に漏れず、私もそういったものを期待していた時期もある。 でも、自分のパートナーが全くそういったものに興味がないこともある。 そして、彼らは彼らなりに考えてプレ

          「常識」とは何だ

          スペインに住む私が感じるコロナウィルスのニュースについて

          スペイン、バルセロナに住んで丸3年。 バルセロナで日傘およびマスクを付けている人はほぼ観光客のみ。 マスクに至っては、欧米では重病人に見えるという考えが広まっているのだろうか、観光客でも自粛している気がする。 時折、工事現場の方向けの防塵マスクを付けている人がいるが、 よっぽど花粉症がきついのだろう。 しかもそういったマスクをつける人を見たのは2回だが、 2回とも自転車に乗っている人だった。 スペインの様子 さて、中国でコロナウィルスの感染が広まり、 日本を含めアジ

          スペインに住む私が感じるコロナウィルスのニュースについて