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【競馬】秋の淀。適性はただの小回りとは違う?【秋華賞予想】
さて、久々となる予想の記事だ。
長い夏だったね。ようやく真夏日から解放される日々となったが、今度は気温の変化に体が追い付かない。困ったものだ。
夏を経ての勢力図は
牡馬の方では、春からのクラシック参戦組が頭ひとつは抜けていると書いたが、牝馬はどうだろうか。トライアルの2レースなんかを観てみると、こちらも春からクラシックで揉まれている馬が優勢だと感じる。基本的にはオークスから横ばい評価。
筆頭はチェルヴィニア?
とも言い難い。
過去10年、秋華賞は美浦よりも栗東の馬の方が成績が良い。これは一重に輸送の影響だろう。クラシック最終戦とはいえ、まだ3歳秋。馬によっては輸送が初なんていうこともある。チェルヴィニアは桜花賞で経験があり、惨敗している。前走の反動ということもあっただろうけど、あの時の負け方は印象深い。今回も注意が必要だ。
ペースは?
改修前は比較的ハイペースが多くなっているが、改修後はスローペース。とはいえ、リバティアイランドの1件しかないからアテにはできないが。
今回はメンバーの中に単騎逃げするような馬がいない。ただ、先行ポジションで運ぶ馬が多く、スタートからコーナーまでが短いコース形態もあり、やや流れると考えている。ポイントはクイーンズウォークとチェルヴィニアの位置関係で、川田はルメールに並ばれると簡単には抜け出すことが出来なくなりそうで、それを嫌って少し前に出しに行くと予想している。
さらに内のミアネーロも出来れば出したいが、どちらかと言えばゆっくり運んで末脚だけにかけるタイプ。無理はしてこないんじゃないかな。
ボンドガールとステレンボッシュは外からということもあり、内の様子を伺いながらやや後ろで静観。道中は横に広がりすぎたくないだろうし、ここでの些細な前後の位置関係が後々響きそう。隊列は長くはならなさそうだけど、そこもどう影響するのか。
小回りなのに差し優勢
秋華賞は差し馬の台頭が目立つ。もしくはマクリ。はなから逃げるタイプや番手とその後ろあたりは捕まるパターンが多い。一見すると、直線が短く最後に坂がないのであれば前有利になりそうだけど、秋華賞ともなれば、前の馬は息を入れる隙を与えてもらえない。結果として、立ち回りが上手く、混戦でも一息入れる瞬間を作れる馬が、最終局面で終いの脚で抜けてくる。おおまかにはそんな感じだ。
それを踏まえての印は
◎チェルヴィニア
○ステレンボッシュ
▲クイーンズウォーク
△タガノエルピーダ
☆ミアネーロ
結局ルメールなのかと言われそうだね。
順当にいけば、今回はクイーンズウォークをマークの対象にしてくるだろうし、その背後でというより、クイーンズウォークに並びかけて、外への進路を絶つような立ち回りになりそうだ。オークスのハイペースで勝っており、アルテミスSのようなスローペースでも勝てる自在性が強み。ただ。輸送だけが不安。軸としてはここが一番安定感があると思う。
ミアネーロはチェルヴィニアとクイーンズウォークの後ろとなり、抜け出しは容易ではなさそうではあるものの、開いた時の末脚が恐ろしく、警戒の対象に。
対抗のステレンボッシュは成績が壊滅的な8枠ではあるものの、馬番だけで見れば14番ならばギリギリ。差しやマクリが出来るタイプで鞍上もマクリの戸崎。外枠で遮るものがなく大きな不利はなさそうだと見ている。
クイーンズウォークはミアネーロと同じく、抜ける道が出来てしまった時に怖い存在であるがゆえに重めの印。能力はあるし、今回はチャンスかと思っていた馬なんだけど、出走する度に内を引く不思議な運命に泣かされている。
タガノエルピーダはやや前での先行となりそうで、もしも前で残るならここか。
ボンドガールは外を回したくないのに外目の枠。ステレンボッシュのようにマクリが出来るわけでもなく、今回は苦しくなりそう。一番展開がマッチしなさそうなんだよね。故に消し。
とはいえ、オッズ次第ではある。力は確かで、買えるなら買い。
その他の勢力は基本的には1枚下。夏からの上がり馬はもう1枚下で考えている。そこについては、冒頭で書いた通りだ。
京都内回りの2000は何だかんだで瞬発力、スピード。やや早い流れでも終いに鋭さの出せる馬と、それを引き出せる鞍上のコンビが優勢だ。つまり、鞍上の力も問われる。
土日の本番までのレース結果で、乗れていないジョッキーは割り引いても良い。先週の京都では幸騎手の結果が良く、現地で観ていても乗れていた。そういう目線で観ておくのも大切だ。
秋競馬予想のスタートとなる記事だけに、ここはしっかりと結果を残したいね。スプリンターズSはノーカンね(笑)