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レッスンで弾けない問題への対策DIY

たくさん練習して家ではそれなりに弾けていたつもりが、レッスン室でボロボロだった件の続き。

練習と勉強が全てを解決するはずではありますが

練習環境の見直しも大きな効果がありそうです。

というのも、この週末実家に帰ってアップライトピアノで練習してきたんですが、長年親しんだピアノの安心感ったらありゃしない。弾きやすい。レッスンで失敗しまくった曲もちゃんと弾ける。

ここでレッスン室との決定的な違いに気づきます。
譜面台と鍵盤の間の目線の動き。

アップライトは蓋の内側に譜面台があり、グランドピアノより低い位置で楽譜を読みます。
譜面も手元もほぼ同じ視野の中。
このなかで譜面と鍵盤どちらを凝視するともなく、ぼんやりと見ながら小さく視線を動かしていたわけです。

こどものときのレッスンは自宅に先生が来てくれていたので、アップライトでしか練習したことがなかったんです。
学校のグランドピアノで伴奏するときは家で覚えてからなので、譜面台に楽譜は置いていてもほぼ見ていなかったと思います。

今の自宅は電子ピアノで、譜面台の距離はアップライトよりやや遠い程度。

記憶力の衰えた大人が、譜読み出来たての危うい状態でグランドピアノで弾くと…

楽譜と鍵盤の間を目線が行き来する間に、あれ、いつものところに楽譜がない…どこだどこだ…とあっという間に音を見失う、ということが起こっているようです。あーねー。。。

自宅に戻り、電子ピアノの譜面台を畳み、グランドピアノと同じくらいの高さの台に楽譜を載せて検証してみたら…一気に弾きづらくなりました。。

ちょっと不安定で使いにくいけど、今後は譜面台をグランドピアノの高さと同じくらいにして弾くようにします。

20年ものの電子ピアノと即席の譜面台

コロナ禍で在宅ワークになりモバイルモニター用に買った台が余っており、重さもあるので楽譜を受け止めてくれました。ただ本を立てる専用ではないのでページと台をクリップで挟んでおかないと本自体がずり落ちたりページがめくれてしまうのがやや不便。
また、譜めくり対策に続きのページのコピーを貼っており、それを支えるための幅には足らないので100均の収納ラックを並べて譜面4枚を並べられるように工夫しています。
かっこよくは無いけど、家に余っているものを活用して追加の費用なしですぐに実現出来たので満足。

早速使って練習したのですが、伴奏で低音側に座って弾いた時は、4枚目が物理的にも遠くて視力的にもややつらいので、楽譜を見ずに弾いてしまい次なんだっけとなりがち。集中力切らさない意識付けが必要。
でもこれで慣れておけば視線の移動で迷子になる問題は解決できそう。
慣れるまでがんばってみます。

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