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ESPP確定申告2年目

去年の確定申告で初めてESPPの申告をしました。
いろいろ調べて、次に困らないようにとメモをしておいてたのに。。。
2年目になったらなったでまたわからないことが出てくるのだな(忘れていただけとも言える)。
ということで、2年目も来年の自分へのお手紙を残します。

去年書いた、今年の自分へのお手紙。

ESPPのおさらい。

ESPPってなんでしたっけ。
株式によって報酬を得るストックオプションの一種。自社株を市場の株価よりも割安に購入することによって利益を享受できるというもの。
税制面では、割引分を給与としてもらったと扱うため、年間に株式を購入した際の「割引額」の総額を源泉徴収されていない給与として申告する必要がある。もうちょっと詳しいことはの過去記事に。

去年の申告書を再利用

去年の申告書を見ればなんとなくわかるだろうと思い、何気なく開いてみたけど。え、なにこれ。完全に記憶喪失でした。
去年の申告書を読み込んだところで、金額のところはクリアされているのでした。。

確定申告

どこに入力するんでしたっけ

入力はここから。

源泉徴収票(年末調整未済)の入力開始ボタンをポチ。

年末調整未済の源泉徴収票の入力画面はこんな感じ。

ESPPで享受した利益は、年末調整未済の源泉徴収票があるていで入力する。
とはいうものの、そもそも手元にはESPPに関する源泉徴収票なんてものはない!
「なにこれ!無理!」
一見親切な、源泉徴収票との対応付けの図がついていたりして、ウッ、とくるけど、ひるまない。冷静に考える。
ESPPの場合、報酬としてもらった金額を書けばよい。
↓に続きます。

記載が必要な項目

一見大変そうだったけど、よくよく見たら、がんばらないといけないはAの支払金額だけ

A 支払い金額

ターゲットはここ!
ここに、株式を購入した際の「割引額」の総額を書く。
もし外貨での購入の場合は、購入時点の為替などを調べて、都度の購入日時点の割引額を日本円に換算したものを足しあげた金額を書く。

B 源泉徴収額

そもそもESPPについては源泉徴収されてないから0

C 社会保険料等の金額

ここも0。
ふつうのお給料の年末調整をちゃんとしているなら、社会保険料等はそちらの源泉徴収票に記載がされているので、ここでは気にする必要はない。

D 支払い者の住所(住居)又は所在地

会社の住所を書く。
もし外資系の会社とかで、支払元が外国の会社の場合は、国を書く。
例:USA

E 支払い者の氏名又は名称

会社の名前を書く。
もし外資系の会社とかで、支払元が外国の会社の場合はその法人名を書く。
例:XX Corporation


さて、申告すべき支払額を計算しよう

基本は昨年の記事に書いた通り、申告対象の年に株式を購入した都度の割引額を調べて足しあげるだけ。
久しぶりに株式の運用口座であるComputershareという証券代行の会社の口座を確認するためにログイン…なんか画面変わってて、去年のnote記事があまり役に立たない。去年は株式の購入履歴が1年分、一覧になって郵送されてきていたけど…今年は来なかった。ログインした画面にもTransaction Activityなんて情報はなく。というわけで、Transaction Historyという画面から、購入履歴をピックアップして集計することにします。Descriptionの列が「PURCHASE」となっている行のDETAILSボタンをポチポチ押して中を確認。
でも、結果的にDETAILボタンを押した先の情報は確定申告には要らなそうです。

申告のために必要な、株式を購入した都度の割引額の計算には、この画面の情報があれば大丈夫そう。
Discount=( (FMV at Purchase) - (Price per Share/Unit) ) * ( TransactionShare/Unit )

TransactionHistory画面

集計用のエクセル作って来年再利用しよう!

…来年この画面が変わってたらまた悩むことになるのかもしれないが。。
作ったぞという情報は残しておこう・・

Discount総額を計算するシートを作った

無事入力完了!

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