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卒業できない卒業ソング

今月からレッスンの曜日が木曜日に変わりました。

ハノン9番の卒業ソング風アレンジに苦戦している件の続き。

先週のレッスンで「留年します」と宣言して
なんとか苦手を克服するために電子ピアノのいろんな音で耳の鍛錬をし
きょう、3回目のレッスンに挑んできました。

結果。
もう一回留年します。。2留。

ミスしても途中から戻れたし、ちゃんと最後まで弾けるんだけど。
もうひと声。

先生も、「まぁここまでこだわる必要もないんだけど…どうします?」

フレーズに合った指使いと、ペダルの入れ方。

先生としても、プラスアルファの領域だとは思いつつ、せっかくなので…という感じでたくさんアドバイスをくださいます。ありがたい。

教えてもらったところを直して出だしのところを弾いてみたら、「ここを変えただけでとてもかっこ良くなりました」と言ってくださったので。もう少し練習して磨いてみようと思います。連弾の時のペダリングはどんなところに気をつけなければいけないか、自分で考えてやってみるのが今度の宿題。

連弾で弾きにくいと感じた理由は、自分のペダルの入れ方にもあったという盲点に気づかされました。先生すごい。

苦手克服のために練習で工夫したことも伝えました。
邪魔な音が響いている状態でも弾けるように練習してみたこと。

そしたら、なるほど、と聞いてくださったあと、難しく感じるようになったのは、自分でいろんな弾き分けができるようになってきたからでもあると。

亀の歩みではありますが、自分では気づかないけど成長できている部分があるのか…???

3回見てもらっても終わらない曲は、ハノンとブルグミュラーの中では初めてです。。。
でも進んでないから終わらないのではなくて、やった先にまたやるべきことが見えてきたので、良いことのはず。一つの題材でいろんなことを学べている。

先生も、何かしら発見があるみたいです。
こどもの生徒さんが多く、生徒がピアノ1を弾いて先生はピアノ2を弾くことがほとんどだそうです。ピアノ1側とピアノ2側での聞こえ方の違いを確かめながら、何が生徒にとっての弾きづらさにつながっているのかを分析しつつアドバイスをくださいます。これは自分一人では絶対に気づけない。

早く進むことが目的じゃない。
とくに締め切りもなければ競う相手があるわけじゃない。
いい音でいい演奏ができるようになるために。


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