見出し画像

8/5〜7 遠征日記

 誰かが言った。夏は良い。
 ある人は夜に、ある人は蝉の声に。各々が夏の良さを見出しては言葉に残し、はるか昔から今日に至るまで共感を得続けている。
 2024年8月5日、月曜日。夏真っ盛りの東京駅に降り立った僕は、足繁く通う割に全く見慣れないこの場所を彷徨っていた。
 人が多く、情報が多く。夥しい手が伸びているようだった。夥しい目がこちらを見ているようでもあった。
 そんな景色を俯瞰して眺めたときに思う気色の悪さはしかし、ひとたび目を凝らせばたちまち鳴りを潜め、別の薄気味悪さが這い出て来る。
どれもこれも貴方とは無関係とでも言いたげだ。
 誰も夏の良さなど考えない。夜も、蝉の声も、ここでは無いも同然だった。
 何もかも流れてゆく。自分勝手に身勝手に流れてゆく。なるほど俯いている方がよほど良いと思える景色に辟易とする。
 そんな景色の中に、目当ての路線を探す僕の目に留まるものがあった。

 大きな車輪。かつて人々を乗せ方々を走り回った蒸気機関車の足。
 その無骨な鉄の塊はしかし、役目を終えた今なお威風堂々たる佇まいだった。あぁ、まさしくかつてこの国を支えた社会の歯車だ。
 美しいと思った。華美な色も、装飾も持たない、この鉄の塊を、グロテスクな色彩の濁流のなかで確かに美しいと思った。輝いて見えたのだ。
 それは冷たい鉄の輝きなどではない。この偉大な車輪に向けて注がれる光などそこにはなかった。歴史だ、これの持つ歴史が輝いているのだ。この車輪は、自らの内から輝いている。太陽より煌びやかに、しかし月よりも静かに。
 2024年8月5日、"月曜日"。かつてこの国の歯車として奮闘した車輪の周りを、忙しなく通り過ぎる社会人たちがいる。
 車輪は、役目を引き継いだ後輩達を優しく見守っているようであった。
 そして、僕は思った。

月曜日休みにして来る遠征、最高〜〜〜ゥ


 最高だよ、月曜日休み。マジで最高。アガル〜〜〜ゥ!!もうね、最高すぎて最高以外の言葉が出てこない。最高界の五条悟ですよ最早。
 えぇ〜〜〜!?今から働くんですかぁ〜〜〜!?このクソ暑いのにぃ〜〜〜!?外回りィ〜〜〜!?エーーーーーーン🥺かーわーいーそーぉー😣😣😣😣
 しかもですよ、この社畜どもの殆どが今日含めて5日も働くんですよ笑。怖くないですか笑。5日てwwww死ぬ死ぬwwwwご苦労なこってwwがははwwまぁボチボチ暴落した株価のためにも頑張っておくんなましwwwアタイは今から3連休ですwwけどwwwMOwwwww。
FOOOOOOO!!夏は昼❗️己休みで他人労働のときはさらなり❗️言わしてもろてwww
アザス❗️アザス❗️僕も見つけましたよ夏の良さ❗️Cho⭐️お休みでゴメン⭐️😘
 死にてぇ。

 文壇がひっくり返る前に本題に入りたい。
連泊の遠征は随分久しぶりな気がする。たぶん去年の6月ぶりだと思う。
 今回の行程は以下
8/5 MARSBERG SUBWAY SYSTEMのFCイベ 渋谷
8/6 なんもない
8/7 古川貴之 池袋Adm
8/8 労働

いや5.6でやってくれや。

 まぁとは言うものの古川さんの体調のこととかあるだろうし一日置くのは別に良いんですよ。悪いのは労働、社会。辞めたい。なんで社会辞めたいで韻踏めちゃうんだろう。

8/5 MARSBERG SUBWAY SYSTEM FCイベント

 
 僕は15時過ぎに東京について本日のお宿に向かおうとしていた。
 東京駅デカすぎん?新幹線降りてから丸の内線に辿り着くまでに2駅分くらい歩いたが?なんで一個の駅にした?
 あとなんか2回くらい改札出たけどアレ何?誰が喜ぶん?この世に改札潜るって言うニーズがあったんですか?だから?サービスなのあれ?
 2泊3日だから流石にスーツケース引っ張り出して来ましたよ。なんせ出社できるセットも入れなあかんかったからな!!!!クソがよ。
 ほんでこのクソ暑いなかライブ行く用の靴履くん嫌すぎてサンダルで来たりましたわ。おかげでケースの中にはライブ用と仕事用の靴を詰めるハメになった。
 どんな旅行やねん。野郎の旅行でなんでこんな荷パンやねん。
 クソッタレふぁっきん夏のせいで着替えも増えてほんまにクソ。無駄に代謝が良い己が憎い。外ちょっっと歩いたらお風呂上がりですか?ぐらい汗かく。
 重たい重たいスーツケースがらがら言わしてどうにかこうにか丸の内線に辿り着く。
 今回の1泊目のお宿は赤坂見附(の快活)でございます。
 ネカフェにガッツリ泊まるの初めてやったけど、悪くなかった。値段は場所によってまちまちらしいけど、赤坂見附は一泊して6,000円弱。鍵付きの個室やし寝るだけなら問題ないと思う。
 身支度終えて渋谷に到着。一生工事してんなこの街。


  僕のような天下の大阪府民でも渋谷とか来ると圧迫感感じる。曇りやし。辺境の地から来る民草がぺしゃんこにならないか心配。
 渋谷って大都会で若者の憧れの街ってイメージやけど、生粋の根暗でアラサーの僕からしたらマジでライブ以外に用事ない。
 今日のライブは19時から並びだしてその順で入場だから時間ぴったりくらいにハコに向かいたい。
 着いた時間は18時頃だっただろうか。会場のMilky way近辺のクソオンボロ喫茶で時間潰そうと周辺ウロウロしたけどまぁーーーーーー気の利いた茶店がない。
 どこもかしこも気取ってて反吐がでる。あと値段がアホ。コーヒー900円て。僕のアルバイト時代の時給より高い。席で煙草吸えるならまだしも良くて別室、殆どが喫煙不可ですって。時代やわ。
 いつも行くところも少し遠いしで結局会場の周りをウロウロしたり目の前の東急ハンズで涼んだり斜め向かいのPARCOの喫煙所行ったりしてた。
 そんなこんなでようやくライブですが、感想が難しい。なんせFC会員限定なもんで迂闊に書けないんですよねぇ〜〜〜〜〜〜困った困った。
 いやぁーーーーでもすんごい良かったなぁ〜〜〜〜〜〜まぁーーーーじで行って良かったフロアライブですよフロアライブ。古川貴之ちっけぇ〜〜〜〜音デケェ〜〜〜〜音が近けぇ〜〜〜〜〜
えぇ!?そんな裏話して良いんですか!?えぇぇえ!?!?そんな曲を聴かせてくれるんですか!?!?ほぇぇえぇえ!?!?!?そんな曲演奏してくれるんですか!?!?!?!?わわわ!?そんな事があったんですか!?!?!?
 初回のFCイベントなだけあって非常に濃かった。
アレはねぇ〜観るべきですよ。あっ!そういえば!FCサイトで配信されていたアーカイブがまだ残ってる〜〜〜〜〜!!!月額500円(たしか)で観れるなら安いもんだね!入会!入会!

 この後ラーメン食べて帰りました。

ふやけた割り箸みたいなヤツが美味かった


ちなみに大阪出る時にも食べた。

8/6 中日


 特に予定がなかった。勉強?なんの話しですか。
 特に予定はなかったんですが、昼間は頼れる東京の姐御、犬まつさんから飯食いに行こうぜ!とお誘い頂いたので今日も今日とて渋谷に向かった。
 

うさぎのエサスペシャルみたいなヤツ
肉🔥

 肉のことは犬まつさんに聞けと(俺が勝手に)謳っているだけのことあって非常に美味でした。
以下、本日の犬まつ節(悪意あるうろ覚え)である。

「嫌いなものある?」
「エビカニタコイカ貝。犬まつさんは好き嫌いありますか」
「めっちゃある」
「例えば」
「チャーシュー」
「昨日ラーメン行ったがな」
「こっそり底に沈めるの」
「ヤクザ?言ってくれたら貰いましたのに。お肉嫌いなんですか?」
「煮込まれた肉が嫌いなの」
「カレーとかにも入れない感じですか」
「入れるよ」
「入れるんかい」
「後でよけるの」
「出汁…?」
「違う味がするじゃない」
「あーー、お肉はタレもなんも付けんと食べる感じですか」
「ううん、付けるよ」
「どないやねん」
「中から違う味がするのが嫌なの。角煮とかチューチュー吸ってたらただの肉の塊になるじゃない?」
「角煮チューチュー吸うやつおらんやろ。卵の黄身だけ吸って卵白と分けたりします?」
「するの?」
「するわけねぇだろバカにしてんのか」
 
 この後犬まつ氏は晩ご飯に食べる駅弁(家で食べるらしい。家で駅弁?)と手売りチケットを買いに東京の街に消えていった。自由奔放とはあのこと。見習いたい。

 僕はと言うと、せっかく暇なので恵比寿にある山種美術館に向かった。
 7/20〜9/23日まで、東山魁夷と言う画家の作品が展示されている。僕はこの人の作品をテレビ(開運!と銘打つわりに割とエグい贋作がしこたま出て来るアレ。開運!ことの次第によっては引導とかにした方が良い)で見てどうしても生で拝みたくなった訳である。


 僕はこう言う美術系にはこれっぽっちも明るくない。でも、音楽にしてもそうだが全く詳しく知らない分野に感動できるのは良いなぁと思う。
 知識がない分、生物として最も素直な部分が感度しているんだなと思っている。
 東山魁夷の作品は美しかった。
 来館者を出迎えるのは、2つの山肌の向こうから月が登る“月出ず“である。
 その月は光っていた。間違いなく光だった。2メートルほど離れた所でその絵を見たとき、確かにそう思ったのだ。
 ささやかな額に縁取られた世界には、2つの山が重なるように描かれていた。
 手前の木々に葉が乏しい山、その奥に鬱蒼と茂る山。奥の山のさらに向こうから月が登っている。
 その月が2つの山と、雲一つない空と山々を淡い青色に染めている。季節は夏らしい。月の頃はさらなり。夏の良さを謳った随筆家も、こんな夏を過ごしたのだろう。
 静謐とはこのこと。静か、と言う字に青があるのは、この為だろうか。
 なんと魅力的な青だろう。なんと眩い月だろう。何故こんなに輝いて見えるのだろう。
 気づくと、額縁ギリギリまで近づいていた。そして、月に目を凝らしたとき、それは光ってなどいなかった。
 白い。もとの紙の色なのか、薄く何か塗られているのかわからないが、月目掛けてたどり着いた先はただの、白い空白とも言えるものだった。
 おや、と思って再び距離をとる。あぁ、確かに光っている。
 また近づいてみる、すると、やはりそれは光ってなどいない。代わりに、山肌に目が行った。奥の鬱蒼と茂る山。遠目に見るとただ暗い緑で塗りつぶした様に見えたそれに、細かく葉が描かれている。
 楽しい。単純にそう思った。何より、とてもとても綺麗な絵だった。
 

※これだけ撮影可でした

 月出ずから振り返ると、今度は連作“京洛四季“がある。
 曇り空に雄大な山肌、手前にお淑やかにしかし輝くような桜を描いた“春静か“
 明朝だろうか、青い空気に包まれた緑と清流を描いた“緑潤う“
 淡い青で描かれた稜線を背に、黄色と紅が美しい“秋彩“。これも朝だろうか。
 そして、しんしんと雪がふる年の瀬を描いた、“年暮る“。
 ここに来るきっかけになった作品である。
雪の降る年末、誰もいない京都の街。この絵に空はほとんど写っていない。でも、僕は満月だろうと思った。
 目を凝らすと、中央に描かれた家々の屋根に降り積もった雪は白く、そこから広がるように淡い青が塗られている。雲間から除いた満月が照らしているようだった。
 学のない野郎がこんなに感動したくらいなので、機会があれば是非足を運んで欲しい。東山氏以外にも、夏を題材にした作品が何点か展示されている。
 中でも心に残ったものを紹介したい。

石田 武 “四季奥入瀬 瑠璃“
 
 手前に豪快に木の幹と枝が描かれた大きな作品。
どこか作り物的な木と、その奥に広がる淡い森と川の景色が綺麗だった。その木から飛び立ったのだろうか、画面端に描かれたカワセミの青が目を引いた。

上村 松園 “夏美人“

 画面中央に、余白に包まれた着物姿の女性が描かれている。絵には、彼女の他に何も描かれていない。
 空色の着物の下から、赤い布が覗いている。手には団扇、やや胸元を裸させているようにも思える。きっと暑い日だったのだろう。
 しかし、彼女は団扇を握る手を膝に置いて、視線を額外に向けている。
 何を見ているのか、推し測るもの何もない。絵には彼女と余白しかないのだ。
 だから楽しい。着物の色は、普段着にしては派手に思える。何か大事な日だったのだろうか。
 きっと親戚の集まりだ。うだるような暑さの中、彼女は団扇を持って縁側にやって来た。着物を緩めて涼をとる。そうしているうちに、何かに視線を奪われる。鳥か、蝶か、庭で鯉でも飼っていたのか。そんな空想を促す作品だった。

京都 絵美 “ゆめうつつ“

 暗いもやの中に、1人の女性がいる。女性は、横たわっているようにも、何かにより掛かっているようにも見えた。
 白い肌に、視線の定まらない黒い瞳。僅かに開いた唇の消えるような朱色。
 身に纏うワンピースのペイズリー柄は銀色に塗られている。
 彼女は生きているのだろうかと思った。
そもそも、彼女はどこにいるのだろうか。
 作品の横の説明書きを読む。夜が怖かったらしい。絶望と死が迫る時間。
 もう一度絵を眺める。彼女の周りだけ、もやが濃い。まるで身体の中から黒い何かが溢れているようだった。
 一度見て考えを聞かせて欲しい。この人は生きているだろうか。
 
 美術館マジで楽しかった。おすすめ。大人1,400円。

 あとこの後フラフラ歩いてたら金属バットがYouTubeで紹介してた喫煙所見つけた。

 なんかやることないなって日だったけど、なんだかんだめちゃくちゃ楽しい一日だった。

8/5 古川貴之弾き語り

 前日、犬まつさんからのアドバイスで池袋のカプホを利用した。
 なんか苦手意識があってずっと使ってなかったけど、うん、悪くない。
 コスパが良い。寝床にロッカーに大浴場までついて一泊3,000円ちょっと。次の遠征の折には積極的に利用したい。
 問題はクソッタレ池袋の立地ですよ。
ホテルは駅の西側にあった。池袋西口と言えば知る人ぞ知るカスエリアである。
 居酒屋とキャバクラとスナックとホストとラブホと風俗しかなかった。マジで。
 そして道には延々とキャッチとおぼしき男女が軒を連ねている。声をかけられたり顔を覗き込んでニコっとされるのが気持ち悪くて上を見て歩いていたらブロックにつまずいた。なんで都会の道端にブロック落ちてんのさ。

迷子になってこいつの顔2回見た

 ホテル周辺をウロウロしたけどなんか飯を食う気にもなれずホテルに戻って就寝。おかげで腹ペコである。
 東京ってなんでこう、忙しないのだろうか。
人も街もギラついている。目立ってなんぼ金使わせてなんぼみたいな感じ。
 消費させるために手段を選んでない感じも、それになんの違和感も感じずにやってくる客も好きになれない。綺麗事とわかっているが、僕は繁華街が好きじゃない。
 大阪府民のお前が言うなと思われるかもだけど、なんか鼻につく柄なんですよね。なんでだろうね。
 翌朝10時にホテルをチェックアウトして池袋の街に放り出されたは良いものの、特に行きたい所がない。
 なもんで東京名物のマクドナルドで朝飯食ってから良い時間までネカフェに篭ってました。(流石にちょっと勉強した)
 もうこのまま整列の時間まで籠城キメる覚悟だったんだけど、なんせ昨日晩飯抜きの朝マクドだけだったもんだなら腹が減ってしまった。
 そこで、僕は池袋唯一のお気に入りラーメン店なりたけに足を運ぶ事にする。
 関東遠征の際には必ずお世話になっている。美味いんだよあそこのラーメン。ハコからも近いし。
 なりたけは二郎系ではないがスープは脂でドロドロだし量は多いしどう考えても塩分過多の味付けだしで非の打ち所がない。
 バターもトッピングできちゃう。管理栄養士とかが観たら卒倒すること間違いなしの暴力的一皿。
 やっぱりなりたけしかねぇ。なんかテンション上がって来たわ、行ったるぞ。僕は小躍りする気分でネカフェを後にした。


 人生うまく行くことの方が少ないよ。
しゃーないしゃーない。切り替えよう。大丈夫、泣いてないよ。
 完全にラーメンの腹になっているので今更他のもん食う気にはなれない。しかし池袋というか都会のラーメン屋はやけにオラついた構えの割に今ひとつ入ってみようって気にならない。
 万事休す。俺の旅はここまでか。

 捨てる神あれば拾う神あり。
 持つべきものは東京住みのツイッタラー。途方に暮れているところにラーメン屋をおすすめいただきました。
 やすべぇ。大阪にはたぶんない。つけ麺がウリらしい。
 初めて食べたけど、もうべらぼうに美味しかった。酸っぱめの味付けのスープはあっさりしてるけどしっかり味が濃い。
 最初麺だけで食べたときに「えぇ〜コレちゃんと味絡むぅ〜〜?」と思うくらい麺の味もしっかりしていたから心配だったけど、いざ絡めてみると絶妙に美味い。これがハーモニーってヤツですか。ごちそうさまでした。
 腹ごしらえを終えたらちょうど良い時間。いよいよ古川貴之弾き語りです。
 懸念要素があった。何を隠そう社畜は翌朝仕事である。バスに乗って朝大阪についてそのまま出社。いわゆるエクストリーム出社と言うヤツである。
 この日のライブはO.A含めて3人。
社畜が当初想定したタイムテーブルは以下である。

19:00〜19:30 才能(工藤わたるさん)
19:40〜20:30 古川貴之
20:40〜 平田パンダさん

時間的には21時前の電車に乗らなければならない。仮に古川貴之がトリならアウト。おしまい。


おしまい。

























待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て🫷🏽🫸🫸🫸待て🫷🏽🫸🫸🫸待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て🫷🏽🫸🫸🫸。待て。

 絶対に嫌だ。死んでも嫌だ。THE PINBALLSの曲が聴けるとしたら古川さんソロのときしかないのだ。
 帰れねぇ。帰るわけにはいかねぇ。

 良い子のみんな!!!!仮に読んでたらここまでにしときな!!こっから先!!俺は!!アラサー社会人としてあるまじき行いをする!!!!









仮病つかいました。

 工藤わたるさん、僕のひとつ上とおっしゃてたけどアレは嘘でしょ。どう考えても40代後半でしょ、だってMCで「若い頃は〜」って話してましたよ?「若い頃は〜」から始まるMCして良いのって40代以上って法律で決まってませんでしたっけ?詩うっっま。声量エグい。伸びる伸びる響く響く。
 神様僕にメルセデスベンツ買ってよ、って歌が良かった。
 平田ぱんださん。なんか見たことあるギター引いてんなって思ったら古川さんのギターだった。
「俺引き語りとかしないんだよぉ」
「楽器も普段触らないんだよぉ」
「古川くんが平田パとじゃないと出ないって言うからぁ」
などなど本当かどうかわからんボヤキを交えながら辿々しく弾き語りをされていたけど、すこぶる良かった。
 声が溶けてゆくように歌う(伝われ)のが凄く心地よい。ちょっと気を抜いたと言うか、肩の力を抜いた歌い方。ピロウズ大先生のハイブリッドレインボウのカバーがめちゃくちゃ良かった。
 ボヘミアンズアルバム発売おめでとうございます。

古川貴之さん
 楽しそうにやってた。緊張していたらしいけど。
ソロイベントの定番になったローマを見てから死ね、やデスペラード、セプテンバー。いつの間にかすっかりのお馴染みの曲が増えましたね。
 それにつれて、ピンズの曲は減りましたね。
 最後、朝焼けの亡霊やってくれて本当に本当にありがとうございました。

 

 この後帰りのバスのために余韻に浸る間もなくハコを飛び出し、アホみたいな豪雨にびしょ濡れになりながら東京を爆走するも結局間に合わず、バスを取り直して大阪に帰還。
 普通の人々に比べて(お前らは除くぞ)しょっちゅう旅行している割に移動下手である。
 書いてて文句が多いような気がするが、なんだかんだ楽しかった。
 次の遠征はもっと念入りに計画をたてて望みたい(毎回思ってる)

おしまい




古川っていうらしい。


なんで撮った?
都内は逆にこう言うヤツの方が目が行く



 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?