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⭐︎★⭐︎読むだけでお肌が蛙みたいにうるうるになる文章★⭐︎★




 今暇なんだな??????
 暇だよなぁ、だってTwitterしてんだもんなぁ。Twitterしてあまつさえこんなイカれたタイトルのnote開いているくらいだもんなぁ?

 ちょっと話聞いてってよ。

はじめに

 騙すようなマネをして本当に申し訳なかった。きっとこのnoteを開いた方は冬の乾燥肌に悩んでおられるのでしょう。わかります。僕も粉吹いてます。
 藁にもすがる思いでこの記事を開いた方には申し訳ないが、本文は筆者が愛してやまないインディーズバンド、Dr.Smokin’Frog について紹介する文章である。
 ふざけんなと怒りをあらわにされる方もあるでしょう。往々にして人から勧められるバンドってのは刺さらないもんです。よくわかりますよ、他ならぬ自分がそうですから。(だからあんなタイトルで釣ってやったんだよボケがぁ〜〜〜〜〜)
 しかし本文に巡り合い、開いてここまで読んでくださったのも何かの縁。ブラウザバックする前に本文の最後に載せた彼らのMVだけでも見て頂けないだろうか。最後まで見てくれとは言わない。ほんの1分で良い。そこで判断して頂きたい。
 人の感性は様々ですから、合う合わないもありましょう。1分。1分聴いて頂いて違うと思われたのならばもう何も申しません。せっかく読んで頂いて何もお返し出来ないことは私の不足の致すところであり大変恐縮ですが、せめて貴方のこれからに幸多からんことを新しい靴卸した日にうんこ踏んだらええねん。

 だからお願いです。どうか少しだけあなたのお時間を頂戴出来ないでしょうか。しゃらくせぇ見ろ。どうせ暇だろ。わかってんだぞTwitterしてんだろ。しってっか?Twitterにおいて最も信憑性を持たない単語。“忙しい"だよ。Twitterしている=暇なんだよ。

Dr.Smokin’Frog と言うバンドについて

 さて、ここまで読んで下さっている方は興が乗ったと言うことでいいだろうか。
 
 Dr.Smokin’Frog(通称:ドクスモ、以下ドクスモと記載する)とは大阪は堺市で結成されたインディーズロックバンドである。メンバー全員20代前半と言う、とてもフレッシュなバンドである。
 本題に入る前に少し筆者について話をさせて欲しい。心配しなくても自撮りを載せたりしないし、なんらかの過去の栄光をたらたらと語ったりもしない。筆者はしがないサラリーマンであり、これと言って語れる点も持たない。身長は170㎝に満たなかったし…人より褒められたことと言えばアルバイト時代に「芋の皮剥きが上手い」と言われたことぐらいである…。

 私の生き様を一言で表すなら"逆張り"の他にないと思っている。とにかく流行り物が嫌いだった。前向きな物、救いだとか大丈夫だとかヘラヘラ語る諸々の存在に今でも"20歳前後で日本住血吸虫に罹患して100年生きた後自らの生を呪いながら死ねや"とたまに呪詛を吐いている。キリスト教の家に産まれたが、昔聖書で煙草を巻いたこともある。
 そんな捻くれて滅多に誰かを応援しようなんざ思わない筆者を、前座で登場したささやかなライブイベントでブッ刺したのが彼らドクスモである。
 もう激推しである。推しすぎてこんな文章を書き出してしまうくらい激推しである。
 ドクスモはギタボ、ギター、ベース、ドラムからなるシンプルな構成だ。ライブに足を運ぶうちにどうやらTHEE  MICHELLE GUN ELEPHANTに強い影響を受けたのであろう事がわかった。それは彼らドクスモのモッズスーツに身を包む姿を見れば共感して貰えることと思う。
 若くあどけなさの残る※彼らが奏でる音楽はしかし、文学と見紛う程の美しい言葉と、メンバーの仲の良さ故だろうか、息の合った確かなライブパフォーマンスによって極めて高い領域にあると筆者は考えている。
※ベースを除く

 ここからは、簡単にドクスモのメンバーについて書きたいと思う。予め断っておくが、筆者はひとつも楽器を弾けないし、それ程足繁くライブに通う方でもない。従って楽器の云々、技術のなんたらは書けないし書くつもりもない。見ろ。それが全部だよ見ろタコぶっこr
 あと、本文の途中でよっしゃ見たろかいと思われた方はこんな駄文とっととすっ飛ばしてMVを見て頂いて差し支えない。
 それと、本文における彼らへの言及はほぼ全て筆者の主観である。筆者と彼らの間にはファンである以外の繋がりはない。従って本文を起点に生じうる全ての事象は一つ残らず筆者に責任がある。彼らは関係ない。
 以上をご理解頂いた上で、ひとつ対戦よろしくお願いします。

Dr ニシガキ トウヤ


ロン毛が良い?わかる。

くっっそかわいい。

 ロックバンドの紹介でいきなりそれはねぇだろと思われるかも知れないが仕方ない。かわいい。もうめっちゃかわいい。
 画像は彼らのアー写から拝借したものである。ちょっとイカついと思われるだろう。バンドの雰囲気がダークな装いなのでそう見えるかも知れないが、実際の彼はそれはもうニコニコとしていてとても楽しそうにライブをしているし、話しかけるととても気さくにお喋りしてくれる。好きなものはLEGOと信号機。お酒があんまり飲めない。20歳。かわいい。※
※念のため断っておくが筆者はノーマルである。

 さてそんな彼、ライブでは実に心地よいドラムを叩いてくれる。その姿はかっこいいの一言に尽きる。
 かっこいいなんざ言わずもがな。優しい。優しいんですこの人。前にフロアライブがあって、滅多にない機会だとドラム後ろからライブを観ていたのですが、終わってすぐ彼が後ろのお客さんにかけた言葉が
「(ドラムスティックの)木屑飛びませんでした?」
である。超優しい。
 総括してなんかもう強い。ドラムを叩く彼は本当に逞しく思える。小柄な体躯ながらドクスモに欠かせない心臓。運が良ければ立ち上がる姿を拝む事が出来る。その立ち姿の勇ましさからレッサーパンダと呼ばれている。

Gt タカハシ アオイ


赤いスカーフは巻いてたり巻いてなかったりである。


 楽しい。

 とにかく楽しい人である。声がでけぇ。声量だけで言ったらボーカルのそれを凌駕する。舞台袖から彼の元気な声がダダ漏れである。
 ドクスモ、よく本番前に裏でミッシェルとかバースデイを合唱しているのですが、その時から既に彼の声がデカい。とにかく元気が良い。授業中とか大人しく出来ていたのかちょっと心配になる。たぶん10秒静かにしてって言ったら2秒で限界が来て笑うタイプである。
 そんな元気有り余る彼、ライブ中はそれ程動き回る方ではないようだ。先ほども述べたが筆者は言うほどバンドを見ている訳じゃないので少し心許ないが彼のライブパフォーマンスはかなり正統派のそれではないかと思う。
 で、彼の何が良いってライブ中メンバーに目をやる瞬間が多いんですよね。めっちゃ周り見てる。なんかその姿にグッとくる。傍若無人に見えてきっちり仕事をこなす職人肌。それが筆者が彼に抱くイメージである。
 ファンから貰った手紙とかイラストとかを“机の大事な物ゾーン”に保管している。は?推せる。

Ba マツキヒラ タカシ


※20代です。

いっっちばんわかりやすい沼

 もうわかりやす過ぎる。チェーン付きの丸眼鏡に?スーツに?ヒゲ?は?何言うてるん。予めそう言うの刺さる人にブッ刺さるようにデザインされたとしか思えんのよ。
 この人、音楽学校での講師とかスーツショップのスタッフなどの経験をお持ちでもうとにかく接客が上手い。接客と言うか扱いが上手い。オタクの。
 言葉遣いも物腰も丁寧で所作の一つ一つが美しい。よくライブで曲の合間に指を慣らす仕草をしているのですがまぁ〜〜〜様になる。映画に出てくる上品な殺し屋みたいである。たぶんピアノ線とか使う。
 あとスーツの着こなしが良い。それを上手くお伝えする語彙を持ち合わせていない事が悔やまれる。オーラが違うのオーラが。あとなんかネクタイを指輪に通してる。見てるだけで楽しい。あとなんか妙に良い匂いがする。
 運が良ければアンコールなんかでサスペンダー姿も見れちゃうぞ。大盤振る舞いかて。
 で、下のMVでもチラッと映っているのですが、なんかあの、デカいベースも弾けるんですよね。
 何か退廃的な空気のライブハウスにこんな上品で怪しい御仁がそんなもん弾いていたら最早芸術である。退廃芸術。
 インディーズなので物販に良く立っているのですが、ファンと談笑する姿はまるでパーティの一幕である。
 ドクスモに沼りたい方は是非マツキヒラ タカシからどうぞ。

Vo タナカ ダイキ


方向音痴らしい。


逸材。

 逸材である。声が良い。ボーカルなんだからそりゃそうだろって?殴るぞ。彼の声はハスキーボイスに分類されるかと思う。聴く者の心の内を削りにくるようなパワフルさ、我々が常に感じている心の空虚な部分を満たす質量がある。
 以前、Baのマツキヒラさんがこう言っていた、"僕らは皆んなダイキの声に惚れているんですよ"。
 保証する。ハスキーボイスのバンドを好きになった経験がある方々に保証する。彼を聴いて損はない。
 まるでロックンロールのために産まれたかのような声をしているんです。こればかりは実際に聴いてくれ。この男の魅力を書くだけの語彙を筆者は持たない。もしかすると、まだ人類は彼を称賛しきるだけの言葉を持ち合わせていないのかもしれない。
 ただ筆者は思うのです。彼は、彼をロックバンドたらしめるDr.Smokin’Frogと言う存在は、ビートルズやザフーがこの国にもたらしたブリティッシュインベイジョンが、ブルーハーツやミッシェル、ブランキーと言った形で花開き、そしてその偉大な先駆者達が残した種が繋いだ小さな小さな珠玉であると。
 特筆すべきは彼の声だけに留まらない。その驚異的な作詞能力も筆舌に尽くし難いものがある。
 以下に引用するのは筆者が激推しする彼らの曲、"KARASU"の歌詞である。

"鏡に映った自分の目に問いかける。あなたは本当に私なのかと。後出しで手を出すかのように、ふと我に帰るの。いつでも会える私に"

いやいやいやお前ホンマに20代か!?!?

 何これ。何なんよこれ。バケモンでしょ。びっくりしてお前言うてもうたわ。ごめん。人生何周目?5回ぐらい20代してません?前作のデータが見つかりましたので引き継ぎしてません?村クエ下位から上位装備で臨むのやめてもらっていいですか?
 もう情けなくなってくる。歳上なのにこんな駄文をダラダラと書いている自分が情けなくなってくる。天才なんて言葉簡単に使いたくないが彼はひとまず天才って言葉で括っておかないとどうしようもない。もう手が付けられない。
 ドクスモの歌詞凄い好きなんです。もともと意味がわからない歌詞が大好きなんです。でもなかなか巡り会えないんです。どいつもこいつも直球で愛とか云々言っちゃうんです。ええねん。お前の話別にしていらんねん。
 皆さん懐の深さってなんだと思います?優しい言葉をくれること?共感してくれること?
 僕は、こちらから想像する余地を残してくれることだと思いたいのです。
 いつかドクスモがTwitterでしていたラジオで「歌詞の意味は?」的な質問が来た事がある。いや、あの、すいません私がやりました。
 で、その時にタナカダイキくんは次のように答えたんです。
「そんなもん、こっちが聞きたいです」

かっこいいいい〜〜〜〜〜〜!!!!

 かっこいい。痺れる。天才。
 曰く、歌詞に意味なんてないらしい。意味のない事に意味があるらしい。
 こちらの憂いにも悲しみにも触れて来ず、ただ怪しく輝いている存在。全てを照らし暴く太陽ではなく、夜を以って覆い抱く月の光。それは筆者が渇望するロックそのものであった。
 まさに自分が求めていたものを創り出す才覚がそこにいた。ドクスモに本格的にハマったのは元々好きなバンドが活動休止になった頃だったのでもうとにかく嬉しかった。こんな才能ある人がいるなんて。それも我が地元に。
 かなり長くなってしまった。きっと読書の方々は今頃
 「ひ、ひょえぇえ〜〜!!声と作詞能力がぶっ飛んでいるよぉ〜〜〜:(;゙゚'ω゚')ここここここんなすげぇヤツが居るなんて知らなかったよぉ〜〜〜〜〜:(;゙゚'ω゚'):」と震え上がっていることだろう。








タナカ ダイキを舐めるなよ。

以下の画像をご覧頂きたい。彼らのアルバム「Upper Jaw」とバンTである。

2,500円


残り少ないって!

↑公式通販

これらのデザイン、どなたがしているかご存知ですか?

タナカ ダイキですぅ〜〜〜〜。

 ヤバくない?神なんぼほど彼に才能与えたん。やりすぎ。オーバーキル。
 もうなんか筆者の顔面が色々初期設定のままなの神がタナカ ダイキを創るのに忙しかったからだと思いたい。
 ねぇ?凄いっしょこの人。もう方向音痴とか申し訳程度の欠点もはや欠点ちゃいますわ。むしろかわいいわこんちくしょう。


お待ちかねのアー写全体像

 閑話休題。

 つい熱くなってしまった。失敬。もしここまで読んで下さった方がいたら本当に本当にありがとうございます。
 そしてどうかどうか大阪の宝、Dr.Smokin’Frogをよろしくお願いします。

終わりに

 さて、どうして筆者がこんな文章を書き出したかと言うと、彼らDr.Smokin’Frog、来たる12月1日に東京初進出を果たす。
 来て!!!下のMVをちょっとでもええなと思ったら来て!!!沢山の人に見てほしい、見つけて欲しい!!
 収まらなかったんだ、彼らのために何かしたかったんだ。俺は楽器も弾けないし絵も描けない、ロック聴く友達もそんなにいない。だから頼ったんだよTwitter。
 ねぇ、腹たちません?文中散々タコだのうんこ踏めだの抜かした僕に腹立ちません?もしそう言う方が居られるなら!ライブハウスで1発殴らせて差し上げますから!!これも何かの縁と思ってお立ち寄り頂けないだろうか!!あ、でも接客業に従事しているので顔面はご容赦願いたい…これ以上薄くなると壁と見分けが付かなくなる…あと胴体も貧相でペラペラだからやめて欲しい…折れる…。肩でお願いします、グーはなしね…デコピンの感じでおねしゃす…。

 さて、散々脱線した本文もそろそろ終わりの頃合いである。重ねて、ここまで読んで下さった人が居たらお礼を申し上げたい。本当にありがとうございます。
 MVを見る前に、お手洗いは大丈夫ですか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする準備はOK?
 読んで下さった方々がどうか卸したての靴でうんこ踏みませんように。
 またどこかで、出来ればDr.Smokin’Frogのライブでお会いしましょう。見つけてもそっとしておいてください。ありがとうございました。

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