「あなたたち」と「あなた」をつなぐ。
おはようございます。
だんだんと暑くなってきました。
気持ち良い天気が続いていますが、教室は暑く、そろそろ冷房を...と思ったのですが、「いつから」と決められているようで、この辺の文化も独特(?)だなあと思います。
学校に到着して、朝の打ち合わせが終わると、すぐにホームルームが始まり、その後授業に入っていきます。
合間に行事などの準備を進めていると、あっという間に帰りのホームルームになります。
ベテラン教員ですら言っていますが、本当にあっという間です。
なかなかに慌ただしい。
そんな中で思うことは、生徒一人一人と話す時間が本当に少ないということです。
毎日接してはいるのですが、なかなかじっくり一人一人の話を聞く機会を持つ時間はありません。
何か問題行動が起こればそのための時間を取ることになりますが、イレギュラー対応という扱いのため、基本的に退勤可能時間を過ぎてからの対応になります。
そんな時に思うのが、「予防医学」です。
さまざまな環境に置かれ、いろんな問題を抱えながらも、まだまだ精神的に成熟していない人間を相手にしますから、一人一人の話をゆっくり聞いてあげる時間をとっても良いように思います。
そうすることで、少し生徒の方もゆとりを持てたり、ガス抜きができたりするのではないかと思いました。
そしてそれは時間外で行うのではなく、普段授業している時間を使って。
ただのアイデアですから、実現可能かどうかまでは考えていませんし、ベテランになってくると、話をしなくてもわかるのかもしれませんが。
授業の時間を減らしてでも、得られる効果は大きいのではないかと個人的には思います。1日1人でもいいくらい。
勉強の頑張りは個人的なものですが、行動面の評価となると、「学校は一つの社会」ということで、集団の中での振る舞いに目が行きがちです。
一方で、集団「だけ」で生活しているわけではありませんから、1人の時の思考や行動はまた違った側面があるはずです。
使う言葉や振る舞いは、その場の関係性で変わるのが普通です。
「今目の前にいる相手は、自分との関係性で強く出てきている一側面」というふうに考えています。
そのように考えると、「性善説」「性悪説」どちらもあるのは当然で、関係性によって変わるでしょう。
集団でいるときと1人でいるときが全然違う人もたくさんいます。
一個人とはいえさまざまな側面を持つのが人間だと思っていますので、じっくり話す時間がほしいなあと思った朝でした。
今日もお読みくださってありがとうございました。
今日は開運日です。皆様にとっても良い一日となりますように。
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