26w4d 506gの男の子⑦NICU卒業!GCUへ
NICUに3ヶ月、すっかり通い慣れて
看護士さんや先生とも仲良くなった頃。
それは突然やってきた。
「そろそろGCUに移動するかもしれません」
あ、もうですか?
というのが率直な感想だった。
ちょうどこの頃の体重がこのくらい↓
最初か、出産前に聞いた説明で
目安としてGCUはだいたい2000g以上の
赤ちゃんがいると聞いていたので、
まだまだかと思っていた。
たしかに、今NICUのベッドはいっぱいだ。
柊斗よりあとに続けて双子ちゃんが2組
産まれたりしていて空きがない状態。
そこにNICUの治療を必要とする
新しい赤ちゃんがいつ産まれるかは、
予測不可能。
NICUに新しく入院してくる赤ちゃんが
産まれた瞬間、今ここにいる中で
体重や健康状態で1番大丈夫そうかな、
と判断される赤ちゃんがGCUへ移動する。
…なるほど。
柊斗はまだ2000gには達していないが、
早く産まれた分この中ではベテランだし、
体温も自分で保てるようになって
最近は呼吸もだいぶ安定している。
「空きがあればまだ小さいから全然いてもらいたいんだけどねぇ~」
と、仲良くなった看護士さんが言う。
べつに心配とかではない。
むしろGCUという響きを聞くと、
その次の『退院』が急に近付く気がする。
え、え、もうGCU行っていいの?
という戸惑いだけ。
あと私は人見知りなので、
3ヶ月危うい時期を共に支えてくれた看護士さんたちと離れる事がさみしいなぁ…なんて。
でも、次のステップに進んでいかないとね♪
また、その日は突然やってくる。
いつも通り面会に行くと
「あ、ママ柊斗くん今朝からGCU移りました!」
おぉ、スゴいすごいついにか!
柊斗も頑張っている。
母も、GCUの看護士さんたちとも
頑張ってお話するよ。
GCUとなると、酸素は付けているものの
安定しているので大きな窓越しに
お姉ちゃんも祖父母も柊斗と会える。
(2019年のお話です)
こんな感じで、
生後3ヶ月半くらいで私の母もやっと
写真とビデオ以外で柊斗と対面できた。
お姉ちゃんも、こんな感じで柊斗と会える。
中にいるママの姿も見えるので、安心。
とはいえ、10分もすれば「もういいよ」
と飽きて絵本とか見てたなぁ…
GCUに移ってから、新生児網膜症の
目のレーザー治療をした。
せっかく段々と点滴類がはずせて自由の身になってきたところ、いったん点滴などを復活して治療する姿は少し胸が痛んだ。
でも、視力はあった方がいい。
全ては今後の柊斗のため!
ということで、ポジティブ夫婦は
乗り越えた。
GCUに移って、ぐっと家族との距離が
近くなった柊斗くん。
平日パパが仕事終わりに面会に行くと、
帰り際泣かれるなんてこともよく聞いた。
赤ちゃんらしくなってきたね♪
•*¨*•.¸¸☆*・゚
⑧へ つづく
いよいよ退院の準備!