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40代から世界に飛び込む為の直前準備


はじめに

世界に飛び込むためには、それなりの準備が必要です。私もかなり準備をしたつもりでしたが、思いがけないところで困ることがありました。そこで、私の経験をもとに、いくつかアドバイスをさせていただきます。

なお、私が現在住んでいる国はネパールですので、内容はネパールに特化したものになります。他の国では事情が異なるかもしれません。その点をご理解いただき、参考にしていただければ幸いです。

なお、これまで「40代から世界に飛び込むため」シリーズを書かせていただいておりますので、そちらも併せて読んでいただけると幸いです。

私は最初に”お金”に困りました💦

私の給与は日本から振り込まれるのですが、そのためにはネパールで口座を作る必要がありました。そこで、到着して二日目に手続きをしたのですが、ネパールの銀行の不手際で、口座が開設されるまでに3か月半もかかってしまったのです。

その結果、4か月間給与を受け取ることができず、手持ちのお金が底をつきかけ、人生最大のピンチを迎えました。

というのも、私は特別お金持ちの家に生まれたわけではありませんが、経済的には「中の中」の人生を40年以上送ってきたので、お金に困ることはありませんでした。

お金が底をつきかけた私は、途方に暮れながら大家さんに家賃を待ってほしいとお願いしました。人に頭を下げてお金を頼む経験は、私にとって衝撃的で、非常にみじめに感じました。

しかし、幸運にも私の大家さんは、「あっ、そんなこと。全然大丈夫だよ」と驚くほどあっさり受け入れてくれたため、なんとか事なきを得ました。ですが、もし厳しい大家さんだったら、家を追い出されていたかもしれません。

海外では、日本では考えられないようなアクシデントが頻繁に起こることがあります。ですので、私のお勧めは、自分が必要だと思う金額の倍を持っていくことです。

現地に信頼できる頼れる友人を見つけておく

知らない国に行くと、ガイドブックには書かれていないトラブルが頻発します。例えば、家を借りる際の契約の仕方や買い物の相場がまったく異なり、予期せぬ問題に直面することがよくあります。

私も、相場よりも高い値段で家を貸されそうになったり、地元の市場で必要以上に高い価格を請求されたりしました。こうしたトラブルは、現地の情報不足が原因でした。

そんなとき、本当に頼りになるのは現地の信頼できる友人です。例えば、私が高額な家賃を提示されたとき、友人が相場を教えてくれ、交渉のアドバイスをしてくれました。

日本では考えられないようなトラブルが海外ではよくあります。そのため、新しい仲間が現地に来たとき、私が信頼される友人となり、彼らが同じような困難に直面したときに助けられるようになりたいと考えています。こうして、恩送りの輪が広がると素敵だと思います。

おまけ:てん子の学び

個人的にお金がなくなり、借金をお願いする経験は、私にとって非常に価値のあるものでした。

私は以前、「お金に関しては絶対に他人に頼ってはいけない」という信念を持っていました。この考え方が間違っているとは思いませんが、その信念を超えて人に借金をお願いしたとき、何かが変わったと感じました。

その結果、仕事で誰かに頭を下げてお願いする際も、「あの経験に比べれば全然楽だ!」と感じられるようになりました。努力だけでなく、他人に頭を下げてお願いすることができる人間が強いということに気づきました。

(だって、努力なんてマスターベーションで誰にでも出来るし<笑>)

今回の経験を通じて、少しだけでも「お願いできる人間」になれたと感じています。この経験が今後どのように役立つかを考えながら、さらに成長していきたいと思います。

今回の”てん子語録”

  1. 世界に飛び込むためには、十分な準備が必要。

  2. 海外では予期せぬアクシデントが頻発するため、必要な金額の倍を持っていくことが推奨される。

  3. 高い家賃の提示や、地元市場でのぼったくりがあるので、現地に信頼できる友人を見つけて相談できる環境が重要

おまけの語録

  1. 借金をお願いする経験を通じて、他人に頭を下げて頼ることの大切さと強さに気づき、成長を感じた。


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