③/③ ベンツECU開発系プライベーターDIY実践日記♪のしーちゃんです。新世代ECUチューニング・バブリング開発に手を出したの巻
コーティング開発もある程度落ち着いた頃、大阪の
リザルトマジック日比社長のECUチューニングに
興味を持ちました。
同じ人間だから、人が出来るのなら自分にも出来る
可能性があるという短絡的な思考でやってみようと
思ったことが始まりでした。
何よりも外見が同じなのにデーターと言う見えない
中身で優位になるという、、、しーちゃんにとって
この上ない嫌らしい好みなのは本音です(失礼)
と言っても、本物の読み書き機は100万円くらいしますし、
ECUの通信方法さえ分からないまま見切り発車で、、、
突っ走りました。
当時持っていたEクラスのコンピューターを題材に頑張ろうと
思いました。とりあえず考えることは山積ですが、順を追って
まずは読み書きの訓練をしてみようと思いました。
DIM SPORTS社 TRASDATAのいわゆる模倣品であるKTM100と言うのが
当時、新世代ECUの読み書きが出来る機器でした。
当時はBOOT方式と言うカプラーピン配線+ブートポイント配線、
つまりブートポイント配線はECUの蓋を開けて基板に直接配線も
しなければならないという、、、面倒な物でした。
しかも、この車のECUのブートポイントはふたを開けて
出てきた基盤の裏側にありましたので、、、さらに基盤を
止めているねじを取り基盤を裏返して処理をしなければ
ならない素人かつ初心者には最上級難易度のものでした。
なんだかんだで色々と開発をしていきました。
根拠を補強する、ECUの設計データーいわゆるファクトリー
ファイルと言うものも手に入れデーターの理解も深めて
いきました。作ったデーターは必ず計測しました。
失敗は当然ですが、車も何度も壊しました・・・。
開発していくうちに日本初開発の停止レブ、つまり空ぶかしの
回転数リミッターの開発もしました。ベンツは4000回転弱で
止まりそれ以上上がらないものが多いですが、それをレブリミッターまで
空ぶかしできるようになりました。
今でもベンツでやれるところは一社以外聞きません。
色々とやっているうちにPOP&Bangと言うレーシングカーのような
バリバリ音を出すという外国の流行りをやりたいというお話を頂き
私も色々と考えました。
日本ではバブリングと言う名前が定着しているようです。
今ではゴロゴロ、、、バンバン、パンパン、バチッ!などの
音質や鳴らすタイミングや長さ等もコントロール出来るように
なりました。最近では火吹きもチャレンジしました。
そのほか、標準車両で走行距離改ざん車両にならない
AMGメニューを出したりと色々な要望に挑戦しました。
注:AMGメニュー
油温やギア温度、ラップタイムなど
AMG車両専用メーター表示メニュー
そのうちに色々な方から協力して頂ける旨を賜り、正規本物の
読み書き機を使用出来るまでに至りました。
皆様私などにこれほどまでに優しくして頂けて感謝です!
お時間許されるときに
是非本体ブログの方もご覧下さい。
今回は3回に分けてやって来たことを振り返りました。
結構端折りましたがこのような感じでした。
また次の記事でまたお会い致しましょう!