【1本目】忠犬ハチ公は偉大/きみがぼくを見つけた日
不朽の名作バックトゥザ・フューチャーにはじまり、
猿の惑星、アバウトタイム。
設定的には定番中の定番、タイムトラベルもの
BTTFはもちろん大っっっっ好きなんですが!
(ちなみにやっぱり1が一番好きです)
これについて語るには、
私の浅ーい知識では恐れ多く
むしろその魅力は語るまでもないので
私が紹介したいタイムスリップ物はこちら
きみがぼくを見つけた日
タイムスリップ能力を持つ男性と
後に妻となる女性のラブストーリーです。
最大の特徴は主人公の男性が
タイムスリップするタイミングも行き先も選べないこと
結婚式の夜、食事中、お休み中。
自分の意思とは無関係に突然知らない時間と場所に飛ばされてしまう。
しかも王道タイムスリップものと違い
身につけている衣類は一緒に時空を超えられない!
急に知らない時間と土地に飛ばされて
まず洋服を探すところからはじまるんですよ。
文字通り身一つで、衣服を求め慌てふためく姿、、
ちょっと笑っちゃう、ごめんなさい。。
(ちなみにコメディではありません)
突然消えてしまう旦那さんと奥さんの
時空間的なすれ違いがこの映画の肝。
設定自体はめちゃくちゃに非現実的なのに、
ところどころにハッとさせられるようなシーンが挟まっている
とっても切ない映画です。
私が強く印象に残っているシーンは
2人が夕食の支度をしてる最中、
突然旦那さんがタイムリープしてしまうシーン。
楽しくキッチンで料理をして、
リビングに食事を持っていく旦那さん。
するとガシャーンとお皿の割れる音がして、
旦那さんはもういなくなっている。
残された地面に落ちた食器を片付けて
1人で宙を眺めながら夕食をとる奥さん。
そこから何日も、旦那さんは帰ってこない。
作中うるっとくるシーンはたくさんありますが、
私はこのシーンが1番ぐっと胸に来ました。
ありえない設定だけど、
どこにでもある日常風景と組み合わさることで
2人の問題に妙に現実味が増します。
なんでもない日常から心の準備なくスポンと、
大切な人が消えてしまって
生きてるか戻ってくるかもわからず
ひたすら待ち続けるって、
闘病の末の死とか、戦死よりもある意味辛いかもしれない
このシーンを見た瞬間
そんなことが頭を駆け巡って一気に感情移入
最後には、2人の仲を引き裂いたはずの
タイムスリップの力が奇跡を起こす
ほっこりしたラストが待ってます。
ちなみに原題はタイムトラベラーズワイフ。
映画を観た後に意味がしみる、邦題の方が私は好きです。
見終わったあと
特別なデートに行こう、何かを贈ろう!とかではなく
何気ない食卓とか会話がすごく愛おしく、
大切にしようと感じるはず。
そんな映画です。オススメです!
(ヒロインはアバウトタイムでも主演のレイチェルマクアダムス!
ほんっっとに可愛い女優さんで大好きです…)
#映画 #オススメ映画 #きみがぼくを見つけた日 #レイチェルマクアダムス #タイムトラベル #映画レビュー #映画紹介
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?