【5本目】屋台飯、最強説/シェフ 三ツ星フードトラック始めました
駅前に突如現れるクレープ屋
ぼったくり価格のお祭り出店
イベントブースのフードトラック
「屋台飯」ってだけで、
なんであんなにも美味しく見えてしまうんでしょうか。
ここだけ!今だけ!的な特別感につられ、食べなければという謎の義務感に襲われる。
いつもはレストランで汚れた箸がでてくるのも嫌なのに、
屋台飯というだけでその汚さや雑さも味に感じてしまったり。
人間って単純ですね。
そんな単純なあなたにオススメしたい、今日の1本。
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」
見るからにおいしい料理を作ってくれそうな恰幅のいいシェフ
周りを囲む家族の満点の笑顔
ファミリー映画らしいハッピーなデザインのポスター
さぞかしハートフルな映画のことでしょう!
と思いきやまさかのPG12指定。
PG12の要因は人のよさそうな主人公のお父さんシェフ。
レストランに訪れた評論家と喧嘩騒ぎを起こしたことでお店をクビになり、フードトラックをはじめるところから映画がスタートするんですが、
端的に言えばまあ口が悪い。
考えるより先に口と手が動いてしまうタイプで、下世話なブラックジョークや暴言がバンバンでてきます。
このギャップも面白さの要因なんですけど、やっぱりなんといってもおすすめポイントはでてくる最高の料理!
プライドが高くて口が悪くて、でも仕事に人一倍のプライドを持っているザ・職人気質のパパシェフが作るメシテロな逸品たちは食べたくなること間違いなし。
リズミカルで手際のいい調理シーンは見ていてとっても気持ちがいいので、
料理がうまい役者さんを起用したのかと思いきや、エンドロール後に本物のシェフに教わりながら一生懸命料理の練習をする舞台裏映像が。
練習の賜物だったみたいです。役者さんってやっぱりすごいなあ。
見終わった後に「キューバサンドイッチ」と「ベニエ」が食べたくなること間違いなし。(なにそれって人は、とりあえずまあ見てみてください)
「フードトラックで旅をしながら、家族の絆を取り戻す」というファミリー映画らしい要素もあるので見た後には空腹感プラス、ほっこり感が残ります。
空腹時・ダイエット中の閲覧注意
食欲の秋にオススメのメシテロ映画でした!
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