エイジングライフスタイル★ナースが語る人生観

多くの人生や生き方に触れてきた看護師としての経験をもとに人生観、日々感じることを思うままにつらつらと。人生100年時代、豊かに充実して生き切る力を蓄えましょう。歳を重ねるにつれて変化するライフスタイルや自分の生き方を探求し、元気で健康的な生活を送るためのヒントになれば幸いです。

エイジングライフスタイル★ナースが語る人生観

多くの人生や生き方に触れてきた看護師としての経験をもとに人生観、日々感じることを思うままにつらつらと。人生100年時代、豊かに充実して生き切る力を蓄えましょう。歳を重ねるにつれて変化するライフスタイルや自分の生き方を探求し、元気で健康的な生活を送るためのヒントになれば幸いです。

最近の記事

アメリカ滞在から見えた生活

baby careのため、思いがけず実現したアメリカ行き。 短期間ではありましたが、 旅行とは違い、ごく普通の日常生活を体験することができました。 ホテル滞在では気づかない、何気ないアメリカの生活について、 主婦目線で感じたことを、書いてみたいと思います。 学生時代は感激しどおしだった! 学生時代にホームステイでアメリカに1ヶ月ほど滞在したことがあります。 それはもう何もかも、とにかくワクワクだらけでした。 初めての海外ということもありましたが、 SNSもYouTubeも

    • アメリカ滞在

      先週から息子が住んでいるフロリダにきています。 旅行と違い、こうして少しまとまった期間の滞在は、 学生時代のホームステイ以来、実にン十年ぶり。 20歳なりたての、あちこちに飛び出してみたいあの頃とは違い、 英語が全然喋れなくても、どこか気持ちが落ち着いていて、 穏やかに過ごしています。 今回は、久しぶりの都米を通して、今感じることを記していきたいと思います。 まず今回は、出国の様子から。 楽しみより不安だった旅行前 今回、この渡米を決めてからというもの、実は楽しみより不安

      • 2のゾロ目のバースデー 手紙に涙

        こんにちは。 この記事をすっかり温存し過ぎてしまい、投稿するのを忘れておりました(⌒-⌒; ) 今年の冬のおわりにあった出来事のお話。 いつもに増して、ゾロ目祭りの今年のバースデー。 同級生の主人の方が、ほぼ1年近く誕生日が早いため、 自分の歳が時々不安になって、こっそり年号で計算するという・・・(⌒-⌒; ) なのに、パソコンを開くと「2月22日あなたの●歳の誕生日です」と ご丁寧に露骨なメッセージが出てくるので、 思わず笑ってしまいます。 義母からの手紙 義母からバ

        • 四十九日

          こんにちは。未央奈です。 昨年末他界した父の四十九日法要を無事終え、納骨を済ませてきました。 もともと身内だけで行った葬儀でしたが、さらに最近また急増しているコロナの影響から、叔父・叔母達と予定していた会食は中止し、われわれ家族のみでお寺に伺い、法要を執り行ってきました。 県内とはいえ、やはり父の故郷の地。 ここに無事納骨し、父を帰してあげられたことで、ひとまず安心しました。 今回はこれについて、感じたことを記していきたいと思います。 自分のルーツ私はこれまで、あまり自

          薬の管理

          歳をとると、なんらかの薬を飲んでいることが多いですよね。 「内服の管理」 というのは、高齢者にとって、ひとつのバロメーターでもあります。 今回は前回に少し触れた、内服管理についての話です。 薬の飲むというのは、特に高齢者にとっては複雑なものです。 今では、多くの薬を併用することで体に悪影響を及ぼす「ポリファーマシー」の考えが広がってきています。 それでもやはり高齢者は様々な病気や症状があるため、 内服の種類は増えやすく、 飲み方にも色々なパターンが出てきます。 食事の前

          認知症を悪化させないための行動

          認知症 看護師という職業柄、 もちろん知識や現場で接することを重ねてきたわけですが、 最近、初期認知症の父に付き添っていると、 あまりにその行動やその原因がドンピシャなので、 1人で「そうそう、その通り!」と心で叫んでいることも多いです。 その中で、 最近読んだ認知症関連の論文には、結構励まされた気分になりました。 BPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia) という認知症の行動・心理症状を意味する言葉が

          穏やかな時間

          うちの父。 がんの宣告を受けてから、というものの、 「延命治療はしないから!」ととにかく訴え続け、 どんな答えも、この言葉で締めくくるほど・・・(;^_^A さらに、今月初めにはステントが詰まる気満々で、 そう、今頃はもう・・・というような自分の計画?だったのですが、 今の体調はやや低めの安定といった感じで、大きく変わりなく、 体重も下げ止まりキープ状態。 さすがに母と同じくらいの体重では体力がもたず、で 寝る時間が長くなり(12時間ぐらい。昼頃起きる) 散歩の距離や時間

          まあまあ・・・の役割

          夫婦というのは色々な形があり、その距離感も様々だと思います。 高齢の夫婦が一緒にいる姿が、はたから見ていて微笑ましくみえるのは、 夫婦としての歴史がそうさせるのでしょうか。 でも実際の日々の生活は、そんなドラマでもないわけで、 父と母のやりとりは、私や弟からみれば、 「ああ、はいはい」 と、スルーしてしまうことは多々あります。 二人とも、お互いがいない時に私にこっそり耳打ちする時の顔といったら! 「お父さんったら、こうでああで・・・」 「まあ、お母さんは、かくかくしかじか・

          喫茶店の思い出

          こんにちは。未央奈です。 名古屋人はやっぱり喫茶店がお好き、なんですかねぇ。 うちから程近いコメダ珈琲さん、たまに土日の朝行ってみるとこれがまた混んでいて、待つ気になれず帰ってきてしまうこともあります。 久しぶりに両親を誘って、実家近くの喫茶店に行きました。 いわゆる名古屋のモーニングサービス、飲み物を頼めばトーストがついてきたりするのですが、 なんと12時までやっていました(;^_^A 地元民ながら、やや驚きです。 そして帰りにはレジのところで、嬉しそうにコーヒーチケ

          がん宣告からの突然の終末期生活開始・・・

          いきなりですが、今月に入り、父が食道がんと診断されました。 今年のGW中に具合が悪くない緊急入院して判明。年齢的にも体力的にも手術や化学療法などの積極的治療は勧められないこと、そして父自身もそれを望まず主治医の先生と本人が話し合った結果、食道を塞がないような処置のみ施し、退院してきました。 我が家両家とも、それぞれ在宅サービスやケアを考える時期にすでに突入していましたが、まあそれにしても、このような形でリアル在宅療養支援を考えることのなるとは。 ある程度、こういう時期が

          がん宣告からの突然の終末期生活開始・・・

          在宅支援する看護師が語ります

          初めまして。未央奈です。気持ちのいい朝です。 いよいよブログスタートです。 さて早速ですが、もし自分の周りの人が療養や介護が必要な状態になり、自分が関わらなければならなくなったとしたら、皆さんはどうしますか?  入院先から「退院できます」と言われたけれど・・・  だんだん動けなくなってきている。これからどうなっていくの・・・  介護保険とかさっぱりわからん・・・  仕事もあるのに病院の付き添いすら大変だ・・・ いつかは誰にでも起こる問題、と思っている方も多いと思いますが