言語活動の生理的基盤から見る、心理学の非可視性

タイトルからわかるように、今日のnoteは100%何言ってるかわかりません

僕の思考をそのまま書きます。斜め読みだと読めないので、左から順に読んでいただければ幸いです。その代わり短くまとめます。


――まずね、色んな生命活動って何かの信号から成立するでしょ。神経を通る電気を想像してください。信号系で成立してるんですよ、生命活動って。

でさ、言語活動も生命活動じゃんね。つまり、裏を引っ張る信号系があるんですわ。その信号系を、第2信号系って言います。


「おいおい、待て待て、急に『第2』?! 『第1』はどこ行ったんだよ!」

うんうん。わかる。僕もそう思った。

いいかい?第1信号系ってのは、パブロフの条件づけで見られる、古典的条件づけの基盤なんだよ。もっと言うと、五感(刺激)と反応の関係を決めるのが第1信号系。

すなわち、「脳の基盤」と「環境との力動的な相互作用」をつなぐ信号系なわけだ。


「いや、言ってる意味わかりませんよ?べんとうさん」


しょうがないなぁ。もう一回説明しましょうか。

いいかい?第1信号系ってのは、パブロフの条件づけで見られる、古典的条件づけの基盤なんだよ。もっと言うと、五感(刺激)と反応の関係を決めるのが第1信号系。

すなわち、「脳の基盤」と「環境との力動的な相互作用」をつなぐ信号系なわけだ。


「いや、べんとうさん!それコピペでっせ!全く同じ説明でっせ!」


うるさい。第1信号系はこれやねん。大体、心理学が全部脳細胞のレベルまですべて解明していると思うでない。よーわからんけど、脳と体をつなぐ信号がないと説明つかんやろう。脳と体の配線を切ってみい。困るやろ。この配線が第1信号系なんですよ。


「え、じゃあ、第1信号系って実体のないものなのですか?」


まあ、そう納得してくれるなら有難い。外から見る限り、こういう信号系の存在を仮定しないと訳わからんから、こう仮定したに過ぎないんですね。



――で、第2信号系もそう。こういう環境との相互作用と思考をつなぐ、何かがあると仮定してるんですよ。ここの架け橋が第2信号系です。

パブロフの師匠のセーチェノフは「思考とは行動の抑制と結合された精神反射である」という考えを表明している。

行動が抑制されるから、思考が生まれるんだよ。

――考えてみれば納得いきますわな。


この考えを基盤にすれば、第2信号系(体と思考の結びつき)の存在を仮定した思考回路も多少はわかりそうですよね。




さて、心理学のお話でした。

心理学って行動科学なので、外から見ることしか出来ないんですよね。内側の神経機構を細かく調べるのは生命科学ですから。

心理学がやれることは、「うーん、こういう信号系がありそうだなぁ。」までです。これがわかるだけでもすごいんですけどね。

ただ、そのあいまいさ故に、心理学の専門書には「なーんじゃそりゃ??」ってのがたまに出てきます。そういう抽象概念は大抵鵜呑みにするしかなかったりします。だって、「ありそうだなぁ」ってとこまでしかわかってないんだもん!

パブロフさんの言った第2信号系だって、僕もどこにそんな神経の束があるかわかりませんよ。だって、載ってないもん。でも、あるんです。

化学の閉殻・オクテットと同じです。見えないけどあるんです。


いやー難しすぎます。正直、これを最初に見た時頭沸きました。読書中にwikipedia調べてて「英語かよ」って思いましたけど、めっちゃ咀嚼すれば理解出来そうです。


取り敢えず、読書課題も第1章は読めたので、次第2章を読んでいきたいと思います。

大抵、こういう訳わからん書物は最初の3章くらいが鬼門です。がんばります。


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