うちで作ろう!丑年だから赤べこを作るジョー!
やあみんな、ダンボールジョーだ!
2021年、あけましておめでとうございます。今年も工作ばっかりしてくらそうぜ!今年最初の工作は、丑年ってことで赤べこ!
赤べことは…
「べこ」は東北の方言で「牛」のこと。福島県会津地方でむかーしから作られてるおもちゃで、こどもの魔除けとして使われてきた。
胴体と首が糸でつながっていて、頭をさわるとゆらゆら動くかわいい子!
■いざ工作開始!
設計図はこちらからダウンロードしてね!
必要な材料
・設計図
・ダンボール(A4サイズ2枚分。厚さ3mmのものを)
・ゆらゆらさせるため、首の後ろにつけるおもり
≪今回は簡単に量が調節できるあぶら粘土を使うぞ。
その他、小石とか大き目のねじとかでもOK!≫
・ぬい針と糸
≪普通の針と糸でOK。糸は50cmくらいあれば≫
・絵の具など 飾り付け用
設計図にそって全パーツを切り出すとこんな感じ。
■まずは頭から
折り線はカッターの後ろで線をなぞって、しっかり折るようにしよう。
カーブしているところは、指でぎゅっとつぶして丸くしよう。
そしたら、はじっこのどちらか、少しめくれるところがあると思うので、そこにボンドをぬってくっつけよう。
頭の側面は、はじっこぺりぺりをしてのりしろを作ってからはりつけるときれいに仕上がる!はみ出した部分は切っちゃってね。
次は首。3mm厚のダンボールって、なみなみ2つおきに折っていくとだいたい1.2cmになるはずなんだ。ラクしたいひとはぜひそれでやってみて。はじっこを少しめくってボンドで止めよう。
次はつの!
つのの材料は、ダンボールの上の紙を使う。
はじっこからゆっくりはがしてから、まるく切る方がやりやすいね。
そしたらくるんととんがり帽子を作ってボンドで止めよう。
これで頭のパーツはみんなできたね。まずは頭のパーツの上にツノをくっつける。
頭の穴に首のパーツが通るかな?通ってもまだくっつけないで!あとで調整するからね。
首の後ろに、ねんどのおもりをつけよう。
あぶら粘土をそのまま使うとダンボールに油がしみちゃうので、ビニール袋かラップでまいてから、首の後ろにセロハンテープでぐるりっととめちゃおう。これで頭は完成。首の真ん中へんを指にのっけてバランスがとれるかな?重りの量や頭の位置を調整してみてね。
■体を作る
次は体を作っていこう。メインのパーツの折り線を折って、端っこをくっつける。しっぽ側と頭側は、はじっこぺりぺりしてくっつけよう。
足を4本作って、体の下につけたらできあがり!
■頭と体を糸でつなぐ
さあここからはお裁縫の時間だ。ぬい針に糸を通して、二本まとめてはじっこを結ぶ。
つぎに首の下から上に向かってナナメに糸を通したら、首の下の結び目をひぱって、輪っかを開いて、おもりを通す(これで首が安定する)。
うまくいったら糸をもってぶらさげたら、首と頭がまっすぐになるはず。
もしならなかったら、頭を前後に動かすか、おもりの重さを調節しよう!
つぎに体に針を通そう。
首の付け根、からだのまんなか、5mmくらいのところに針を刺して、穴から出す。2本になっている糸を開いて、そこに頭を通しながら、ゆっくり糸を引っ張っていくと…。あら不思議。きっちり穴に頭がおさまる!!
「いや、ぜんぜんできないんですけど!」って人のために、本場の方、野沢民芸さんの動画を置いとくぞ。(ダンボールジョーもこの動画を参考にしまくったからね!)
■完成!ちゃんと首もゆらゆら動く!
というわけで、糸がぶじ通ったら、余った糸をちょっきんして完成!
うまくバランスがとれていれば、いい感じに首がゆらゆらするはず!
ううん、かわいいい!
ただ、このままだと「赤くないべこ」なので、好きな色(っていうか赤だよね)に塗ってみよう!
赤べこーっ!なんか縁起がよさそう!今年もがんばれそう!
みんなもぜひ、作ってほしいんだジョー!