ベネット と 森
ベネットの森へようこそ。「ベネットの森」主人のベネットです。
note、3ページ目の投稿です。
今回は「ベネットと森」についてのおはなしです。
このnoteのタイトルが「ベネットの森」なので、ベネットは当然にして森が好きなわけですが、ではいつから森が好きなのかと訊かれると、正直まったくわかりません。
実は、はるか昔、亡き祖父が森を育てる仕事をしていたため、「祖父の家に行く=山の中に行く」という概念が幼い頃からあったのは事実です。
しかしだからといって、「森が良いな」とか「自然ってステキ」なんてことは、毛頭感じていなかった。
それくらい、当たり前に山があり、森があった。
記憶がある4歳頃からすでにもう、私の中には、森があったのだろうと思います。
森が心地よいと感じるきっかけになったのは、初めて一人で訪れたアメリカです。一人で渡米したのですが、現地発着のツアーに参加し様々な国の人々と、グランドキャニオンやブライスキャニオンなど国立公園などを巡る1週間の旅をしたのです。
当初、「国立公園」という響きから、私はてっきり日本にある大きめの公園を想像し、ごくごく安易な気持ちでそのツアーに参加しました。
が、それは当然、まったく異なるスケールの世界でした。
「公園じゃないじゃん。これ、大自然じゃん・・・!」
二十歳やそこらだった私は、アメリカの大自然のレベルに一気にひれ伏してしまいます。
自分のちっぽけさに、呆れたくらいです。
それからというもの、畏敬の念を抱くほどの「大自然」という存在に。そして、その大部分を占める「森」の中にいることを、私はごくあたり前に、強く強く欲するようになりました。
社会人になり、休暇を取れる度に、私は世界各国の森という森に足を運ぶことになります。
専門家ではありません。森のガイドでもありません。
それでも、なぜか森に還りたくなる。
相当、変人扱いされてきました。理解できない。そうも言われてきました。
そんな人生を歩み始めて、気がつけば20年近く経ちました。撮影した写真は、何万枚?になるのでしょう。
ずっとパソコンに入れておいても、仕方ない。
昔むかしの写真も多いですが、ちょっぴり、noteに記してみよう。
そんなことを思いながら、写真をアップしてゆこうと思います。
Bennet
(今回の写真は、アメリカのレッドウッド国立公園でのnursery treeです)