映画の世界へ モニュメント・バレー
ベネットの森へようこそ。森の主人 ベネットです。
今日はnote 6ページ目です。
今回はもはや森ではないのですが、だれもが一度は見たことのあるような景色。映画の世界に出てきそうな、モニュメント・バレーのおはなしです。
モニュメント・バレーと聞いても、はて?という感じかもしれませんが、景色を見れば、あぁ、これか。なんか見たことあるな、という方が多いかと思います。
20年も前の写真ですので、画像はいまいちですが、おそらく今訪れても、さして変わらない景色が広がっているのだろうと思います。
どこまでもまっすぐの1本道を、ひたすらひたすら車で走ります。
走ってもはしっても、なかなか目的地に近づいた感じがしない。それどころか、進んでいないような気さえしてしまう。
これが、アメリカ大自然の特徴な気がします。それくらい、すべてが、大きいというか、どでかい。なんですかこれっ?て、自分のちっぽけさを身をもって感じる。それがアメリカの醍醐味だなとも思います。
ちょっとずつ赤いモニュメントが近づくと、おぉ、これが西部劇の世界かと感動するわけですが、とにかく広すぎて、写真に納めることも不可能です。
どうしてこんなのが生まれたのだろうと、しみじみ不思議に思います。
地球はなぞだらけ。よくもまぁ、こんな独特なオブジェを神様はお創りになったものです。
ちかづいても、その大きさがよくわかりません。
こんな景色を見ながら、自分たちで作ったサンドウィッチを食べる。
こんなしあわせが、あっていいのか。
時を経て、コロナで分断された社会にいると、このときのありがたみをしみじみと感じます。恵まれていたなぁ。自由だったなぁ。なんたる、幸運かと。
自分が良く分からなくなったとき、私は自然の中に帰ります。今はもっぱら近くの森ですが、昔は飛行機にのって、びゅーんとどこか知らない自然に還っていた。これが原点なのだろう、そう思います。
困ったら、自然に還る。わからなくなったら、自然に戻る。
そうすることで、自分がととのう。
これが、私が大切にしているポイントです。20年経っても、それはあまり変わりがありません。
かわらないこと、たいせつにすること。
それは、自然にもどれば、自分にもどる。
そんなことを、ふと思い出させてくれた、20年ぶりのモニュメント・バレーでした。
Bennet