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今だからこそ見るべきMV!戦争の無残さを考えさせられるKenYokoyamaのMV(ミュージックビデオ)3部作

ロシアによるウクライナ侵攻の終わりが見えず緊迫した状況が続く中、連日テレビで悲惨な状況を目にします。

KenYokoyamaのMVは完全にギャグ路線のものから熱いメッセージを表現したものまで、ふり幅が大きくとても大好きなので紹介したいMVが多くあります。
その中でも、今の世の中の情勢の中で今回紹介する3作を見ることで、改めて今ウクライナがどういう状況なのか、戦争の無残さや怖さを改めて感じました。

ただ、どの曲も歌詞で一貫してKenさんが歌っているのは『愛』や『感謝』についてなんですね。
反戦などのフレーズは一切出てきません。
そこがKenさんのめちゃめちゃカッコいいところです。
そして歌詞と映像が直接的にリンクしていなくても、世界観やメッセージを打ち出せることがミュージックビデオの醍醐味でもあります。

戦争の事なんか一切歌っていない『愛』の楽曲たちに、あえて戦争の映像のストーリーをあてることにより、戦場の最前線に立つ人たちの心情が見事に伝わり、戦争の無残さを思い知らされます。

この3作、実は発表された年はバラバラですが、一つの物語としてつながっています。
全編ほぼアニメーションで、発表された年と物語の時系列が入れ違っているので、物語の時系列順に紹介します。

①【Maybe Maybe】(SENTIMENTAL TRASH収録 2015年)

奥さんや子供、仲間がいる何気ない日常から、戦争がはじまり兵士となり戦場に向かうまでの物語を描いています。
愛する人を戦場に送り出す家族の気持ちを考えると胸が痛みます。
終盤で家族の(恋人?)女の子から渡された懐中時計が、この後の物語のキーアイテムになります。

よく見るとこの次に紹介する曲名【Save Us】の文字が・・・


②【Save Us】(Best Wishes収録 2013年)

舞台は戦場になります。
冒頭で撃ち落とされたヘリから、キーアイテムの懐中時計が落ちてくるところから想像するに、Maybe Maybeの男性は戦死してしまったと考えられ胸が痛みます。

バンドメンバーも兵士として登場しますが、次々に戦死していきます。
こんなに簡単に人が殺しあうことが、今起こっている現実であることを真剣に考えさせられます。
歌詞の【自分達の愛だけが 自分たちを救えるんだぜ】というフレーズが印象的です。

最後に生き残ったKenはキーアイテムの懐中時計を投げ捨ててしまいます。

③【While I'm Still Around】(4Wheels 9Lives収録 2021年)

戦争で生き残ったKenの晩年を描きます。
家族がいて幸せな日常を送るものの、SaveUsで描かれた戦場でのシーンを思い出して涙します。

戦場の回想シーンでは、一番最近の加入メンバーのEKKUNも登場しますが、敵に打たれ瀕死の状態を最後にKenが介錯するシーンは胸が痛みます。


そして最期はKen自身も自ら命を絶ちます。
自決をするときに持ち出し、最期も傍らにあるのがキーアイテムの懐中時計となります。。。

この後の続編があるのか気になります

いかがでしたでしょうか。

今回はテーマとしては非常に重い内容となりましたが、今(2022年)だからこそ見るべきミュージックビデオをご紹介しました。

今後も様々なミュージックビデオを、いろいろなテーマに分けたりしながら発信していきますので、他の記事も読んでいただけたらありがたいです!

またお会いしましょう!
それでは!


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