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日経コンピュータ2024.11.14
日経コンは2週間に1度、年に52週÷2=26冊出る雑誌です。2010年から全号精読して面白い記事を紹介しています。
※はブログ筆者のコメントです
特集は<群雄割拠 AWSパートナー コンピテンシー磨き顧客開拓へ>です。AWSのパートナーの話です。私が勤めるテラスカイの関連会社2社が大きく取り上げられていましたが、あまり興味がないと思いますので軽く紹介します。
コンピテンシーはスキル(技術・能力)を発揮する力の事です。
【群雄割拠 AWSパートナー コンピテンシー磨き顧客開拓へ】
1.威光薄らぐ「大看板」 次の照準は専門性に
大看板=プレミアティアパートナーです。
5つの領域ごとに「パス」と呼ぶ枠組みを設けています
→HW、SW、サービス、教育、再販
サービスパスには4つの階層(ティア)があります
→レジスタード、セレクト、アドバンスト、プレミア
プレミアティアは日本で15社に増えたため、アピール力が弱くなりました。会社としての特徴をアピールするためAWSのコンピテンシーを取得しています。AWSは2014年からパートナー企業の専門性などを認定する「コンピテンシー」認定があります。
2.AWS依存は「リスク」 御三家もマルチ戦略
<サーバーワークス>2019年上場
2013年からテラスカイの関係会社。2021年にGoogleCloud専業の子会社G-genを立ち上げ。AWSのインフラ案件が得意分野
<クラスメソッド>非上場
AWSの公式認定資格12個をすべて取得している技術者が115名。技術ブログで認知度を支えます。
<アイレット>非上場
2017年にKDDI傘下になり、開発を事業の力点としました。GoogleCloudを中心に他クラウドにも手を広げています。
3.資格数・専門性・DC 大手SIer3つの強み
大手SIerならではの強味は3つです
(1)エンジニアの多さ
(2)業界知識などのコンピテンシー
(3)自社保有のデータセンターでAWSとハイブリッド提案
4.キラリー芸の新興勢 独自戦略で飛躍図る
<TOKAIコム、静岡市>
CATV会社が前身。ネットワークの強さからVDI(仮想デスクトップ)を売りとしてビジネス拡大
<BeeX、テラスカイの関連会社>
SAPのERPをAWSに移行させる案件で拡大。今後は公共機関向けシステムにも力を入れていく
※クラスメソッド社のブログを読むと技術が好きな方が書かれていることがわかります。ただ、ビジネス的には厳しいようです。
【ExcelがPython実行機能を搭載 データ分析に威力を発揮】
2024年9月に正式提供を開始した「Python in Excel」を用いて、Excelの関数としてPython言語が使えるようになりました。Pythonの開発環境「Anaconda」を利用していますのでその中のライブラリーが利用できます。
NumPy・・・数値計算に特化
pandas・・・データ操作
Matplotlib,seaborn・・・データを可視化する
AIがEXCELのPythonコードを自動生成する「Copilot in Excel with Python」も発表されました。これは有料版のみのようです。
※筆者の環境は使えませんでした。このブログに詳しく書かれていました。VBAが消えるのかも知れません
【社長の疑問に答える it専門家の対話術 第279回】
<成功した8件の実例から学ぶ プロジェクトマネジメントの鉄則>
PMI(Project Management Institute)日本支部が4回目の「PM Award 2024」を発表しました。受賞された8件の当事者13人に「プロジェクトを進める際に大事にしたこと」を尋ね、回答を3点の鉄則としてまとめました。
1.人を引き付ける理想を掲げる
2.チームが一丸になるまで対話を重ねる
3.想定外の力を発揮できる余裕を残す
なお、そのインタビューは谷島の情識で公開されています(無料)
ブログ全文はこちらでお読みいただけます。以上です。