気の巡り
知り合いの役者さんに誘ってもらって、彼女が先生をやる演劇のワークショップに行った。先生の意図と合致しているかは分からないが、コミュニケーションにおいてどういう工夫ができるか、というのを体験できた気がする。
3時間強にわたって色々なワークやゲームをやらせてもらって、非常に疲れた。お腹が空いたし、帰りの電車は爆睡して寝過ごした。だが、ちっとも嫌な疲れ方じゃない。昨日一日中家にいた方がぐったり疲れた。一昨日、お客さんの来ない施設で受付に座り続けた方がぐったり疲れた。おそらく、嫌な疲れ方というのは、エネルギーを余らせてしまうような、あるいはエネルギーの使い方が非常に偏っているような疲れ方なのだと思う。身体が凝るし、目の奥が痛む。エネルギーが発散されていないのだろう。たぶん、僕の乏しい知識からすれば、エネルギーを「気」と言ってもいい。気が滞るのだ。
それに対して今日は気がうまく巡るような日だった。身体を自由に動かしてみたり、想像力/創造力を働かせて身体的・言語的コミュニケーションを取った。気が流れたい方に柔らかく流れていたように感じる。こうやって気を消費すれば、こんなにも快適な疲れ方をするのだ。今日のワークショップは新手の整体だったかもしれない。
普段から人が集まるところに行って、自由にコミュニケーションを取れるような環境に包まれようと思った。本を読んだり音楽を作ったりするのは大好きだが、バランスが悪いかもしれない。肉ばかり食べていないで、野菜も食べなきゃ。
とはいえ、月末に入試を控えた受験生の身分なので(といっても何をどれだけ勉強すればいいかよく分かっていないのだが…)、受験が終わってからはもっと積極的に社交に参加したいと思った。
お茶でもご飯でも、お誘い待ってます。