11/28 火曜日
昨日ひさしぶりに家系ラーメンを食べた。そのせいかは分からないが、朝バイトに行く電車の中で腹痛に襲われる。特急が止まる駅を選んで途中下車し(遅刻のリスクを回避)、トイレに駆け込む。個室が空かなかったので、申し訳ない気持ちを抱えながら多目的トイレを使わせてもらう。なんとか間に合い、素早く外に出て再び電車に乗り込む。車内でデリダを読んで気を紛らす。『歓待について』を読んでいるが、僕が読みたいコンテクストで読むことができている。いい調子、いい調子。バイトにはちゃんと間に合った。
バイトで一生懸命掃除していると、ちゃんとお腹が空いてきた。よかった、一発で済んだ。ところが、昼食を買いに出かけたタイミングで本日第二波。小ウェーヴなので、やり過ごす。昼食後に用を足す。
時間差で2回も喰らうとさすがに調子が悪い気がしてくる。実際に悪い以上に、精神的に悪くなる。もう一回波が来たらどうしよう、お昼はもっとあっさりしたものを食べた方が良かったかな、胃腸炎とかだったら最悪だよ〜、などと不安の種は尽きない。不安が体調不良を助長する。この対処法はシンプルで、——森田正馬に倣ったものだが——不安だろうが普通に生活することだ。不安は辛いかもしれないが、多少の成果をあげることができる。こういうわけで、多少体調が悪くても動いた方が良くなるものだ。