一時の気分転換は、解決にはならないって分かっている。

 誰もに得手不得手があって、私にもある。不得手に向き合うのは割とできる方だと思う。仕事に置いては謎の責任感で、不得手なことでも工夫してやることを心がけて社会人をしてきた。けど今目の前にあるのは、仕事ではない不得手。

 逃げは私の中では悪。けど気分転換に美容院に行ってきた。ちゃんと気分が変わるから、自分のこと、単純だと思う。大切なこと、気分転換というか、気を紛らわすという方が近いかもしれない。こういうのは特効薬のようなもので、一時的に回復はするけれど、騙し騙しでしかない。効能が切れると、また目の前には向き合うべき不得手が立ちはだかる。

 解決策はまったく見当たらないけれど、今の心の内を羅列しておく。
・今までの不得手に対してとってきた対策を使えばいいのだけれど、自他の境界が薄くなってしまう現象が起きていて難しい。
・書き出してみようと昨日から思っているけれど、まだ出来ていないからする。
・そもそも時間があるからそんなこと考えるんだ。忙しくしたらいいのだ(と思っていたら仕事が入った)。
・要するに暇なのだ。考えている時間が多すぎる。時間があるからって、いいアイデアが浮かぶとは限らない。煮詰まることの方が多い。忙しくなるようにしよう。
・もう少し忙しい方が、私の場合色々バランスがとりやすいようだ。

 書いてみて気づいた。前までは、こういう時、とりあえず話を聞いてもらえそうな人を探して、聞いてもらっていたのだけれど、今はそういう風にならない。ちょっとずつでも不得手に向き合えているのかもしれない。進歩だ、成長だ。
 自分のことはやっぱりほんとうに分からないし、俯瞰で見ることが一向にできないので、これも合っているかわからない。行動して、慣れるほかないのかも。逃げてしまえば、最初は気になるかもしれないけれど、忘れてしまうと思う。けど、しないと気持ち悪いことって、ある。

 今日決めたこと。
『あとでしようと思ったことは、すぐにする。』
時間がほんとうに大切。たまには一時的に逃避してもいいから、今照らしてもらっている不得手と、対話してみる。

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