雪の日

　朝6時、起きるとこの冬初めての雪がちらついていた。数年前までは、雪とまではいかなくても、冬になると車の窓ガラスが凍っているということがあった。この冬は一度だけ。凍った部分は大したことなく、容易に車を発進させることができた。気候変動は確実に進んでいる実感があるのに、アメリカ大統領はもうすぐトランプになるし、カオス。

　雪の話にもどす。15年くらい前まで、スノーボードに夢中だった。当時乗っていたのは父から譲り受けた大きなステーションワゴン。車高は高くなく、前輪駆動だけど二駆。ドカ雪でも果敢に山に向かっていた。後部座席から荷室にかけてカーテンレールを付けて、お部屋のようにしてたまにそこで寝ていた。その後も二駆の車に乗り続け、前の車の時まではたまに山に行っていた。スノーボードにはもう数年行っていないけれど、今になって人生初の四駆に乗っている。乗り始めて一年と少し、まだ一度も四駆にしていない。

　今朝は、初めての雪道走行が出来るかなって少し期待したけれど、出かける時間にはすべて溶けていた。冬のうちに、どこか雪が降るような場所に行きたい。ジムニーが四駆にしてほしいって言ってそうな気がする。