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HD-2D版ドラクエ3 プレイ日記 #1 アリアハン旅立ち編※ネタバレあり

noteでの記事更新、だいぶ久しぶりになってしまった。
こんにちは、乙島です。
先月11月14日に、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売されたので、ちまちまプレイ日記を書こうと思います。
……ええ、分かってますとも、発売から一ヶ月も経って若干旬を逃していることくらい。
オリジナル版はファミコン時代のゲームなので、早い人だと1日でクリアしていることでしょう。
RTA、ゲーム実況配信、攻略記事の充実……そんな時代を鑑みればゲームは早くクリアできてなんぼの世界になりつつある。

――だが、しかし!!!!

思い出してみてほしい、このゲームのジャンルは「RPG」だ。
ロールプレイングなんだ。
特に当時のゲームハード事情から入れ込めるデータ量に限りがあったがゆえの余白ある設計、かつDQシリーズでは初めて取り入れられた「仲間を自分で設定できる」システムを鑑みると、DQ3という作品は最ッッッ高にロールプレイングに適した作品だと言える。
というわけでこのプレイ日記は、早期クリアを目的としたものではなく、自分のペースでロールプレイングを楽しむことを目的としてお届けする。
NPCとの会話をスキップする勢よ、刮目せよ。

1. これがわたしの勇者一行だっ!!

🔸勇者ベニー
「パパはぜったい生きてるもん! あたしが見つけてきてあげるっ」

まずは自身の分身である主人公(勇者)。ゲームをやる時はいつもプレイヤー名を「ベニー」にしているので今回も「ベニー」だ。男でも女でも正直どっちでも違和感ない名前なので重宝している。
普段勇者といえば男性にすることが多いのだけど、実はHD-2D版発売前に予習として旧Switch版(スーファミ版をベースにスマホ化されたものをSwitchに移植したものらしい)をクリアしていて、その時は男勇者だったので今回は女で。
設定はこう。
自他ともに認めるポジティブお化けで、冒険に出たまま帰らない父のことを絶対どこかで生きていると信じている。ただそれは気落ちする母を励ますためにそうしているだけであって、本当の性格は「さびしがりや」。以降、装備によって「セクシーギャル」を偽装する】
※ちなみに今作は時代への配慮で「ルックスAB」表記だけど、この日記では分かりやすさ重視で男女表記のままで行きます。ロールプレイだしね。

ぶっちゃけ性格は意図したわけではなく、自分の思うがままに答えていったらこうなった

🔸盗賊ユジン
「ならず者のオレを誘うなんて、あんた変わり者だな。いいぜ、乗ってやる」
続いてのメンバーはこちら。盗賊「ユジン」。
実は旧Switch版をやった時に盗賊・魔法使い・僧侶というパーティで始めたので、今回はできるだけ構成を変えたかったのだけど……すまん、盗賊は欠かせないんだ。RPGといえば盗賊。FFでロック、ジタン、DQでカミュ、オクトパストラベラーでテリオン、ソローネが大好きだったわたくし、RPGやる時は絶対盗賊入れるって決めてますの。
というわけで、今回も盗賊が加わりました。髪色を変えられたのでちょっとはイメージの差別化ができたかな。
設定はこう。
メダル王から宝物を盗んだ罪でアリアハン城の地下牢に投獄されていたが、それは貧しい兄弟たちを養うためだった。腕を見込んだ勇者によってスカウトされる。危険を伴う旅だが金にはなりそう、ということでパーティ加入を快諾する】
性格は「すばしっこい」だが、いずれ「きれもの」としてパーティの頭脳となっていく。

ボイスもイケメンにしたよ

🔸まもの使いセリハ
「ベニー、あんたは私が絶対に守るから」
三人目はHD-2D版で追加された職業、まもの使い。やっぱ新職業は入れたかった。王道の組み方だと普通は「盗賊・遊び人・商人・まもの使い」枠はトリッキーなので入れても一人だと思うけれど……気にしない気にしない。
設定はこう。
【ベニーの幼馴染でしっかり者の姉御。まもの使いという性質から周囲に理解されてこなかったが、唯一打ち解けてくれたのがベニーで、恩を感じているせいかやや過保護気味。ベニーの性根を知る数少ない人物。口より先に手が出るタイプ】

たねの振り分けがうまくいかなかったので後日性格は本で「ちからじまん」に変えることに

🔸商人ポール
「た、体力なら誰にも負けないっす! だから僕を雇ってください、ベニーさ〜〜〜んっ!!」
最後の一人はまさかの商人。さっきの「トリッキー枠は一人まで」という話はなんだったのか。勇者以外魔法使えないじゃないか! 回復とかどうすんのこれ!
……まあまあ、風の噂じゃまもの使いが回復技を覚えると聞いたし、なにせ偽装セクシーギャルの勇者ベニーが囁いている……「ま、なんとかなるっしょ☆」。
というわけで設定はこう。
【正直もの過ぎて商人なのに商売ド下手。師匠から破門され、途方に暮れてヤケ酒しているところにベニーと出会う。不器用で鈍くさいが体力だけは誰にも負けず二徹も平気である】

おっちょこちょい系ないい感じのボイスがあって満足

2. ナジミの塔を目指して……

勇者ベニー「てなわけでみんな、これからよろしくねっ!」
まもの使いセリハ「……ベニーがどうしてもっていうから許したけど、あんたら少しでも手ぇ触れたら分かってるでしょうね?」
商人ポール「ひゃ、ひゃいっ! お役に立てるか分かりませんが、まじめにがんばります!」
盗賊ユジン「まずは『とうぞくのかぎ』か……。そういや、隣の牢に入ってたバコタさんがナジミの塔のじいさんに鍵を奪われたって話をよく愚痴ってたな」

音楽とグラフィックが良き〜〜〜〜

フィールドを探索しつつ、アリアハンの西に見えるナジミの塔を目指す一行。ナジミの塔への行き方も実は複数あり、プレイヤーごとにそれぞれの旅路があるのがDQ3の良さだと思う。
本作はレベルアップでHP/MPが全回復するので、序盤はほとんど宿屋(と実家)なしで行ける。旧Switch版ではアリアハン出た途端しょっちゅう全滅の危機だったので、無料で休める実家に頻繁に帰ったものだが……。
勇者以外魔法を使えないパーティでスタートしたものの、アリアハン大陸にいるうちはやくそうを買い足さなくとも全然余裕だった。
特にレベルの上がりやすい商人・盗賊はすぐ全快してくれるので大助かり。そして商人は元々HPが上がりやすいうえに、ポールの性格が体力補正の強い「てつじん」なのでごりごりHPが上がる。一人だけバランスおかしくない……?
新職業のまもの使いは勇者と同時にレベルアップしてたので、レベルが上がりにくい仕様のようだ。

商人ポールのHPやばない??

道中の戦闘では、敵の攻撃によって勇者のベニーのHPが削られた後、まもの使いセリハが会心の一撃を出す場面も。いいぞ、AIまでちゃんとロールプレイングしてるじゃないか!(たぶんたまたま)

四人の後ろ姿はこんな感じ。棍棒が似合う女セリハ。

3. さらば、母なるアリアハン!

ナジミの塔を登り、老人からカギを受け取った一行。
レーベの村にて「まほうのたま」を手に入れ、いざアリアハン大陸の外へ!
※スクショ撮り忘れにつき画像なしですみません……。

まもの使いセリハ「アリアハンの外に出るのは初めてね。一体どんな場所なんだろう……」
商人ポール「僕は一度師匠についてアッサラームまで行ったことがありますが、どの街も独特で面白いですよ。セリハさんだったら、ロマリアのモンスターバトルロードに立ち寄ってみてはいかがでしょう?」
まもの使いセリハ「バトルロードか。ふーん、面白そうじゃない。……っていうかポール、あんたこの短い間にやけにたくましくなったわね……?」
商人ポール「えっ、そ、そうですか!? HPだけはいつの間にか100超えてましたけど、足遅いからいっつも皆さんに攻撃してもらってばっかりですし、僕は戦闘後に小銭拾うくらいしかできてませんよ……」
まもの使いセリハ「いいのよ、それで。引き続きベニーの盾として頑張んなさい」
商人ポール「はい、喜んで! って、盾だったんですか僕!?」
盗賊ユジン「どうしたベニー。やけに静かだな」
勇者ベニー「えっ? あはは、ごめん。パパもこの道通ったんだなって思うと、感慨深くて……」

DQ3ではNPCと話すと勇者の父オルテガについての話をたくさん聞くことができる。
人々の記憶に鮮やかに焼き付いている父の勇姿を語られるたび、ますます父が恋しくなる勇者ベニーであった。

勇者ベニー(待っててね、パパ。アタシが絶対にパパのこと見つけてみせるんだから……!)

字数がかさんできたのでとりあえず第一回はこんなところで。
次回以降はスクショ撮り溜めてるのでもう少し画像多めでお届けできると思います。

続く!!


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