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なぜコミュニティマーケティングが流行っているのか!?〜やり方と心構え、他の施策への活用方法〜

CMC_Meetupというコミュニティマネージャーのためのコミュニティや、自社サービスのコミュニティに携わらせていただいていることもあり、最近「コミュニティマーケティングって何?」、「どうやったらできるの?」と質問いただくことが多くなってきました。

今回は、ご質問いただいたときに回答していることをまとめました!


コミュニティマーケティングとは

参考:テック系で最大級のコミュニティ「Japan AWS Comunitie」を立ち上げた元Amazonマーケ責任者兼CMC_Meetup発起人の小島さんスライドより

コミュニティマーケティングとは、コミュニティを通して、サービスの認知やファンを増やす手法です。

AWSのJAWSや、サイボウズのkintone caféに代表されるように、多くの企業が取り組んでいます(あるいは取り組もうとしている)。


コミュニティマーケティングが流行っている理由としては、
・広告費用をかけずに新規顧客が獲得できる
・SNSやブログでの拡散で認知が広がる
・ユーザーからリアルなフィードバックがもらえる
といったようなものが挙げられることが多いです。


また、セミナーだとどうしても、発表者(アウトプット側)と参加者(インプット側)が分かれてしまいます。

一方、コミュニティの場合、参加者全員がアウトプット側にまわることで、最終的に全員のインプットが増えるのも特徴です。


やったら良さそう!でもどうやるの?

「なんとなくやったら良さそう!」、「うちでもやりたい!」となった場合のザックリとした進め方は以下のような感じです。

・どんなコミュニティにしたいか考える(ターゲットや趣旨などのコンテキスト)
・コミュニティを一緒に運営してくれそうなファーストピンとなるユーザーさんを探す
・日程や開催規模、場所や登壇者を誰にするかユーザーさんと相談して決める
・実施

ただ、弊社の場合はありがたいことにユーザーさんから「こんなコミュニティあったらいいと思うんでやりませんか?」と声をかけていただき、開催できました。

なので、場合によっては、1の"どんなコミュニティにしたいか"は、ユーザーさんと相談して決めてもいいかもしれません!

※参考:コミュニティマネージャーコミュニティ「CMC_Meetup」の成長記


ファーストピンのユーザーさんへの感謝

コミュニティマーケティングは、コミュニティを通してサービスの認知やファンが増える手法です。

ただ、コミュニティを作れば勝手に増えるわけではなく、そのコミュニティを運営してくれるユーザーさんあってこそ!

なので、「コミュニティマーケティングをやれば、口コミでサービスが広がってラッキー!」くらいの気持ちではじめるなら、コミュニティマーケティングはやらない方がいいな、とも思います。

弊社のユーザーコミュニティは、
・弊社サービスが大好きだ!
・だからこそ、もっと広めたい!
という、ユーザーさんがファーストピンとなって運営してくれています。(いつもありがとうございます!!)

私自身も、旦那が弊社サービスを使って働き方が変わり、それがキッカケで「なんて凄いサービスなんだ・・・!」と思って転職をしてきました。

ファーストピンのユーザーさんと同じ気持ちだからこそ、コミュニティ運営でできることは何でも一緒にやらせてほしいと思っています。


コミュニティマーケティングは、他のマーケ施策にも展開できる

ユーザーコミュニティでは、
・導入するときここが大変・・・
・◯◯が理由で、周りが理解してくれない
という話から、

・うちではこうやって導入をスムーズにできた!
・理解がないときは△△したらいいよ!
みたいなリアルな話が繰り広げられます。

そういった話は、きっと参加したユーザーさんだけに限らず他のユーザーさんとしても知りたい内容だと思うので、コンテンツとして展開をしたり、ユーザーさんにセミナーに登壇していただいたりしています。

ユーザーコミュニティに参加してくれた人だけでなく、それ以外の方にも同じように「もっとサービスを好きになってもらうには」という視点で考えるとできる施策や、連携したほうがいい部署がわかるかもしれないません!

たとえば、弊社の場合、先日のユーザーコミュニティにデザイン部、経営企画、PMなど、他部署のメンバーに参加してもらいました。

そうすることで、マーケメンバーとは違う目線で「もっとサービスよくしてこ!」とモチベーションの原動力にもなったり、色々と活かせることがあるみたいです。

※参考:弊社デザイン部マネージャーのイベントレポート


さいごに

私自身、自社サービスが大好きで、このサービスのファンユーザーの方々と話しているとそれだけで楽しいですし、まだ使いこなせていない人にはもっと使えるようになってほしいと思っています。

ユーザーコミュニティを通して、弊社としてもよりユーザー目線でサービスを提供できるようになったらいいな、と思っています!

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