私が考える、企業とユーザーコミュニティの関わり方
2017年12月に札幌で初めて開催されたユーザー会に次いで、東京や広島でもユーザー会が開催され、9月にも大阪での開催が決まりました。
私もコミュニティマネージャーとして毎回参加させてもらっています。今回は、ユーザーコミュニティが立ち上がった経緯と、企業がユーザーコミュニティと関わる上で気をつけた方がいいことについてご紹介します。
※参考:札幌でのイベントレポート
「コミュニティは愛だ!」から始まったユーザー会
私が勤めているIT企業が提供するビジネスチャットの社外エバンジェリストをしている中山さん(札幌在住)と自社サービスについて雑談していたある日。
「もっと上手い活用方法をユーザー同士でシェアできるユーザー会をやりたい」と中山さんからお話いただき、「なにそれ、面白そうじゃないですか!私もなんかお手伝いできません?」ということで開催が決まりました。
また、それと同時期に東京在住のユーザー 高橋さんからも「東京でユーザー会をやりませんか?」とお話いただき、札幌に続き、東京でも開催が決まりました。
ユーザー会の開催をサポートする上で気をつけた3つのこと
1.ユーザーさん主催のユーザー会であることを理解する:
企業がおこなうセミナーと違い、ユーザーさんが主催のユーザー会では、普段使っていて感じていることや便利な活用法などの情報がシェアされます。
なので、企業側から「これ話してほしい」「こういうこと(ネガティブなことなど)は話さないでほしい」など、口出しするのは違う気がしています。
むしろ「こんな使い方して失敗した!」などのしくじり話は企業セミナーでは、なかなか積極的にお話できないので、ユーザー会でシェアしてもらうことで、他の人にとっての"転ばぬ先の杖"になるんでは、と思っています!
2.金銭的な支援はしない:
たとえば懇親会費を企業が払う、交通費を払うなどです。
お金が介在するとメリット・デメリット、コスパ、みたいな話にもなりがちです。
ユーザー会の運営メンバーの人たちとも「お金のためにやっているわけではないのにな」ということになりかねないね、という話になり、金銭的な支援は一旦ナシでやることになりました。
3.その代わり、リソースを提供!
金銭的な支援をしない分、サポートさせてもらっています。
たとえば、会場提供をしたり、登壇してもらったら面白そうなユーザーを紹介したり、当日の運営を手伝ったり。
そうすることで、お互いwin-winでユーザー会を開催できた気がしています。
ビジネスチャットを使って仕事がうまくいった!みたいな人を増やしたい
※写真:札幌のユーザー会に参加された方々!
旦那の弁護士事務所の顧問先が増えたのは、ビジネスチャットを使い始めてから、ということもあり・・・「企業としてユーザー会をサポートした方がいい」という以前に、「私個人がユーザー会をサポートしたい」という気持ちがとても強いです!
うまく使えば業務効率や売り上げUPに繋がるものの、使いこなすにはちょっとしたテクニックも必要です。
そういったテクニックをユーザー同士でシェアしあう機会を増やすことで、きっと参加してくれたユーザーさんのビジネスにも何かしら寄与できるかと!
私も、ユーザー会を通して、旦那のようにビジネスチャットを使ってビジネスを成功させた人をどんどん増やしていきたいと思っています。
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