【出産レポ】コロナ禍での計画無痛分娩の流れ@山王病院(赤坂) / 第二子 /2021年
計画無痛分娩で第二子を出産をしてきました。
前回(2年前)も山王病院で計画無痛分娩だったのものの、今回はコロナ禍&第二子と言うこともあり前回と異なる流れだったので、今回も自分の出産時の経験に関してご紹介したいと思います。
<今回のnoteで紹介すること>
・コロナ禍での妊婦検診と前回との違い出産の流れの違い
・前回と今回の出産に関する違い(痛さや分娩時間など)
・第一子がいることで必要となる調整関連
2年前の出産レポでも、出産の流れや計画無痛分娩に関して詳しく紹介しているので、こちらもよかったら参考までご覧ください。
前回とコロナ禍での妊婦検診の違い
山王病院では、コロナ禍とそうでない時(2年前)の妊婦検診の違いとしては以下です。
<山王病院における妊婦検診の感染症対策>
・妊婦検診時にパートナーの付き添いはNG(妊婦さんだけで検診)
・母親(両親)学級は、オンラインで動画を視聴する形式に変更
・複数回分をまとめて一度に会計できる
まず、妊婦検診時のパートナーの付き添いはNGについて。
前回は、旦那に妊婦検診に付き添ってもらって、エコーを見て成長を一緒に感じていましたが、今回は感染症対策と言うことで、付き添いNGでした。
検診時の産婦人科のエリアには妊婦さんしかいないので、前回よりも待合室にいる人数も少なかったです。
次に、母親(両親)学級について。
前回は、山王病院内の会議室のような部屋に集まって、妊娠の経過と過ごし方や入院時期、分娩の進み方などを4回×2時間に渡って受講しました。
こちらが前回参加した4回分の議事録です。
今回は、部屋に集まって受講する形式ではなく、ダイジェスト版の動画を各自視聴する形式でした。こちらが配布された受講用するためのQRコードがついた用紙です。
オンラインで受講できるメリットは、以下のようなものが挙げられます。
・日程を合わせて(休みをとって)受講しなくて良い
・ダイジェスト版なので、要点をまとめて聞ける
・復習ために何回でも視聴できる
一方、その場で医師や看護師さんに質問ができなかったり、他の方がどんな質問をしているのかを聞けないのは、初産の方にとっては残念な点かな、と思います。
最後に、複数回分をまとめて一度に会計できるについて。
山王病院は、結構会計のフロアが混み合い、会計が終わるのにもそれなりに時間がかかるのですが、妊婦検診の場合「1ヶ月分をまとめて1回で支払い」など、複数回分をまとめて会計させてもらえます。
これは、感染症対策の一環としてはじめたようですが、月に何度も通うと会計待ちだけでもそれなりの時間になるので時短につながってありがたかったです。感染症に限らず今後も続けてもらえるとありがたいな、と思いました。
前回とコロナ禍での出産の流れの違い
コロナ禍とそうでない時の出産の流れの違いとしては以下です。
<山王病院におけるコロナ禍の出産の流れ> ※2021年6月時点
・出産前日の付き添いNG ※1階での入院手続きのみ可能
・付添人の宿泊・面会もNG
・出産立会は限定された時間かつ1名(出産数日前にPCR検査必要)のみOK
・出産前&直後の分娩室以外、マスクの着用が必要
前回は、出産前日〜退院までの7日間、20時までだったら面会可能かつDランクの部屋であれば付添人の宿泊も可能だったのですが、今回は感染症対策で、病院に出入りできるのは基本妊婦のみ(出産立会を除く)&どのランクの部屋であっても付添人の宿泊はNGでした。
(参考)部屋のランク別価格表
と言うわけで、今回はDランクではなく、Eランクの部屋を第一希望で出しました。Eの部屋はこんな感じです。1人で過ごすには十分な広さでした。
ちなみに、前回の反省を活かして横になりながら飲めるストローをAmazonで買っておいたんですが、今回も非常に重宝しました。
妊婦健診の際に「場合によっては時間を限定した立ち会い出産も難しいかもしれない」と医師から話があったので、限定的な時間であっても出産に立ち会ってもらえたのはよかったです。
山王病院としてのスタンスとしても、医師会からNGが出たら従うしかないが、基本的には出産は家族の大切な時間なので、できる限り家族で過ごしてもらえるようにしたい、とのことでした。
出産前日の流れ(2年前との比較)
2年前に出産した時の前日の流れは、以下の通りです。
一方、今回はこちら(赤字部分が、前回との違い)↓
2年前は、背中に入れる管を出産当日に入れましたが、今回は出産前日に入れました。出産当日までずっと背中に管が刺さっている形になりますが、その分、当日に促進剤を打つタイミングが早くなりました。
ちなみに、麻酔が効く前の18時頃は子宮口の検査をしたことで陣痛が少し誘発されたのか、ひどい生理痛くらいの痛さが断続的に襲ってきました。麻酔が効いてくれて良かったです。
また、今回も18時頃夜ご飯が配膳されましたが、付き添い人がいないので1人で食べます。TVで海外のオリンピック選手が来日したっていうニュースをボーッと見ながら、完食しました。
出産当日は、夜ご飯のみ。出産翌日からは、朝・昼は和食か洋食かを選べ、夜ご飯は和食って感じの献立でした。
ちなみに今回、一番の心配事だった「私がいない間、息子大丈夫か問題」に関しては、iPadでテレビ電話を繋いで会話することで難なくクリアしました。
トイレに行くときなどに画面をオフにすると怒ったり、「抱っこ〜」と言われたりはしましたが、それ以外は特に騒ぐこともなく。
絵を書いて「見て〜!」「しんかんせん〜!」と見せてきたりと終始ご機嫌でした。
旦那も旦那で元々1人旅によく行っているので、孤独慣れしていて、むしろ私の方が寂しい・・・。テレビ電話を切った後に無性に寂しさに襲われて、退院日を1日早めてもらうことにしました(早く会いたい)。
出産当日の流れ(2年前との分娩時間・痛さの比較)
2年前に出産した時の出産当日の流れは、以下の通りです。
一方、今回はこちら(赤字部分が、前回との違い)↓
前回は、「お腹の中で子供の心拍が弱くなった」とのことで、ほぼ麻酔が使えなかったのですが、今回はだいぶ麻酔に助けられ、
「え?もう終わり??ホントに産まれた???」くらいのアッサリさ。
前回出てきた、感動の涙も特に出てこず、「お〜〜!終わったね!」とひと仕事終えた感。前回のあの痛さは、なんだったんだ・・・。
女医さんからも「この調子ならあと5人いけるでしょ!!」と言われるくらい。
「マジで毎回この調子ならいけちゃいますね!」と答えたら、旦那が「いや、産んで終わりじゃないんで(正論)」と間髪入れずに言ってました。笑
出生体重も3,210g。泣き声もパワフルなので、旦那は嬉しさ半分、不安半分な顔をしていました。笑
これからまた夜泣きで寝れない日々が始まりますね。
ちなみに、あまりに元気すぎたので、産後に息子の姿を見せるべく、母や義両親にテレビ電話したり、部署のオンラインランチに乱入したりしました。
医療の進化、本当に素晴らしい!全く痛くなかったわけではないですが、分娩時間も長男の時より3時間も早く、痛さの度合いも格段にラクでした。
第一子がいることで必要となる調整関連
最後に、第一子がいることで調整しておかないといけないことについて簡単に紹介します。私が出産にあたり、事前に調整しておいたのが以下です。
<第二子を出産するときにしておくと良い調整関連>
・家族の勤務体制に合わせた出産タイミングの決定
・退院日に、シッターまたは親族に協力要請を出しておく
・(理解しているかはわからないですが)ちょっと家にいないことを第一子に伝えておく
まず、出産タイミングに関して。
出産前日に入院し、出産後の5日間は入院となるので、基本的には7日間ほど家にいないことになります(相談すれば入院期間を短くしてもらうことは可能)。
上記と立ち会い人とのスケジュール、平日と休日どちらに退院すべきかを考慮して分娩日の予約をとります。
我が家の場合は、
・旦那は平日でも仕事の融通が効きやすい
・退院は、第一子が家にいない間にした方が何かとゆっくりできる(はず)
・入院期間は、短すぎても大変そうだが、1週間は長い気がする
・面会のない入院は寂しい
と言うことで、月曜に入院して、日曜日に退院にしました(土日は、実家で長男を見てくれているのでゆっくり退院できる)。
ちなみに、2歳になった長男には「お母さん、赤ちゃん産んでくるからちょっとの間いないからね」とは言ってはあって、息子も私のお腹を撫でて「赤ちゃん」と言ってはいたものの、
自分(息子)のお腹を撫でた時も「赤ちゃん」と言っていたので、たぶんよく理解はしていなかったです。笑
長男の時と同じく体外受精で授かって早10ヶ月。また一段と賑やかになります。楽しいことも辛いことも家族で乗り越えて、新たな生活を楽しんでいきたいと思います。