【032】自己満読書記録「パブリック・スピーキング 最強の教科書」
こんにちは。300カモです。
僕は大体週3冊ぐらいの本を読んでいます。
notionでログは付けているのですが,こちらでもシェア。
今日の本はこちらです。
僕がビジネス書や自己啓発書を読むときは必ず
の3つを意識しています。
そして必ず読書時間を決める。
時間対効果を最大化するため,読書は集中して行い,細切れ時間ではあまり読みません。
そのため僕の今の考えや状況に応じた読み方(フォーカスリーディング)をしているので,この記事はいわゆる書評ではありません。
目的(疑問)
僕は明日,BNIのイベントで約400人の前でプレゼンをします。
セミナーとは違い短時間ではありますが,うまく話したい。
そういう抽象的な思いからこの本を手に取りました(kindleですが)。
僕ら弁護士はどうしても何か話すときは説明くさくなってしまいます。
文字ベースだと論理の飛躍とか気になってしまい,
原稿をロジカルにつくるとどうしても説明くさくなってしまう。
その結果説明くさくなってしまう,という悪いパターンです。
*むかし有吉が関根勤につけた「説明ジジイ」というあだ名が秀逸すぎて,僕は説明くさいプレゼンをきくと「説明ジジイになってるよ」と言います。どうでも良くてすみません。
そこで今回の読書の目的は
①人の心を動かすプレゼンで押さえるべきポイントを知る
②明日の原稿をよりよく改善する方法
の2点に絞りました。
結果(疑問に対する答え)
①人の心を動かすプレゼンで押さえるべきポイントを知る
◇形式面
・途中でジャケットを脱ぐなど見た目に変化を(ゲインロス効果)
・メラビアンの法則を意識(ボディランゲージ55%/声の使い方38%/内容7%)
・サジェストロジーを使って聴衆を巻き込む
・プレゼンに信じるべき理念,大義名分(自分は◯◯のためにここで話しているという意識)を込める
・状況・人・内心から成るのストーリー仕立てにする
・ストーリーには必ず問題を入れる。そして過去形にしない
◇内容面
・お客様の望む状態,理想の状態を打ち出したUSPを作る
・お客様はたった一人の「理想のお客様」を決め悩みと問題を抽出する
・お客様のなりたい将来を見せる(ビフォー・アフターを設定する)
・期限など数字を入れる
・オリジナルの固有名詞(キャッチコピー)を入れる
②明日の原稿をよりよく改善する方法
◇形式面
・声の抑揚,身振り手振りを入れる(立って話す)
・大義名分を意識する(原稿に追記する)
・直面した問題を入れたストーリー構成で
◇内容面
・明日のプレゼンのペルソナは,ビジターのうち30代子育て中の女性
・なりたい将来は子育てしながらのビジネス発展(ビフォーアフター)
・USPは「輝く女性をはじめ,互いに愛を持って応援する」
アクション・プラン
アクションプランは単純に,明日の原稿をブラッシュアップして形式面を意識いた練習をします。
雑感
僕はこの本を単純にプレゼンやピッチなどの場面を想定したパブリックスピーキングのハウツー本として買ったのですが,どちらかというとセミナーなど集客寄りでした。
ターゲットが異なっても基本的な部分のノウハウは共通するのですが,
セミナーでのクロージングや会場型のセミナー(ウェビナーではない)を想定した内容だったので,ちょっと目的とのずれを感じました。
ただ改めて気付かされることもありましたので,読んでよかったです。
スキル +1
今後も(僕しか得しない)読書記録付けていきます。