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なんだか神戸にトキメキが足りない気がした。

ある時、ふと感じました。

「神戸ってホントにかわいいの?トキメキ感じないけど。」

それはどういう事かと言うと、街自体はお洒落でカフェも多く旅行には最適で素敵な場所ですが人の繋がりはあまり感じれない。市民同士や市民と観光客のコミュニティが生まれるきっかけの空間が少ないと思ったんです。
良い街なのにどこか勿体無い気もしました。

作り上げたデザインではなく、コミュニティから生まれたノスタルジックな空間やモノが沢山あってもいいのにと感じました。
ただ公園や施設を創り市民に提供するだけでなく、あえて未完成にしたり逆に課題を与えれば人々はどう活用するのか。地域共生がもっと可視化されていてもユニークで面白い、トキメキを生むチャンスだなと…。

初めての地域に行った時に「なんだか街に彩があってキラキラしてる。みんな楽しそうに生きてて羨ましい」と感じるみたいに、市民が神戸に暮らし始めて何年経ってもその感情を抱いてほしいと思いました。既に神戸人は地元に誇りや愛を持っている人は多いですが、年々人口が減って少子高齢化も進んでいるのは事実。
神戸をただ遊びにお出かけしたり観光スポットではなく、住みたいと思ってくれるようなトキめく場所にしたいと僕は考えました。

※これは僕の考え、価値観なのでご理解いただければ幸いです。



僕は物事を考える際に一旦イラストで構想するのですが、自分が思う理想の神戸を描いてみました。

トキメキの街KOBE

このイラストは公募作品として制作しました。
2035年の神戸に初めて訪れたあなたがピンク色の三宮駅から水素バスを通して魅力あるスポットを観光していく。というテーマです。

僕の考える未来の神戸は緑と街が隣り合わせで常に安らぎを感じらる空間です。
既に神戸の景観はどこに行ってもトキめきますが、コミュニティ面ではきっかけが足りないのでグリーンを通して市民が協力し街づくりができたら良いと思います。
市民の意見を通して更に神戸に活気が溢れば面白いですね。


そもそもトキめく街ってどんなとこ?

夏休み中インターンで1週間くらい東京に行ったんですが、神戸とは別格でした。
というのも栄えているからとかではなく、人の温かみがすごく感じました。
何故だろう。失礼ですが僕が想像していた東京は、常に疲れていて他人に興味がなく冷たい人が多く街もごちゃごちゃしていて息苦しい所。でした。
ですが全く違いました。みんな優しく笑顔で気軽に話しかけてくれたんです。
クリエイティブな人が多いからかなとか思ったんですが、とにかく全部トキめいて可愛く見える。余裕があって活き活きしてていいなと思いました。

東京以外にも魅力を感じる場所がありました。それはソウルです。
このイラストを制作するにあたってソウルはすごく参考になりました。

緑と共存する街 SEOUL

ハンガン付近 2023年10月撮影

前のnoteにも記入したのですが(よろしければ是非読んでください!)去年の10月に韓国を1週間訪れました。その時に日本と韓国で街の様子が全然違うことに凄く衝撃を受けました。空間の使い方や自然の見せ方が上手だなと。
日本にも公園は沢山ありますが広さと活用方法が全然います。
韓国人にとって公園は日常において常に隣り合わせで生活しています。

日本は約13万ほどの公園がありますが、ほとんどが空き地で緑・活気がなく使用されていません。それに対して韓国は無料で使える運動器具があったり公園でインスタントラーメンを食べられるよう給湯コーナーが設置されていたりと老若男女問わず誰もが憩いの場、コミュニティが生まれる場として積極的に活用しています。
また、ソウルの公園自体有名で観光客がわざわざ公園に行くほどです。
公園を上手に利用すれば人々の生活の質が上がり住みたくなる理由の一つになるんだと感じました。

僕が感じる神戸の魅力は次回の記事で紹介します!お楽しみに。

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