"エンゲージメント"について、雑に吐き出してみる
エンゲージメントという言葉は、ずっと前から存在していた。
最近仕事で使うようになってから、人によって「認識」「解釈」「重要性」など諸々違うことを知った。
「採用広報」と同様に、採用人事が取り組むべきコトに対して、目前の採用人数を埋める刈り取り型に注力してしまう際に、「採用広報ってなにそれ美味しいの?」っていう状態から擦り込むようなもの。
諸々解釈を異なってしている状態の前提をすり合わせる必要性
エンゲージメントって大きな企業が重点的に注力をしているイメージで、同じ2パーセントでも母数(従業員数)が大きければ大きいほど痛手は大きい。
エンゲージメント=会社と個人の関係性を強化することで、その離職率を下げることができればいいよね、っていう。
今までの私の解釈が、曖昧だったということ
「エンゲージメント」という言葉の必要性は、時に、「採用ブランディング」の話をするさいと同様に難しい時がある。
「え、それって必要なの?本当に?」っていう時だ。
エンゲージメントやインターナル施策は、確かに最近よく聞くんだけど、たぶん「大きな企業がやっているから重要そうなんだな、やってみないとな」ってなっているだけで、
その本質から理解しようとする人って少ない気がする。
だから(私も張本人なんだけど)話していて、とても薄く重みを感じない言葉になり、相手と本当にわかち合えているかどうかがとても曖昧。
すぐ施策の話になるけど、実は、「従業員満足ど」「ロイヤリティ」「モチベーション」などと区別しないといけないことから話した方がいいのかもしれない。
施策の話をすぐに聞くのではなく、社内施策に取り組もうと思った背景やきっかけを聞くことで、考案していることがエンゲージメントに向かっていないところから話せるかもしれない
そうすると、採用のようにすぐに採用課題を初対面の人に話してくれる人なんていないので、まずは「エンゲージメント分野において信頼される」必要性があるということ。
それは、①会社の実績 も重要だからクライアントのロゴや実際の活用の声、変化などを実例を知っていることは大事だけど
②私個人のエンゲージメントに対する視点や知識、「彼らに本当に必要なことってなに?」を一緒に考えることができるかどうか
なんだろうな。それが目先の人の信頼を掴む上で非常に大事なこと。
なんでもかんでも、を大事にしようと思うと時間も足りなくて難しいんだけど、
(1)エンゲージメント(というか社内施策)に取り組もうと思った背景・きっかけの一覧
(2)そこへの施策の一覧、効果、それらの該当サービス
(3)エンゲージメントを支援する上で、自社プロダクトを活用する本質的な価値(本気でそこを理解・相手にも進めることができるかどうか)
上記をメインに理解をする必要性がありそう。時に(3)は、私自身が「これを導入するにあたって懸念に思う可能性があること」を洗い出すことで、提案された時にもやもやする部分を払拭することができるかもしれない。
私はまだまだ、エンゲージメントに慣れていないのね。自分自身が。
そりゃあ、伝えたいものも伝わらないよね。
エンゲージメントの価値
「関係性」というのが、大事らしい。
一方通行ではなく、双方に関係している状態。
モチベーションって、個人の動機付けであってその動機付けが、仕事での生産性や会社の成長にイコールなのか、っていうとそこは100パーセントとは言えない。(個人が成長するためだけに頑張っている人はいつまでも会社にいてくれるわけでも、チームのために頑張ってくれるわけでもないかもしれない)
従業員満足どって、制度や休みなど様々設けることでアップを図るけど、その制度だったら他の会社でも提示できるのであれば、他の会社に行ってしまうかもしれない。満足しているから会社をやめない、ってことにはならずに、あくまで「仕事をする場としての、会社と個人の関係性」を強化できるような。会社の成長にも繋がる双方向の矢印が大事みたい。
ロイヤリティは、上下関係があるっていう前提。忠誠心。
お互いが、お互いの利益のために。ってことなんだろうな。
嫌われるのが怖いから、欲しいものをあげよう・・ではなくて、お互い対等なのです。自社の方向性や行動指針に共感してうちにいてくれるんだったら、それに沿った働き方や生活を提供しますよ、ウィンウィンになれるように。
っていうことなんだよね。だから何でもかんでも制度として設計しても、それが社員をただ楽させたりエンジョイさせるだけでは不十分。生産性の向上や会社の成長に起因することを最初に目的としておくべきなのね。
誰かを頼るってこと
気づけば、たくさんインプットすることがあって、それ自体はとても大事なことだし幸せなこと(頭の中がいつも何かで埋まっているってことは私にとって大事)なんだけど、それを全部自分で一から解決しようと思うことはナンセンス。
最近広報の人がする「企業ブランディング」について、広報が追う数字についてなど知る必要があるって思ったけど、その人たちを相手にしながら前職で仕事をしていた人は社内にいるし、
エンゲージメントの手段である社内報についても社内で。
何でもかんでも一から学ぶことは偉いけど、「楽をして」先回りをするっていう賢さも身につけないと。
時間の短縮になるし、副次的な効果もあるし(仲良くなる)、自分自身他の楽しいことに自分を費やすことだってできるし。
「楽をするために」どうするべきかな?社内資産や、知人をうまく使って、全部自分だけで解決しようとしないこと。
上記は、私の仕事スタイルで今年注力すると、とても幸せになれることだな。
いいことに気づいた、3日の終わり。素敵な年になりますように。