「時間損益」という考え方②|幸せは所詮「主観」だから
皆様、お疲れ様です。BenBenです。
今日も”時間”の話をします。
そういえば、皆様のおかげさまさまでフォロワー様が240名を超えました!
ここ最近はnoteの更新頻度が少し落ちてましたが、先月大学院記事関連をいくつかあげた結果かなと思っています…これからもコツコツやります。涙
・「スーパー時間マニア」の時間哲学・時間管理術
・「文系サラリーマン駐在員x理系大学院生の同時並行」というイカれた生活
等、基本的に気持ち悪い内容の記事を発信し続けますので、是非フォローをお願い申し上げます!
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前回の「さあ、時間について考えよう」の記事は↓
その前の記事は、ありがたいことに80スキを頂きました。本当にあざすです。
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さて、前回の記事では、
プラス(収穫)の時間 - マイナス(コスト)の時間 = 「時間の益 or 損」
において
「益の時間」の総量を増やすことが人生の目的だと主張しました。
今日は具体例を提示します。
いきなりですが、私は極端な話、「引きこもりニートでも、最初から最後までその人が幸せな気持ちだったらそれで良い」と思っています。
“引きこもりニート”と聞いたら、何かあまり幸せじゃなさそうなイメージがあるかもしれませんが、それは間違いだと思います。
引きこもりニートが一般的に幸せになれないとされていない理由は「周囲への劣等感」「親の死後の生活不安定さ」「孤独死のリスク」等が容易に想像できるからです。
逆にこれらさえ跳ね除ける精神力がある人間はぶっちゃけ最強ですし、とてつもなく幸せに一生を終えられるはずです。
幸せは所詮「主観」です。
あなたの1回しかない貴重な人生は、あなたが過ごした時間に対して、あなただけの主観によって形成されます。
例えば、 大学受験に向けて勉強を一生懸命頑張っている受験生Aさん。
勉強はあまり好きではなく、Aさんにとってはどちらかというと勉強は苦痛なものだとします。
私はこの場合の勉強の時間は「マイナス(コスト)の時間」と定義します。この時間はこの人にとって、間違いなく苦しい時間だからです。繰り返しですが、この時間だけ切り取ると苦行でしかないはずです。
月日は経ち、喜ばしいことに努力が実り、T大学に合格したとします。合格した喜びの瞬間とその後の余韻・達成感は明らかに「プラス(収穫)の時間」です。
そして更に、その後の人生においてはT大学に受かった自己肯定感や自信にも繋がります。女性にモテるようになるかもしれません。収入だって高くなります。高校で勉強した知識が仕事で活きる可能性も大いにあります。「苦しかったことを乗り越えた」ことによるメンタリティや対ハードシップスキルも身につくかもしれない。
私はこういった、後から続く副次的収穫も「プラスの時間」として定義します。これが、巷でよく聞く「苦しかった経験だって役に立つじゃないか」の時間帯です。
時間軸を混同してはいけません。
「その一瞬一瞬で時間を定義する」のです。
そして、「時間損益 = プラスの時間の濃度(喜びの強さ)x総量(どれくらい持続するか) - マイナスの時間(苦しみの強さ) x総量(同上)」を最大化することが人生のゴールです。
では、このAさんがT大学に落ちていたらどうだったか?
それは、その後のAさんの感じ方によります。T大学に落ちて、滑り止めのW大学に行ったとしましょう。その後のAさんの心持ちのパターンは以下です。
①T大学に落ちたとはいえ、W大学で自分なりに頑張って生きる
②T大学に落ち、不貞腐れながら一生を終える
①の場合も、少なからずT大学への劣等感は拭いきれないと思います。
一方、W大学で悔しさをバネに高校時代のコストの時間を、大学時代や社会人で収穫の時間を作り上げて挽回しているパターンです。挽回した結果、プラスの時間がマイナスの時間を上回ったならば、それはその人にとって幸せです。
②の場合はどうでしょうか。「第一志望に落ちた」ということを引きずって心の精神衛生ぐちゃぐちゃなまま生きてしまった場合、高校時代のコストの時間+大学以降もマイナスの時間を重ねることになり、たまにプラスの時間があったとしても、言うまでもなく差し引きはマイナスです。
結果として何かイベントが発生した時に、その瞬間の感情も大切ですが、「その後からどういう気持ちで人生を過ごすのか」にも焦点を当てるべきです。むしろそちらの方が大切です。
強盗に入って得た金を、その後一生かけて使って幸せでしょうか?
普通の感覚では、絶対に幸せを感じることはできないはずです。
繰り返します。私は、苦しい・悲しい時期("損・コスト・マイナス"の時間)と、幸せな時間("益・収穫・プラス"の時間)の差分の総計を最大化する事が人間のミッションだと信じています。
「あなたにとって」の益の時間は何でしょうか?
反対に、損の時間は何でしょうか?
これらを意識できているでしょうか?
損の時間をできる限り減らせているでしょうか?
あなたの時間は有限です。
自己満足Maxで人生を終えられるよう、考え続けましょう。
今後も引き続き時間についての気持ち悪い考察は続きます。
BenBen
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↓さあ、時間について考えようシリーズ
↓私は誰?この気持ち悪いnoteが始まったきっかけ