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7月

瞬く間に7月になっていた。

6月下旬は仕事ででかいバグを生み出してしまったり、
経理(システムに関する)をうまく回しきれなかったり、
かなり苦い思い出が募ったタイミングで、
気がついたら7/7か…という感じである。

7月というと、七夕のようなロマンティックなイベントや、
夏休みが始まる時期であったり、とても好まれる月だと思う。

そんな自分も、7月というのはとても思い出に残っている月だったりする。

夢を諦めた月は7月

7月に関して一番最初に思い出すのは、高校3年生の7月で、
ゴルフを辞めたタイミングで、かつ受験勉強をしようと思った月だった。
初めてかつ最大の挫折である。そして以降も7月に挑戦しては、挫折をし続ける。

7月は、引退に関する年ということもあり、挑戦の機会が増えるんだろう。
だから自分の場合大体の挑戦は7月に行われて、そして大体失敗してしまう。

ここ直近も、台湾に来て、英語を聞き取れないことに苦労した。
同僚はみんな優しくフレンドリーで、ほとんどの人は第二言語以降である英語で喋りかけてくれる。英語が苦手と言っていた人もいたら、それでも英語で1on1をしてくれたりした。

この「相手が寄り添ってくれているのに、自分は応えられない」とか
「コミュニケーションのウェイトが多い仕事が前に進まない」みたいな状況は自分にとって悔しすぎて、挫折とまでは言わないけど、嫌な夢として出てくるくらいには重大テーマだったし、悩みの一つだった。

英語を克服したのも7月

最近同僚と飲んでいた時に、「来た時から比べて、だいぶ英語上手くなったな。発音も普通に良いと思うよ」と言われ、感動した覚えがある。

この前、一緒に語学を勉強している唯一の友達(先輩?)にバドミントンに誘われ、以下のメンバーでバドミントンをした。

  1. 友達

  2. 友達の彼氏

  3. 友達の妹

  4. 友達の彼氏

正直、彼氏に挟まれて内心気を遣った。(彼氏sは良い人たちだった。)

ただ、帰り際に友達に
「君のおかげで日本語を楽しく学べているよ。ありがとね!」と言ってもらえた。(本当はもっと具体的に感謝を伝えてくれたんだけど、感動しすぎて忘れた。)

この2つがどれほど嬉しかったことか。
その場では謝謝〜😆といってバイバイしたけど、帰り道めっちゃ泣いた。

というのも、そもそも頑張ったことがちゃんと報われることなんて本当にレアだと思っているのと、

外国語学習は自分にとって、最もハードルの高いものの一つだった。おおよそ不可能だと思っていた。それでもできたという実感が、とても嬉しかった。

日常にこういう些細な良いことが一つでもあれば、
毎日頑張っていけるなあと思った。

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