一カヌーガイドが「どうみん割」を終え切に願うこと
【北海道体験観光推進協議会】が行っている、北海道知事認定の「北海道アウトドアガイド資格制度」。
その資格を保有するガイドが在籍する各カンパニーに割り振られた「どうみん割」は7/10から始まり、先日予算に達した。
事務作業が増えて煩雑だった、とかは置いといて、とにかくお得でした。
まずは数字を御覧いただきましょう。
ーーーーー【各ツアー料金】ーーーーー
①SotoCafe カヌーツアー
【通常価格】大人8,500円 小学生5,000円 幼児2,500円
【どうみん割価格】大人5,500円 小学生3,000円 幼児2,500円
②体験カヌーツーリング
【通常価格】大人6,500円 小学生4,000円 幼児1,500円
【どうみん割価格】大人3,500円 小学生2,000円 幼児1,500円
③千歳川半日ダウンリバー
【通常価格】 大人10,000円 小学生5,000円 幼児2,500円
【どうみん割価格】 大人5,000円 小学生3,000円 幼児2,500円
④千歳川1DAYダウンリバー
【通常価格】大人18,000円 小学生10,000円
【どうみん割価格】大人13,000円 小学生5,000円
⑤カヌー塾
【通常価格】お一人様14,000円
【どうみん割価格】お一人様 9,000円
⑥団体カヌー
【通常価格】お一人様4,500円
【どうみん割価格】お一人様2,500円
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安いから来る。割引率でツアーを選ぶ。
動機は何であれ、カヌーが身近になるのは嬉しい。
始まりはそれでも良い。
きっかけになれば幸い。
元々、かのあが始まった10年程前、なおき氏は
「道外より道内、札幌(なおき生誕地)の人にこそ来てほしい、知ってほしい。自分も知らなかった支笏湖の素晴らしさ。カヌーの面白さを。」
と言っていた。
コロナがどうとか関係なく、今のぼくも思うところである。
10年ほど前(正確には9年前)のぼくは、夏だけ支笏湖にやって来るよそ者でしかなく、その感覚はイマイチよく分からず「ふーん」程度であった。
マイクロツーリズム。
灯台下暗し。
日本のアウトドア大国・北海道。遊びが身近。素敵なフィールドも数多い。
故に、「遊び」に対価を支払うという感覚は希薄。
開拓、DIY精神に長けているため、自分たちでできる方が多い。
でも、だからこそ、その土地に暮らすアウトフィッターを利用してみてほしいのだよなあ。
その場所を通り過ぎる人(10年前のぼく)と、そこに暮らす人(今のぼく)の景色はまるで別世界。
つまり、同じ場所にいながら、異文化を味わえるわけで。
‥つまり、「旅ができる!!!」と思えば、正規料金も高く感じないのでは?
遠くに行きにくいおかげで、近くのお宝を捉え直す良い機会になることを、切に願う一カヌーガイドの雑感でした。
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