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僕がDjangoによるバックエンド開発に関わった音声メモアプリがサービス公開した話 #43

前置き(忙しい方は飛ばしてください)

noteのみなさんお久しぶりです。おかげさまで、noteで書いた記事を読んだという方々からお仕事をご依頼いただけたりして大変感謝しているべナオと申します。

久しぶりの投稿なので簡単に自己紹介すると、最近はGPT-3 (生成AIのAPI)を使ったWebアプリケーション(Django)開発や、それを解説した技術ブログの寄稿を主にやらせていただいております。

というわけで複数のWebメディアで書かせていただいている都合上、読者さんが混乱しないように、投稿するメディア毎に記事のジャンルをはっきりと分けていこう考えています。

そこでnoteではプログラムコードを掲載して解説するような、既にある程度の実績のあるエンジニア向けの技術ブログではなく、私のエンジニアとしての日々の働き方をお客様の不都合にならない範囲で公開するという形で書いていこうと思います。

想定する読者さんは、以下のような方です。

・「Pythonエンジニアの働き方に興味がある」
・「Pythonエンジニアの普段見れない裏側を知りたい」
・「暇つぶしにべナオの記事でも読んでみるか」

もちろん無料記事なので何の責任もありませんし、恐らく僕の働き方は少々特殊なので多くの方にはそのまま転用できるものではないかもしれません。すぐに気が変わって、誰も聞いたことがないようなマイナーなPythonライブラリのコードを書き出したりする可能性も十分あります。気が変わりやすくてすみません。

ちなみにPythonコードが読みたくてこのアカウントにたどり着いたという方は、ぜひ過去のnoteや僕のTwitterをご覧ください。

それでは今回は約1年前に僕が依頼を受けた、Djangoアプリケーション開発の話をします。

忙しい方向けのまとめ

①noteでPythonの記事を3年書き続けていたらネットで依頼が来るように
②一度も顔を合わせたことのない人と一緒に仕事ができる
③音声メモアプリの紹介

1. noteでPythonの記事を3年書き続けていたらネットで依頼が来るように

このアカウントの最も古いPythonコード解説noteはどれなのかと探してみると、上記のものになります。これは4年前に書いたことになっています。正直もうそんなに前のことなのか、と驚きます。

それからも自作のプログラムを中心に、技術ブログを数ヶ月おきに書いてきました。ほとんどのnoteは無料で、自分の知識の整理やSNSを介しての他のエンジニアの方との交流を目的として地味に続けてきました。

知り合いのバーを借りて、エンジニア向けの交流会を開いてパスタを自分で作ってお客さんに出していたりもしました(料理は今でも好きです)。

そんなこともあってTwitterで少しは目立っていたのか、IT系の方にフォローされることが増えていきました。そこでこんなことを思いついたのです。

「これだったらネットで仕事を受ける窓口さえあれば、実際にお仕事が来るのではないか?」

実際に窓口を作ってみました。もちろん、作ってからしばらくは閑古鳥が鳴いていたのを覚えています。

やることがなくて暇な時は、このツイートのように料理でもしながらひたすら待ちます。必要な準備をした後は、「待つ」のも仕事のうちです。

するとある日、こんな依頼がやってきます。

切実な依頼

どうやらDjangoを使った新規サービスの開発を1人でしていて、苦戦しているとのこと。なかなかの勇者ですね。脱サラして始めた、みたいな感じでしょうか。気持ちがわからないわけではないので、詳しい話を聞いてみることに。

どうやら手伝える部分がありそうということで、一部の機能開発を受けることに。

個人で仕事受けるなら見積もり作成は必須スキル


詳しい機能開発の様子はここでは公開を避けますが、マイクで音声を入力して、Googleの音声認識APIでテキストに変換する機能を主に担当しました。

僕の働き方は、主にこういったやりとりの連続で構成されています。もともと趣味ブロガーだったので(アフィリエイトは手を出したことがありませんが)、マーケティングの知識が多少なりともあったことを活かしてみた形ですね。

このネットを介してラフに仕事を受けるやり方のメリットは、そのままなら出会うことがなかったような方々と一緒に、今までやったことのないような仕事ができることです。こういった仕事で得た知識や経験をもとに、記事を書いたり新しい技術を触ったりするきっかけにすることも多いです。

2. 音声メモアプリ「声に線を」の紹介

それでは前章で出てきたアプリを紹介したいと思います。期間限定で無料で利用することができるそうです。このnoteを通じてアプリの登録者が増えても僕にお金が入ることは特にありません。

開発に関わった者として、「このサービスが広まったらどうなるんだろう?」という単純な興味から紹介をしています。もちろんこのnoteのおかげで利用者が大幅に増えることがあれば、僕が褒められたり次の仕事がもらえるかもしれないので皆さんぜひ!!

デバイスのマイクで簡単にメモが取れる

アプリ画面の空白をマウスで長押ししながら声を出して入力します。(ブラウザからマイク入力の許可を確認されたら許可してください)

メモした文章の関係を矢印で表したり


編集も直感的にマウスでできる

使用実績としては、自分の技術ブログで文章以外にシンプルなチャート図が欲しい時に使ったりしています。下のような感じです。音声で各要素を入れた後は、ドラッグ&ドロップで位置の整理と矢印を引くのが直感的にできます。

これはWebアプリフレームワーク(Django)のアーキテクチャ図

Twitterのスペースで一度運営の方と話した時のことですが、面白い使い方としてはポケモンなどのオンライン対人ゲームで対戦の状況をキーボードを使わずに行う、などもありますね。

記事やSNS投稿のアイデア出しにも使えると思います。僕も技術ブログのネタに困った時はこのようなアプリにひたすら書き込むようにしています。継続的に記事を書いているとタイピング疲れも発生してくるので、慣れてくると意外と楽です。

仕事でキーボードを叩くのに少し疲れたという方は使ってみてはいかがでしょうか? 

スキやコメント欄への感想がもらえると次回の投稿が早くなるのでぜひぜひお待ちしていますm(_ _)m


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