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【スト6】今更ですが豪鬼です

またしても格ゲーの話です。スト6の話です。

24年5月22日、豪鬼がリリースされました。皆待ち望んでいたらしく、当初はだいぶ豪鬼使いが増えました。まぁね、基本的には道着キャラで、全体的に火力が高い、攻めが強いキャラというイメージがあります。今回もリリース前からその傾向ということ、また体力が少ないというのも合わせてアナウンスされており「強い」と予想されていましたので、飛びついたという感じでしょう。自分としてもケンを使ってもいたし、これまでの格ゲーでも道着キャラは基本ですからね、早速触ってみました(本当はA.K.I.も使いたいんだけど後回しになってる…)。
(※6月26日、ベガがリリースされてしまいました。なのでそちらに乗り換えている方も多いですし、そちらのほうが需要があるんだろうなとは思いますが、6月はDTMに精を出していてこちらをまとめる時間がありませんでした。ベガは現在バグレベルの強さなので、なにか動きがあったらまた考えます。とりあえずまず豪鬼をまとめますね)

強い

もうこのひと言に尽きますね。攻めがエグい。火力も出る。場合によっては一瞬で試合が終わります。P(パーフェクト)勝ちすることもしばしば。とにかく展開が早くなり、ハマったときの爽快感と言ったら尋常じゃありません。春麗も爽快感は強いですが、なんか豪鬼だと「悪いこと」してるみたいで心の中学生が騒ぎ出します。

とは言え、皆がそれを実感できているかと言うとそうでもないのかな。使っては見たけど、上手くいかないという人も割といそうな雰囲気です、これまで対戦してきた実感として。自分としても、紙装甲なので逆にP負けすることも結構ありますし(笑)
あと同じ道着キャラと言ってもケンは操作が結構難しい。リュウは、じりじり我慢比べから相手の裏をかいて一発当てて勝つ、みたいな根性の必要なタイプ。ルークは同じ道着で強いと言っても通常技に若干クセがあるし、やっぱり高いコンボは難しい。色々調べながらやってても道着をうまく使えないという人も多そうです(自分もルークは難しくてうまくならないです)。そんな中に豪鬼、これは「高性能道着キャラ」です。実はやれることが非常に多く、何をどうしたらよいのかわからなくなってしまいそうですが(実際ストVでは自分もそうだった)、高性能な点を押し付けてしまえばそこまで難しくない。ストVはもう少しゲームスピードが速く、その点でも操作が難しかったんですが、スト6の方がだいぶ簡単です。だからおっさんのこの私でもできた。
そんな感じですので、ちょっとやってみようかなという方、また豪鬼でひとまず勝ちたい!という方向けに、”高性能の押し付け方”をまとめてみたいと思います。ま、自分用のメモでもあるんですが、やっぱり。

まずコンボ

まずコンボを覚えましょう。通常技とかあとでいいです、何ならコンボに使う技しか使わないまであります。箇条書きで行きますよ。

  • 文中表記は「>」がキャンセル、「足」は足払い(下段・しゃがみ=屈)。TCはターゲットコンボのこと。各コマンドはゲーム内コマンドリストか公式サイトを参照してください。

  1. 屈強P>弱竜巻:ここから強足(①)または強昇龍 ①が本命、端だと強竜巻(②)も入る

  2. 金剛灼火コンボ:どれも立/屈いずれも入る

    1. 弱P>弱金剛>P ダウンしないので攻め継続の択がかけられる

    2. 中P>中金剛>P 中PTC始動のほうが高ダメージ、咄嗟に出ると◯

    3. 強P>強金剛>P 端だとさらに強竜巻等で追撃できる

  3. インパクト(DI)関連

    1. 壁当て・ヒット共通:前強PTC2段止め→強竜巻 ※遠いと入らないので弱昇龍に代える。注意!

  4. 昇龍ガード時

    1. 立強K(2発)→屈強P>強金剛>P(さらに>SAでもよい)

とりあえずこの4(というか6)つを覚えとけばOK。応用は後で。

ドライブラッシュ(DR)から

ここで取り上げるのはキャンセルラッシュのことです。生ラッシュはちょっとまだよく使い所がわかってないんで…

  • 中足>DR→屈中P→屈強P始動コンボ各種 後で触れますが、起き攻めのためには1の弱竜巻コンボにつなぐのが本命。応用はまた後でね。

ひとまずは中足ラッシュからは屈中P→屈強Pまでつながるよってことと、そのタイミングが分かれば十分です。

起き攻め

コンボが入ったあとの起き攻め、言うたらセットプレイです、これを覚えましょう。中央と端のパターンは1つずつみたいなもんなので、その判断ができればおのずとコンボ選択も決まってきます。

コンボ①の後

  1. ジャンプ:最速前ジャンプして、強P/K。相手がリバサ無敵技とか出してもガードが間に合う所謂「詐欺とび」です(昨今は「安全とび」というみたいですが、何だか鳶職っぽいよなぁ、字面が…)。これはめちゃくちゃ強いので、基本これを狙っていきます。ちなみに相手が知っててきっちりガードしてきたら、そこからちょっと歩いて投げもよく通る。二重に強い。さらに、あえてすかし投げorすかし下段(小足→屈コパ→立弱K>強昇龍)というクソ択もあります。

  2. 投げ:前ステ×2回→投げ。相手が遅らせグラップをしてくるようなら、足の速い豪鬼はシミーもできる(最速投げには負けます)。

端で強竜巻〆(②)の後

  1. 打撃1:立中K空振り→立中P 最速だとスカります。持続で当てようとすると1F遅らせる必要あり。体感だとジャストくらいかな。最速なら中足空振りでもイケるかも。中PヒットしてたらTC>中金剛コンボでループできます。

  2. 打撃2:毎回立中K空振りだと警戒されるので立中P空振り→後強Kも見せたほうがいいでしょう。でキャンセルOD波動入れ込み。これならガードされても微有利(+2)です。そこから投げに行ったりとか図々しいムーブが可能。問題はゲージが2本必要なこと。

  3. 投げ:打撃1と同様立中K空振りから。中足空振りだと多分重ならないので、その意味でも立中Kを見せたほうがいい気がする。

  4. シミー:投げを見せておく(グラップされても良い)と通りやすくなる択かなと。無敵技ブッパにも勝てるので選択肢に入れておきましょう。

  5. :クソ択。次の通常投げ後を参照。タイミング似てます。

投げ後

  1. 通常投げ:前ステ→立中K/屈中P 立中Kは>強Kの中段TCがガードさせて▲3(確反なし)なので、ずっとこっち擦ってもいいかも知れない。画面端なら阿修羅閃空>朧で暴れ/グラ/DI/パリィを吸えます(タイミングだけムズいので要練習)。

  2. 後ろ投げ:その場受け身なら前強Pが重なる(→TC)。後ろ受け身なら何も届かない。波動を撃ちたくなるけどSA3とかで簡単に抜けられますのでやめよう。

その他

大足後:前ステ→立強Pが持続で当たるが、最速だとスカってしまう。何故だぁ!ヒット確認できれば金剛コンへ。

立ち回り

ダウンを取れたときに強いのはわかった!でもさ、どうやって技当てるのよ!?とお思いでしょう。そうです、なので技を当てるための「立ち回り」を覚えましょう。

豪波動拳

何と言ってもまずはこれ。飛び道具を持ってる所謂「弾キャラ」の中でも、豪鬼の豪波動拳はとんでもない強さです。発射タイミング、弾速のバリエーションがありすぎるのです。
弱/中/強/ODと4段階の強度で弾速が変わり、更に各々溜めが3段階。12種類持ってるようなものです。弾の牽制にジャストパリイしようと思っている相手を翻弄して、ドライブゲージを消費させることができます。で、それを嫌って動いて(飛んで)きた相手を昇龍拳などで迎撃するというわけ。道着キャラの『波動昇龍』というやつですね。でも実際問題波動昇龍はできなくとも、弾速で惑わせるだけで勝手に当たってくれるケースも多いので、相手のスキを見つけてどしどし撃っていきましょう。
基本は弱溜め(2)、強で揺さぶる。合間に弱の溜めなし、中や強の最大溜め(3)を適当にばら撒いて行くと、パリィしきれなくなってこちらに寄ってくるので、こちらはしめしめ、といったところです。それまでにドライブゲージや体力を減らしておくことが出来ればおそらく相手は焦っている/イライラしてるので、こちらの思う壺というわけなのです!

置き技

本命の中足を通したいんですが、豪鬼はリーチが短いので無理に差し合いしても負けてしまうことが多い。なのでまずは波動拳、そして相手の動きを止める技振りでイラつかせましょう。前中K、立弱Kあたり。たまに前強Pを狙ってもよいです。ヒット確認から>前強P>強KのTCを決められればなお良い。立強Pもリーチ長いし強いんですが、ちょっとスキが大きいので差し替えされるリスクが割とあり、メインに使うには難しいですね。使う場合は先っちょを当てて、弱波動を入れ込んでおくのが無難かもしれません。

これらと波動拳の前後揺さぶりで相手がイライラ、足元がお留守になってるっぽいぞと睨んだらいよいよ中足を差しに行きましょう。

斬空波動拳

波動拳で揺さぶっても、相手も弾持ちだった場合、対抗して弾を撃ってこちらを飛ばそうとしてきます。そんなときに空中からの弾を見せることで相手の行動を制限できるのが斬空波動です。これで「飛ばせて落とす」を簡単にはさせないようにして近づきましょう。ただし、斜め上方向に強い対空を持ってくる相手には効きづらいので、なるべく相手の足元あたりに落ちるようにしましょう。そうすれば簡単には抜けられません。うまいこと相手を立ち止まらせたり下がらせたら、その隙に前進します。なんなら前ジャンプからしか出せないのだから、ラインは勝手に上がります。潰されなかったらしめたものです!

中足

さていよいよ本命です。ここからキャンセルラッシュでコンボを狙うやつです。ヒットしてたら屈中P→コンボ①(屈強P>弱竜巻)が入ります。そこから起き攻めです。ただこれ、発生8Fでしかも結構短いので過信してはダメ。密着状況で出しても潰されます(自分はよくやっちゃうんですが)。密着では立中Pにしておくと幸せなことが多いです。次点で屈中Pですかね、ラッシュ仕込みしても良いし。
ちょっと脇に逸れましたが、そう簡単にヒットするとは限りません。ガードされたらどうするか→投げに行きます。またラッシュ直後はとりあえず屈中Pを癖にしておいてもよいです。そこからも投げに行けます。でもそればかりだと抜けられてしまうかもなので、立コパでちょっとタイミングをずらして投げ、これも効きます。

あとは、踏み込んで中足→ガードされたら一歩後退…つまりシミーですね。投げスカまたは上段技空振りが出てたら再度中足>中金剛。カウンターになれば強金剛まで繋がります。とりあえずこれでダウンをとって、前ステ→屈中Pとかでプレッシャーをかけ、再度中足を狙っていくという寸法。ただ、シミーは中足大足とかには負けます。とは言えそれまでキャンセルラッシュを見せておけば…いや見せなくても大体それが来ると思って警戒してる相手には効きますね。

その他崩し

中足警戒でしゃがみガードし続ける相手には立中Kタゲコン(中段)、中足や屈中P>弱百鬼(>P派生または下派生でスカし投げまたはスラ)、一発触って低斬空など。あとは投げ。投げるゲームなんで。

応用コンボ

基本コンボはできるようになっていると思いますが、状況によってはさらにダメージを伸ばしたりできます。全部じゃなくていいので、できることを増やしておくと勝ちに繋がりやすくなりますので、練習しておくとよいでしょう。て言うかここにあるのは私がやってるやつだけですので、調べればもっと強力なコンボがあると思います。あとはトレモで自分のやりやすいコンボを調べておくことも大事なので、その参考になればと思います。

  1. 竜巻コン:リーサルで狙おう

    1. OD竜巻→中昇龍

    2. 弱竜巻→弱昇龍>SA3 なぜか弱昇龍が一番高ダメージ(誤差ですが)

  2. 金剛コン

    1. すべてキャンセルSA3まで可

    2. 弱金剛>Pのみキャンセル瞬獄殺可 リーサルに(安いけど)

  3. 端コン

    1. 屈中以上P>OD金剛>P→屈強P>弱波動→強竜巻

      1. →後強K>OD百鬼>豪斬空(2)→弱昇龍>SA3という贅沢コースも

    2. DI壁ドン(壁密着):

      1. 遅め屈強P>弱波動→強竜巻

      2. 屈強P>中竜巻→弱昇竜>SA3

      3. 屈強P>弱竜巻>SA2→後強K>OD百鬼>斬空→強竜巻

        • ノーマル百鬼>K→強竜巻も入る

    3. DIヒット:

      1. 後強K>微溜波動→強竜巻

      2. 屈強P>強金剛>P→強竜巻

    4. DIスタン:垂J強P→屈強P>DR→前強P→屈強P>DR→前強P→屈強P>強金剛>P>SA3(5804)

  4. 昇龍ガード最大

    1. 強金剛1段目→屈強P~4.4と同ルート(6547)

      1. 最後弱金剛>瞬獄にすると一応最大(6554)

こんな感じですかね。基本浮かせて弱昇龍したらスパキャンでSA3が入る、金剛>Pからも同様、これは体に覚えさせておけばゲージ確認してリーサルはできると思います。

終わりに

こんな感じで、とにかく端の起き攻め特に詐欺飛びがめちゃくちゃ強いので、これを押し付けてるだけでもダイヤは抜けられると思います。これ以上はまだ勉強中なので、どうしても書いておきたい事があったらまた別記事を立てたいと思ってます。ベガに負けるな!

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