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—情報を制するものは、介護を制す!ー
Be Mother共同代表の荻野真由美です。


みなさまこんにちは。
Be Mother介護シリーズ6本目となりました。

最初は
「皆さん興味あるのかな?」
と思いながらも

「最近は、友達から介護相談も増えてきたし、
介護って必要なことだし、お伝えしたいな」

という気持ちでスタートいたしました。

noteを書くたびに、
noteに対してのご感想や♡をいただきとっても嬉しいです。

これからも、介護のことをわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

また、何か聞きたいことや取り上げてほしいテーマがありましたら、
コメント欄に入れてくださいね!

これからも皆様のお役に立てるようなコラムが目指していきたいです。 

ケアプランの作成

前々回のnoteでは
介護が必要になったら認定調査を受けて
介護度が決定されることをご説明しました

介護度が決定するとそれに合わせて
介護保険のサービスを計画します

ここで、登場するのが
ケアマネジャーです。

ケアマネジャーは
介護サービス計画(ケアプラン)を作成する専門家です。

ケアマネジャーは計画を作る際に、

  • 利用者の基本情報(年齢やそれまでの生活歴、経済状態)

  • 健康状態、

  • 心理的な状況、

  • 利用者と家族や友人地域との関係性や、

  • 生活環境

などを確認しながら、1週間のサービスを計画します。

また、利用者や家族の「希望」も確認していきます。

利用者の希望とケアプラン

私がケアプラン作成で、最も重要だと思うのは、
「利用者の希望」です。

利用者が、
▶どのように生活していきたい
▶どんなことが好きで
▶何を大切にしていきたいのか
を聞き取っていきます。

また
▶介護の方法
▶家で過ごしたいのか?
▶施設に入りたいのか?
も確認していきます。

その際にはご家族への聞き取り調査もあり、
その際に利用者の考えや思いを、
家族間で共有できているか否かで、
ケアプランが大きく変わってくることがあります。

家族とケアプラン

例えば、家族が

「施設に入るのはかわいそうだ」

と思っていても、
本人は施設入所を希望されている場合があります。

また、利用者本人が認知症などの場合は
家族の意見がとても重要になってきます。

ご利用者の希望が十分にケアマネジャーに伝わり、
ケアプランに反映されるためにも、


普段から、介護が必要になった時のことをお話ししておくことが大事

だと私は常日頃思います。

ケアプランの事例

要介護度2のモデルケアプラン

表のケアプランは要介護度2の認定を受けた方のプランです。

この方は娘さんと同居しています。

毎朝、訪問介護のサービスがあり、
週3回は、デイケアに通うプランです。

他に、車椅子などを借りています。

このプランに沿ったサービスですと、
月額およそ24,000円の料金で利用できます。

これが、一人暮らしの場合だったり、
介護度が異なってくると
当然ながらケアプランも異なります。

そして、繰り返しますが、
ケアプランを作成する時に、
最も大事なのは、利用者の希望や目標です。

まとめ

介護保険サービスを使うためには、様々な手続きが必要です。
普段聞きなれない言葉も多く出てきます。

いざその時に、慌てないように、
少しずつ情報をキャッチアップしたり、
家族の意向を話し合っておくことは、
とても大切だと思います。

なお、本日のコラムに書かせていただいたケアプラン・利用料金については、一つの事例であり、費用についても概算を示しております。

皆様のお住まいの地域やお客様の状態によって異なりますので、ご了承ください。


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