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認定調査|Be Mother介護シリーズ

Be Mother共同代表の荻野真由美です

Be Motherの前回までのnoteの投稿では
介護保険サービスを取り上げています。

今回は、サービス利用の入り口である
「認定調査」を取り上げてみたいと思います。


介護保険サービスを使いたい!

と思ったら

まず初めに、「要介護認定調査」を受けます。

認定調査では、その人の介護の必要度をチェックします。

そして、要支援1から要介護度5まで7段階に認定され、
そのレベルに応じて、
使えるサービスや
保険で賄われる費用が変わってきます。

認定調査とは

認定調査とは
専門の調査員が、
ご本人の自宅(もしくは入院先の病院)行います。

確認する項目は、
「身体機能・起居動作」
「生活機能」
「認知機能」
「精神・行動障害」
「社会生活への適応」
この5項目について決められた質問事項に沿って調査は進んでいきます。

例えば、
「身体機能・起居動作」では、
寝返りができるか?
起き上がりができるか?
視力や聴力は?
などが聞かれます。

「生活機能」では、
食事やトイレに一人で行けるかなど、
生活する上での行動を確認します。

「認知機能」では、
認知症の疑いがあるかどうかを確認します。
しかし認知症の症状は、
初めて会う人では分かりにくいため、
ご家族が同席して普段の様子を伝えることが大事です。

また、これらの質問項目の他に
過去14日間に受けた医療や、
住まいの環境や家族の状況、
現在受けているサービスや施設の利用状況などの
聞き取り調査が行われます。

認定調査当日のポイント!


家族は必ず同席しましょう


介護認定調査当日は、
本人だけではなく家族も立ち会いましょう。

特に、認知症を有されている方は、
調査員の質問に対して、
普段できていないことを本人が「できる」と言ってしまう場合があります。

そのため、家族が立ち会うことで
日頃の様子を正確に伝えることができます。

また、遠方に住んでいる場合も、そのことを伝え、
普段の関わり方を伝えていくことが大事です。

▶質問には正直に答える


調査員の質問に対しては、正直に答えましょう。
控えめに答えたり、
過剰な回答をすると、
再調査になる可能性もあるので、ありのままに答えることが大切です。

▶困り事や心配事はきちんと伝える

質問内容以外でも、
本人や家族が気になっていることは、
特記事項として記入され、要介護レベルを審査する際の判断材料になります。

ですから、心配事や困り事は遠慮なく伝えましょう。
どのような場面で困ったかなど、
普段の様子をメモに残しておくと伝え忘れを防ぐことができ、
調査員も状況を把握しやすくなります。
日常生活の様子を具体的に、正確に伝えられるように気をつけましょう。

まとめ

介護保険サービスを使うためには、様々な手続きが必要です。
普段聞きなれない言葉も多く出てきます。
いざその時に、
慌てないように、
少しずつ情報をキャッチアップしておくことが、
とても大切だと思います。

次回は、認定調査を受けた後
サービスの利用開始までの流れを説明したいと思います!


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